裏丹沢から蛭ヶ岳・丹沢主脈縦走(青根〜大倉)

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,876m
• 下り: 1,982m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:46

7:35 東野バス停
7:59 7:59 黍殻山登山口駐車場
8:12 8:12 八丁坂ルート入口
9:30 9:30 黍殻避難小屋
9:35 9:35 青根分岐
9:49 9:49 八丁坂ノ頭
10:08 10:08 東海自然歩道 最高標高地点
10:16 10:16 姫次
10:24 10:24 原小屋平
10:32 10:32 地蔵平道標
10:40 10:41 地蔵平
11:00 11:01 ポッチノ頭
11:21 11:21 小御岳
11:38 11:57 蛭ヶ岳
12:05 12:07 蛭ヶ岳山荘
12:17 12:18 中ノ沢乗越
12:25 12:26 鬼ヶ岩
12:29 12:29 鬼ヶ岩ノ頭
12:41 12:41 棚沢ノ頭
12:50 12:50 不動ノ峰
12:56 12:56 不動ノ峰休憩所
13:00 13:00 箒杉沢ノ頭
13:08 13:08 早戸川乗越
13:34 13:35 丹沢山
13:35 13:36 みやま山荘
13:47 13:47 竜ヶ馬場
13:58 13:58 日高
14:20 14:20 尊仏山荘
14:34 14:39 塔ノ岳
14:48 14:49 金冷シ
14:52 14:52 花立
14:57 14:58 花立山荘
15:08 15:08 天神尾根分岐
15:20 15:22 堀山の家
15:28 15:28 堀山
15:35 15:35 駒止茶屋
15:46 15:46 一本松
15:55 15:56 見晴茶屋
15:59 15:59 雑事場ノ平
16:11 16:11 観音茶屋
16:25 16:25 丹沢クリステル
16:30 大倉バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

《往路》
4:39発 東京 中央線快速(高尾行)
5:47着 高尾
6:02発 中央本線(大月行)
6:11着 相模湖
6:31発 神奈川中央交通 [湖28]三ヶ木行
6:53着 三ヶ木
7:00発 神奈川中央交通 [三56]月夜野行
7:34着 東野バス停

《帰路》
16:55発 大倉バス停 渋沢行

コース状況／危険箇所等

概ねよく整備されています

《〜青根分岐》
登山道の崩落が2箇所
巻道が作ってあり、ロープが張ってあるので
問題なく通れます

その他周辺情報

《日帰り温泉》
鶴巻温泉温泉
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000001157/index.html

写真

相模湖駅到着
バスを乗り継いで登山口に向かいます

1番のりばと思い込み待っていると
2番のりばにバスが。
やはり登山予定の方が教えてくれたおかげで
間違えずに乗れましたー

三ケ木(みかげ)で乗り継ぎ。
相模湖駅からは3人だったので空いてる？と思ったら橋本駅から満員のバスが到着して長い行列に。さっきの方がこんな人が多いのは初めて見たとおっしゃってました。

ほとんど焼山登山口で下車。通行禁止だった登山道が通れるようになったからかな。先ほどの方は大倉まで縦走されるという。お互いの健闘を祈りつつ。私はそこからさらに15分行った東野で下車。他に4〜5組。

すぐ近くに公衆トイレあり。
歩き始めると綺麗なアヤメ科。
イチハツというそう。

青根からのこのルートは東海自然歩道に合流。
なんと高尾山から西丹沢まで続いているロングトレイル

半月前に登った大室山が見える
と、まだ鋪道を歩き始めたばかりで登山口まで遠いのに車が停めてある。今日は丹沢も人が多そう。

スペースがあると車でいっぱいになっている

前後に歩いていた人が突然いなくなったと思ったら ルートを間違えたっぽい。しばらく通行禁止になってた方に入ってしまった。でもヤマレコにここを通ってるレコを結構見かけたし、混んでる道よりこっちで行こう！

まだまだ続く舗装路

と、舗装路が終わり 標識が。

いきなり沢筋に岩がゴロゴロ。

この岩で登山道が変わったのか
ケルンで目印、その先にピンクリボンがあった。

沢側が崩落して、内側に道が作ってあり
ロープが張ってある
こんなところが2箇所

そこから先はなんの問題もなかった

アメリカスミレサイシン。
タチツボスミレはほとんどしぼんでいた。

青根分岐。東海自然歩道に出た。

稜線の道は穏やか

視線の先は高尾の山々

マルバスミレ。
やはりスミレは終わりかけですね

八丁坂ノ頭分岐。道を間違えてなければここに出てたはず。

木道、階段が始まりましたー

モノレールが。何を運ぶのかなぁ？

姫次到着。東海自然歩道最高点。
富士山がキレイに見えます。

ここで小休止
お会いしたトレランの方はヤビツから大山に登り返すとのこと。何やら沢山歩く方ばかり。
(私のプランもなかなかでしたが)

多分.....ミツバツチグリ

今日もキレイな富士山

袖平山。往復するとCT40分だが 今日はカット。
あまり調子が良くない模様.....

地蔵平。姫次から下ってこの辺りがコル

バイケイソウ。畑のよう
この辺りからかなりスピードが落ちてくる

チラッと富士山
昨日の雪で上部は真っ白

馬酔木が満開。
本来、登りの方が得意なのに今日はあり得ないくらい苦しい。
で、休憩がてら写真が多くなる。

可愛らしい白花。
ツルシロカネソウ

造り物のように可愛らしい

写真中央に南アの稜線が見える！

キクザキイチゲ
しおれてないヤツにやっと出会えた

この頃には 西丹沢にはもう行く自信がなく、
蛭ヶ岳山荘に泊まりたいとすら考えていた。

紫色のキクザキイチゲ。
虫さんにもモテてます

蛭ヶ岳にやっと到着。電波が入らないのでルート検索や終バスも調べられない。ピストンだとバスに間に合う自信がないので 登りが少ないルートに変更。大倉まで。

それにしても富士山は美しい。
素晴らしい景色

こちらからは海の眺望
一度泊まって夕陽、朝日、見てみたい

ゆっくり補給して
気持ちも仕切り直し、大倉を目指す

蛭ヶ岳山荘。トイレお借りました、200円。
靴を脱がなければならないが、痛む外反母趾とマメのできた足にしばし休憩を。
ひるカレーは1000円だそう。

進むはこの稜線
前回西丹沢から縦走した時はガスで真っ白だった
今日はどうかなぁ？

バイケイソウの畑、その向こうはそれなりのアップダウンはありそう

階段でぐいぐい下りる
下りはいけそう

ここからは初めてみた富士山

丹沢山までの稜線に咲いていたコイワザクラ
なんて可愛いピンク！

キクザキイチゲ
綺麗に咲いているのはレア

まだ綺麗に見える富士山
でも南アルプスは見えなくなってきた

次のピークも結構下ってまた登るっぽい

この辺りはすれ違いやトレランの方に先を譲ることが多くて、そうすると止まって富士山を撮る

また次のピークが見える
それなりのアップダウン
蛭ヶ岳〜丹沢山よりも 起伏が激しい

この稜線で マメザクラが満開でした
でも写真撮ると全然綺麗に撮れなくて悲しい

待ちつつまた富士山パチリ。
色のグラデーションが綺麗

こんなとこに休憩所なんてあったのですね

これは丹沢山でよかったかしら？

コイワザクラに癒される
相変わらず登りがホントにしんどい

キクザキイチゲも好きな花

あっまたマメザクラ撮ってしまった

この木階段は新しい。木の香りまでしましたよ

また立ち止まって富士山

登りに苦しみつつ、やっと丹沢山
みやま山荘でサイダー。
しゅわしゅわのシアワセ

もう富士山がかなり霞んできた

馬酔木ナメの蛭ヶ岳
蛭ヶ岳までは下り基調なので それなりにスピードを出せる

塔ノ岳。ここまでくると一安心。
尊仏山荘のトイレ、間違えて男子のに入ってしまい.....出てきてから気がつく。戸惑う男子とウケてる女子の理由がわかった..... 失礼しました。

補給して出発。
丹沢山から抜きつ抜かれつしていた方とご一緒して楽しくおしゃべりしながら下山。
苦しい山行が楽しく締めくくれて本当に感謝です。

感想

shibashi

3月から足しげく通う丹沢、5回目。
今回は裏丹沢から西丹沢に抜け、途中袖平山にも寄って、檜洞丸から犬越路の鎖場のある楽しげなルートも歩くという壮大なプラン。(今思えば無理があるー)
西丹沢の終バスが18:58なので 詰め込んでしまった結果。コースタイム13時間近くて×0.8だと
ろくに休憩も取れないという過酷さ。

いざ当日の朝、
3日前の雲取山鴨沢ピストンの疲れが抜けてないのか眠いし
どうもモチベーションが上がらない。
体調が万全でない時って登れる気がしないけれど、そんな感じ。
でも登山口に向かう途中でご一緒した方が焼山登山口から12時間コースをやるときき、
私も頑張ろう、とヤル気になれました。

が、登山者が多いことに慣れない私は抜きつ抜かれつにペースがつかめず 途中から登りが苦しくて歩き通せる自信がなくなってしまう始末。

西丹沢は色々とリスクが高くてアブナイ.....
蛭ヶ岳山荘に泊まってしまいたいが このご時世体調悪いとか言ったら泊めてもらえそうにない.....
東野が一番近いがこの調子で戻っても
早い時間の終バスに間に合う自信もない.....
ナイナイづくし
で、ちょっと遠くても
歩きやすく、登り返しが少なく、山小屋も多く、人も多く、何より遅くまでバスがある
大倉に下りる事にしました。

幸い、下りには問題なかったので
なんとかなりました。
でも 体調管理が不十分だと
山では途中でなんともならないとこもあると実感。今後、心します。

でもなんだかんだ ロングルートを
歩き通せた達成感は得られました。
大倉尾根、ご一緒して下さったMさん
おかげであっという間でした、
ありがとうございました。
朝ご一緒した方は無事に
大倉の終バス間に合ったかなぁ？
ソロでしたが、
色々なところで助けて頂き本当に感謝です。
前回出会えた雲取山のhちゃんといい、
最近山のご縁があって嬉しいです。

やっぱり山は良いなぁ❤️
あんなに苦しかったのに
結局ここに辿り着く私です