奥大日岳〜大日岳

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 15.1km
• 登り: 878m
• 下り: 2,251m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:05
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:38

8:21 室堂
8:28 8:36 立山室堂山荘
8:48 8:49 雷鳥沢キャンプ場
9:01 9:02 浄土橋
9:32 9:32 新室堂乗越
9:50 9:50 室堂乗越
10:40 10:40 ２５１１ｍピーク
10:45 11:00 カガミ谷乗越
11:28 11:36 奥大日岳
11:46 11:56 奥大日岳三角点
13:31 13:34 七福園
13:38 13:48 中大日岳
13:51 13:55 大日小屋
14:09 14:31 大日岳
15:55 16:06 牛ノ首
17:00 大日岳登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・奥大日岳手前のから大日岳までは右手の雪庇に注意
・牛首付近の雪のついた斜面は滑落注意

写真

5/4 8:36

晴天で賑わう室堂

5/4 8:37

室堂山荘の裏の滑降は快適

5/4 9:12

雷鳥沢から登り返し

5/4 9:36

これから目指す奥大日岳

5/4 11:16

称名川の展望が楽しめる

5/4 11:31

奥大日岳最高地点のあたり

5/4 11:39

5/4 11:46

稜線は雪庇が怖い

5/4 11:47

奥大日岳ピーク

5/4 11:47

カスミ谷に入れそうなポイント

5/4 11:58

雪庇が怖いのでスキーで左側斜面をトラバース

5/4 12:10

無事に巻き終えた

5/4 12:11

最低コルへ滑る

5/4 12:13

5/4 12:26

5/4 12:49

ワンポイントアイゼンで登り返し

5/4 13:09

5/4 13:09

称名川とアルペンルート

5/4 13:50

剱岳を横目に滑る

5/4 14:13

大日岳ピーク

5/4 14:30

5/4 14:30

剱岳の勇姿

5/4 14:30

5/4 14:30

奥大日岳と立山

5/4 14:31

5/4 14:31

5/4 14:35

ロケーションは最高

5/4 14:38

雪は重い！

5/4 14:39

5/4 14:40

5/4 14:44

5/4 14:47

昇温でデロデロ雪崩が出る

5/4 14:48

無事に危険地帯を抜けた

5/4 14:49

5/4 14:49

滑った斜面を振り返る

5/4 14:50

ストップスノーなのでひたすら直滑降

5/4 15:05

ザクロ谷源頭

5/4 15:05

5/4 15:36

牛首からの下りは滑落注意

5/4 15:56

ハンノキ滝を見ながら下山

感想

tianshan

立山駅で早朝4:30から並んで、なんとか6:50の便を購入。雪の大谷を眺めながら8時頃に観光客で賑わう室堂に到着。計画書を提出すると、稜線の雪庇と牛首付近の急斜面について具体的なアドバイスを頂けた。
まずは室堂山荘に向かって裏手から雷鳥沢に向かって滑る。ここの斜面は5月とは思えない素晴らしい雪質を楽しめた。
奥大日岳まではツボ足の先行パーティがいるが、ここ数日の降雪で50cmほど積もっており、ラッセルが厳しそう。スキーではほぼ問題ない程度ではあるので、2511ポコの手前から先行。奥大日岳最高地点は雪庇が怖いので、あまり近寄らずに左手の斜面を巻いて先に進む。
ここから先も同様に雪庇注意のルーファイ。奥大日岳ピークから先は稜線が細いが、同様に雪庇が発達しているので、スキーで左手斜面をトラバース気味に滑降して進むことにする。雪は比較的安定しているので問題なく巻けた。遠目に見ると全体的に複雑な地形で大変そうだったが、なんとかはスキーを脱がずに最低コルまで来ることができた。
最低コルの先はワンポイント急斜面なので、板を担いで登るが、ラッセルが深くて苦労する。ここを抜けると再びシール歩行で快適に進むことができる。
中大日岳からは標高差100mほどなので、滑降モードで小屋まで滑る。大日岳はツボ足登山者が登っているが、よく見ると奥の斜面に滑降トレースもある。最後一踏ん張りで大日岳ピーク。富山湾や剱岳の展望が素晴らしい。振り返ると立山からアルペンルートや称名川に連なる風景が一望できる。
大日岳からの滑降は数日間の降雪の後の昇温ということで慎重にならざるを得ない。なるべくリッジ上やトレースがある辺りを滑る様にする。沢型はデロデロ雪崩の跡が散見され、重くなった雪と戯れながら標高を下げる。
危険地帯を抜けると後は牛首まで大日平をまったり滑るだけだが、ストップスノーでほとんど滑らないので、片足シールで進む。
牛首付近は指摘の通り雪の付いた急斜面で難儀するので、なるべくアイゼンを着けた方がよい。雪に隠れて登山道が分かりづらかったので、少し道を外して登り返しする羽目になった。
登山口に下りた後は、称名滝をゆっくり眺めてからレストハウス称名に下山。