不動岳東尾根〜六呂場山・矢筈山
- GPS
- 18:16
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,993m
- 下り
- 3,002m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:29
天候 | 1日目:小雨・小雪、2日目:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:水窪ダムからタクシー(水窪駅まで3000円) ※水窪ダムには電話ボックスあり。携帯の電波は立たない可能性高く、タクシー会社の番号は控えておくこと |
コース状況/ 危険箇所等 |
天地第一吊橋から不動岳山頂までは踏み跡すらないので歩き慣れたひと向けです |
写真
感想
今回も車を使わず、深南部を縦走してきました。
上西河内に下りて、不動岳東尾根に登り返すあたりが地形のためかGPSの軌跡がとても不安定ですが、左にトラバースして下り、尾根通しに登っています。
1日目は千頭ダムからずっと日は射しているのに小雨が降るという天気雨状態が続き、1600mを越えると雪になりました。そこから上は数cmとは言えまんべんなく積もった状態が翌日の六呂場山手前まで続きました。
寸又峡温泉〜千頭ダム:管理車道を延々と歩く。寸又峡から約2時間。途中にある3本の長いトンネルはライト必携
千頭ダム〜丸盆岳北東尾根:天地第一吊橋への途中にもトンネルがあり、こちらは足元が更に悪いのでライト必携。天地第一吊橋は踏板が相当傷んでいるので慎重に。渡った後で正面の斜面を直登。木の幹や根を掴んで登るが、傾斜がかなりあるので、落ちないように注意
丸盆岳北東尾根〜上西河内:このルートの核心部。丸盆岳北東尾根を西へ5分ほど進んだ北尾根に下降点のテープがついている。補助ロープも何もなく、ひたすら木の幹を頼りに急斜面を少しずつ下りていく。下部で尾根が切れ落ちていて川に下りられないので、左へ左へトラバースしながら高度を下げていくが、滑落しないように足元に細心の注意を払う。数ヶ所冷や汗を搔くような部分があり、こういう下りに慣れていない場合はマジで行き詰る可能性があるので、ロープを持っていると安心(過去ログでロープなしでギリギリいけるとあり、ロープを持参しなかったが、本当にギリギリです)。前日大雨だったが水量は多くはなく、靴を脱いで渡渉。とても冷たい。
上西河内〜不動岳:不動岳東尾根は取り付きからしばらくはかなりの急登。地理院地図上ルートが記載されているすぐ下に複数の小屋跡があり、そこから上は尾根を丁寧に辿ればよい。1600mあたりから笹になる
不動岳〜六呂場山:東側から不動岳の山頂に直接出る。ここから鹿ノ平までは踏み跡が見える気持ちのよい笹尾根を下る。左方の鹿ノ平へ向かわずに右に進むと、六呂場方面への踏み跡があり「主脈縦走路」と書かれたようなプレートもある。ただこの先は笹薮のせいでとてもルートが分かりにくく、踏み跡頼りだと変な支尾根に入りこんでしまうので、方角をしっかり確認していくこと。六呂場山の手前に痩せ尾根区間があるが、一ヶ所厳しめの登攀があり、補助にスリングが1つぶら下がっている
六呂場山〜林道ゲート:矢筈尾根はそれなりにテープが確認できるが、尾根がかなり広いのでルート取りによっては見落とすかも。下りはかなりわかりづらいところがあるが、リボンを見落としても方角を確認して尾根通しに下りる。
林道ゲート〜水窪ダム:ゲートから車止めまで1km、車止めから水窪ダムまで7km。
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