尾瀬と武尊を結ぶ分水嶺 鳩待峠〜笠ヶ岳〜坤六峠〜西山〜田代湿原(ホワイトワールド尾瀬岩鞍に下山)


- GPS
- 10:24
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:15
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は締まっており登山靴で歩いた.鳩待峠からオヤマ沢田代までは明瞭なトレースがあり問題なし.笠ヶ岳の登りは急でアイゼンとピッケルを使用した.山頂近くは灌木のやぶ漕ぎになる.笠ヶ岳の下りは雪がなく登山道を下った.笠ヶ岳までは歩いた痕跡があったが,昨日降った新雪もありかなり不明瞭になっていた. 笠ヶ岳から先に歩いた痕跡はなかった.部分的に軽度のやぶもあったが,ほぼ雪上を歩けた.西山から少し笹やぶが出てくるが酷くはない.田代湿原からの下りは途中,2箇所の渡渉があり靴下を濡らさずに渡るのに苦労した.江戸沢沿いに雪の斜面をトラバース気味に下るとホワイトワールド尾瀬岩鞍に行く道と交差する.この道を左に下ると江戸沢を橋で渡りゲレンデへの登りになる.後はゲレンデの車道を駐車場まで下った. |
その他周辺情報 | 下山後,寄居山温泉ほっこりの湯で入浴(550円). |
写真
感想
最近は東日本の中央分水嶺から分岐する稜線(分水嶺)を歩いている.今回は至仏山から武尊山に続く分水嶺の前半の部分を歩くことにした.この分水嶺はいずれも利根川水系なので小さな分水嶺と言える.笠ヶ岳までは登山道があるが,笠ヶ岳の少し先から坤六峠,西山,田代湿原までの分水嶺に道がなく,快適に日帰りで歩くには残雪期に限る.
連休中の鳩待峠の乗合タクシーの始発は7時50分とのことだったが,登山者が集まると随時出発していた.感染の影響で登山者は少ない.
オヤマ沢田代で至仏山に向かう登山者と別れ笠ヶ岳に向かう.この先,登山者とは会わなかった.笠ヶ岳まで歩いた痕跡はあったがほぼ消えていた.笠ヶ岳の稜線沿いの登りは急でピッケルとアイゼンを使用した.山頂直下は灌木のやぶで苦労した.山頂から南側に下る稜線は急で心配したが,雪がなく登山道が出ていて楽に下れた.坤六峠は除雪されているが5月下旬まで通行止めとのこと.ここに3台あった除雪車の間で風を避けカップ麺を食べた.西山付近から笹やぶが出てきたが田代湿原付近までほぼ雪上を歩けた.
田代湿原からの下りの2ヶ所の渡渉は雪解けで水量が多く少し苦労した.江戸沢本流の渡渉は難しいが,事前にGoogle Earthでホワイトワールド尾瀬岩鞍に向かう道の江戸沢にかかる橋を確認していたので問題なく渡れた.ホワイトワールド尾瀬岩鞍の駐車場に着いた頃から雨が降ってきたのでバスに乗る計画を変更しタクシーを呼んで戸倉まで戻った.
ここから北に向かう中央分水嶺:
尾瀬の中央分水嶺 至仏山〜1668m峰〜1630m鞍部
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1354918.html
尾瀬の中央分水嶺 鳩待峠〜至仏山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1354915.html
ここから東に向かう中央分水嶺:
尾瀬の中央分水嶺 鳩待峠〜アヤメ平〜白尾山〜大清水平
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1347355.html
ここから南西に向かう分水嶺:
尾瀬と武尊を結ぶ分水嶺 田代湿原〜武尊山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3222230.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する