雨の田代山湿原〜尾瀬周辺二日目〜
- GPS
- 05:00
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 622m
- 下り
- 614m
コースタイム
11:30 田代山湿原
11:45 弘法大師堂(休憩)
帝釈山方向に下りてオサバグサの群生鑑賞
12:45 田代山湿原
13:00 下山開始
14:30 猿倉登山口
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※http://www.h4.dion.ne.jp/~yamataro/tasiro-atama.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
※桧枝岐村からは木賊温泉、湯の花温泉を経由して登山口まで11kの林道を入って行きます。 舗装路〜砂利道を進み、落石注意の看板を何個も見ながら進みます。 林道自体は悪くなく、道幅広い個所もあります。 トイレのある駐車スペースの上に登山口のある駐車スペースがあります。 ツアーバスも停車していました。 ✿猿倉登山口〜小田代 橋のかかった小沢を進み階段状の急な登りに入ります。 雨のためどろどろな個所もありますが泥濘の酷い道は歩きやすいように材を置いています。 岩場も多少あります。 花が咲いていて目を楽しませてくれます。 ゴゼンタチバナがとても多いです。 マイヅルソウ、ギンリョウソウ、ベニサラサドウダン等 ✿小田代〜田代山湿原 小田代はちょっとした湿原でヒメシャクナゲ、コイワカガミ等が咲いていました。 小田代から山頂湿原まで岩場の多い道になります。 ロープ個所も何箇所かあります。 ✿田代山山頂湿原 一方通行でぐるりと廻るようになっています。 ガスのため、眺望は残念でしたが湿原の花たちが素晴らしかったです。 タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、コイワカガミ、ツマトリソウ、オノエラン 終わりかけのチングルマの群生 など 苔の種類も豊富で湿原の雰囲気も変化して面白いです。 ✿弘法大師堂 広いスペースではありませんが、弘法大師像が祀られています。 別棟のトイレは土足禁止です。 ✿オサバグサの群生 馬坂峠付近は3日前の大雨で散ってしまい見頃は過ぎたとのこと。 田代山〜帝釈山の鞍部の群生個所は ほんの一部しか見ていませんが群生が樹林帯の奥にまで広がって綺麗でした。 暗くてピンボケ気味で写真には綺麗に映っていません(/_;) ♨仙台に戻る途中 きらら289に入浴しました。広くてきれいです。 ※http://www.sayurinosato.co.jp/289/ ☆大内宿でそばを食べる予定が5時で閉店していたので残念ながら食べられませんでした。 ※http://www.misawaya.jp/m_01.php ☆余裕があれば昭和村のお豆腐のお店にも行きたかったのですが 時間がなくて寄れませんでした。 ※http://aobato.jp/tenpo.htm |
写真
感想
前日の夕方から激しい雨
テンション下がります〜(/_;)
尾瀬沼では何とか曇りでお天気は持ったものの
帝釈山・田代山のオサバグサ鑑賞デーなのに何故に雨!?
Springさんのメールによると早朝馬坂登山口に向かうらしい。
同じルートを辿るのだから時間差はあれども
どこかでお会いできるだろうと思っていました。
七入山荘のおかみさんのお話によると
馬坂峠のオサバグサは19日の大雨で散ってしまったそうで
帝釈山と田代山鞍部のオサバグサの群生はまだ大丈夫ということでした。
馬坂峠から行くより
猿倉登山口から登った方が花がいっぱいあると勧められたので
急遽、変更して猿倉登山口から田代山へ向かう事にしました。
登山口を変更したことをSpringさんにメールで伝え
田代山のどこかで出会う事を信じて桧枝岐村を出発しました。
木賊温泉、湯ノ花温泉を経由し林道に入って進み、
やっと登山口に着いた時はすでに9時を回っていました。
ツアーバス、全国区の車のナンバー10台以上は停まっていました。
激しい雨が治まるのを待ちようやく出発です。
最初は階段状の急登ですが整備されていて歩きやすいです。
樹林帯の中を進むので林床の花々を見るのがせめてもの楽しみ。
雨に濡れて花の艶も葉っぱの緑も生き生きしています。
ゴゼンタチバナは尾瀬周辺ではとても良く見かけます。
マイヅルソウ、そしてギンリョウソウが湿気に勢いづいてあちこちに顔出しています。
顔を上げるとベニサラサドウダンがいっぱい数珠成りに咲いていて
スノキもコヨウラクツツジもたくさんありました。
小田代はちょっとした湿原です。
ここから30分ほどで田代山の湿原に出て一気に視界が開けましたが
ガス靄の幻想的に雰囲気の中、登山者のカラフルなレインウェアやザックが遠くに霞んでしました。
山頂湿原はとても広くて咲いている花々を見ているのに飽きません。
タテヤマリンドウがとても綺麗なロイヤルブルー。
ヒメシャクナゲがあちこちに咲いていて
これを見ていると哺乳類の胎児のように思えてなりません(~_~)
コイワカガミのフリルと胎児のようなヒメシャクナゲ
コバイケイソウのニョロニョロとほわほわしたワタスゲ
(雨でくたっとなっていましたが)
オノエランの清楚な白と珍しいピンクのツマトリソウ
チングルマの大群生は感動モノでした。
池塘と豊富なコケ類の絨毯に湿原の花たちは咲いています。
まだ初夏ですがチングルマはもう終わりかけているし
キンコウカやイワショウブの前年のドライフラワーが残っていました。
たくさんの方々が避難小屋付近で休まれている中
やっと弘法大師堂でSpringさんに会えました。
大漁旗の笹かま(高いんですよ)とサクランボ(これも高いんですよ)を
娘の分も二人分頂いてしまいました(^^ゞありがとうございます<(_ _)>
こちらで差し上げられたのは
スイートスポットの出たバナナと飴とドライ梅とショウガの安いおやつばかりでした。
※うちの娘がささかまとサクランボのお礼を申しておりました。
そしてきれいなお姉さんだね〜とも話していました(^_-)-☆
さてお目当てのオサバグサをまだ見ていない!
Springさんとオサバグサの群生スポットを歩きながら写真タイム。
林床の奥にずっと咲いている様は初めて見ました。
オサバグサの咲いているさまはどうしても修行僧のもつ錫杖に見えてしまいます。
弘法大師がこの山を訪れた時、同じようにオサバグサを見て錫杖のように思ったでしょうか?
雨の中の暗い樹林帯ともあってカメラで撮ることピンボケばかり。
咲きざまを写真でうまく伝えられたらいいな〜というものだけアップしました。
時間も遅くなるので
ちょとだけオサバグサの群生を楽しみ
馬坂峠に戻るSpringさんとも別れて、こちらは猿倉まで下山です。
途中、雲が晴れてきたりまたかかったりの繰り返しですが
下山するにつれてお天気が良くなってきました。
そして
このお天気に合わせて登って来られる方もたくさんいました。
登山口から二時間で登れるというアクセスの良い?山ですから…(*^_^*)
仙台に戻る途中の楽しみは
大内宿でのねぎそばと昭和村のお豆腐屋さん。
今回どちらも時間がなくて食べる事ができませんでした(涙)
山か観光かどっちかに絞った方がいいですが
また尾瀬周辺に来ることにしているので(笑)
次の機会に楽しみは取っておきます。食べ物の欲はさらに強くなりますね〜(^^ゞ
お天気はやっぱり梅雨空みたいだったようですが、Springさんとお会いできてよかったですね
僕の場合はkiyoshiさんと同じ山域を歩いてもカスリもしませんでしたからね
雨に濡れた花は色が鮮やかで心和みますね
ソースカツ丼、秋田に居るとあまり見なくなりました
昔いた山梨ではカツ丼=ソースカツ丼だった事を思い出しました
新潟もソースカツの方が一般的だったような‥
あちらはそう言えば、卵とじるのは「煮カツ丼」と別の呼び名だったような気がします
この日が雨じゃなかったら、お会いできなかったかもしれませんよね。
雨しのぎにしばらく休んでいましたし、小屋の中だったから会えたのだと思います。
さらに、私がもう少しせっかちだったら、すれ違いになっていました
お嬢様によろしくお伝えください!
また今度大漁旗の笹かまを持っていきますので
チングルマの群生は、見頃の時にも来てみたいですよね!!
それにしても、写真アップの枚数がぴったり同じですね
私は500枚から選びました〜
私は翌日、檜枝岐の裁ちそばを食べましたよ
それから、南郷のヒメサユリも見てきました〜!
でも予定より遙かに時間オーバー。
あの界隈は、じっくり観光したい場所でもあります。
雨だったので無理をしないでゆっくり歩き。
帝釈山を諦めて田代山だけに絞ったので
springさんに会えるかどうかもわからないままでしたが
笹かまとサクランボの気配に
引き寄せられていったようです
ソースかつ丼
ご飯にキャベツの千切りととんかつにソースを絡めただけのようですがソースが旨いです
全国どこにでも似たようなメニューはあるようですね。
新潟でもあるんですか?
美味しい誘惑がご当地で待っていますね
もう食べレコになってしまいますよ〜
雨の中の山歩きは疲れましたね〜
きっとSpringさんはゆっくりと廻っているだろうと
自信を持って猿倉口から登りましたよ
写真のアップ枚数偶然にもいっしょでした。
200枚程度から選びました。
ホントにおいしい笹かまご馳走様でした
ヒメサユリは群生していましたか?
南郷村と昭和村の間の駒止湿原も行ってみたいし
尾瀬周辺もゆっくりと時間をかけて歩いてみたいです。
まだ尾瀬ヶ原のメインストリートも歩いていない…
そばとお豆腐、未練が残っているので一人でも食べに行きたい〜
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