燕岳 荒天登山のち快晴の小屋泊行

2021年05月05日(水) 〜 2021年05月06日(木)

• GPS: 11:15
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,503m
• 下り: 1,554m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:06
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:14

7:27 スタート地点
7:51 8:00 第１ベンチ
8:28 8:29 第２ベンチ
9:10 9:21 第３ベンチ
9:56 10:05 富士見ベンチ
10:45 11:22 合戦小屋
11:42 11:43 合戦山
12:25 12:25 ベンチ
12:41 燕山荘

2日目

• 山行: 3:43
• 休憩: 1:47
• 合計: 5:30

6:57 燕山荘
7:04 7:05 いるか岩
7:23 7:24 めがね岩
7:34 7:45 燕岳
8:01 8:06 北燕岳
8:22 8:22 燕岳
8:28 8:28 めがね岩
8:43 8:43 いるか岩
8:51 9:29 燕山荘
9:38 9:39 ベンチ
9:57 10:12 合戦山
10:22 10:34 合戦小屋
10:49 10:55 富士見ベンチ
11:12 11:20 第３ベンチ
11:40 11:45 第２ベンチ
11:59 12:00 第１ベンチ
12:24 12:27 中房温泉登山口
12:27 ゴール地点

天候

暴風雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房第三駐車場より

コース状況／危険箇所等

2,000m付近より積雪あり

その他周辺情報

有明荘前泊、下山後に温泉入浴

写真

5/5 6:05

前泊した有明荘での朝は少し晴れ間も見える状況
この時点では最悪な状況ではなさそうと安心しました。

5/5 6:33

余裕をもって、有明荘での優雅な朝食でエネルギーをチャージ

5/5 8:24

貨物リフト下の登山道付近から次第に積雪が増えてきました。

5/5 9:16

第二ベンチにて早めのアイゼン装着

5/5 10:00

5/5 10:26

標高が上がるにつれ視界はガスで遮られがちになってきました。

5/5 10:29

ガスも向こう側にはアルプスの稜線が少し見えます。

5/5 10:44

次第に強まってきた雨と、柔らかな雪に足元を取られながらやっと合戦小屋に到着

5/5 10:50

豚汁と行動食でエネルギーチャージ、しばしの休息です。

5/5 11:42

合戦沢の頭に到着。
この地点の積雪状態は御覧の通りで、少し視界は開けましたが、雨はさらに強まってきています。

5/5 11:42

ベンチの埋まり具合に注目、本来なら視界が開け一休みするところですが、風雨が強まりつつある中ではそんな気になりません。

5/5 14:13

何やかやで、やっとの思いで燕山荘に到着。
部屋着に着替えて、ひとしきり濡れた衣類などを乾燥室に広げさせていただいたあと、ホッと一息の一杯は格別でした。

5/5 16:33

サンルームから見た外の風景。
時折吹き荒れる風の音と雨が激しく窓を濡らします

5/5 17:33

チーズインハンバーグをメインとしたボリューム満点の夕食
あたたかな小屋泊ならではの贅沢に大満足です。

5/6 4:16

開けて翌朝は前日とは打って変わった晴れ間が広がります。

5/6 4:16

夜明け前の神秘的なアルプスの姿

5/6 4:17

空の明るさが次第に増しアルプスがその姿をくっきりと見せ始めます

5/6 4:18

燕岳頂上もその姿を見せ始めました。

5/6 4:27

5/6 4:28

5/6 4:29

5/6 4:30

さすがに前夜テン場を利用した人は居なかったようですね。
風よけブロックの跡があるのみです。

5/6 4:30

5/6 4:32

5/6 4:37

5/6 4:37

5/6 4:38

5/6 4:40

5/6 4:42

5/6 4:45

5/6 4:48

5/6 4:50

5/6 4:56

槍の穂先にモルゲンロートが広まります。

5/6 4:56

優雅さを際立たせる燕岳と北燕岳
夜明け前に小屋を出発した方たちが山上に見えます

5/6 4:57

5/6 4:57

キレイな雲海に偉大な太陽が昇りました。

5/6 5:38

ご来光のあとの朝食
これもまた小屋泊のありがたさを感謝しながらいただきました。

5/6 5:57

完全に空は晴れ渡りました。

5/6 7:05

5/6 7:15

5/6 7:21

5/6 7:37

5/6 7:38

5/6 7:39

5/6 7:39

5/6 7:40

5/6 7:40

5/6 7:43

5/6 8:03

5/6 8:03

5/6 8:03

5/6 8:16

5/6 8:26

5/6 8:26

5/6 9:29

神々しい風景に後ろ髪をひかれつつ、下山を開始します。

5/6 10:09

5/6 10:09

往路の積雪状態から一夜でかなり雪解けが進みました。

5/6 10:42

5/6 13:29

下山後は、前泊した有明荘に戻り温泉で汗を流し
名物の山賊焼き丼とノンアルコールビールを堪能しました。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

MYアイテム

sun_99jp

重量：-kg

個人装備

ピッケル 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 雨具 ゲイター ネックウォーマー 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 タオル ストック チェーンスパイク

備考

レイングローブ

感想

sun_99jp

燕山荘で雪山絶景を望もうと中房温泉からの合戦ルートで燕岳へと向かいました。
一日目、前線の通過に伴い荒れた雨との予報が出ていた中、中房登山口を出発するあたりはまだ雨はぱらっと降り始めた程度でしたが、荷物ケーブルとの交差付近からの残雪の増加に合わせるかのように、次第に雨風とも強くなってきました。第二ベンチ辺りで念のためアイゼンを装着。想像はしていたものの、春山の重く滑りやすい雪質下の急登登山はやはり堪えます。さらに次第に雨が強くなってくる中、予定よりはるかに時間をかけやっと合戦小屋に到着しひとまず休息、雨をしのぎ豚汁と行動食で一旦エネルギーチャージします。
合戦沢の頭に到着して稜線に出ると、想像していた通り周期的に見舞われる爆風と横殴りの雨に体を取られそうになり、そのたびにピッケルを立て耐風姿勢でしのぎます。加えて、踏み抜けば足が完全に埋まる雪面に足を取られながらずぶ濡れになり、やっとの思いで燕山荘に到着しました。
お昼過ぎ頃の早着となりましたが暖かくお迎えいただき、寒さで凍える手でチェックインを済ませ、乾いた部屋着に着替えました。ずぶ濡れとなった装備品はリュックも含め全て乾燥室にありがたく干させていただきました。本来の計画では一度荷物をデポして燕岳に向かうするつもりでしたが外はとてもそんな状況でもなく、そんな嵐から守られた山小屋ライフでまったりと午後の時間を過ごしました。
明けた二日目は、嵐も過ぎ、風はややあるものの、ヤマテンの予報通り空はすっかり晴れ間が広がりました。これぞ狙っていた絶景です。雨予報で持参をあきらめ車に残してきたカメラが悔やまれましたが、手持ちのiPhoneで膨大なショットを撮影しまくりライブラリーに収めることが出来ました。
朝食後は燕岳、北燕岳と絶景の稜線歩きを楽しみ、アルプスの絶景に後ろ髪をひかれながら下山しました。新緑の季節にもまた是非訪れたいものです。