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Yamareco

記録ID: 315417
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【花メイン】花真っ盛りの谷川岳へ(西黒尾根〜天神尾根)♪

2013年06月29日(土) [日帰り]
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kiyopon その他1人
GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,309m
下り
731m

コースタイム

6:05 ロープウェー乗り場
6:15 西黒尾根登山口
8:25 ラクダの背
10:30 肩の小屋
10:40 トマの耳
11:15 オキの耳
(少し奥の鳥居付近で休憩)
12:20 オキの耳
12:33 トマの耳
12:40 肩の小屋
13:40 熊穴沢避難小屋
14:20 天神平

※ルートは手書きです
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ふもとのロープウェー駐車場へ。
駐車料金は500円です。

※一ノ倉方面へはマイカー規制となっております。今年は冬季閉鎖解除後から規制がかかっているようです。
コース状況/
危険箇所等
全体を通して危険個所はありません。

西黒尾根はクサリ場多く、蛇紋岩は滑りやすいので注意が必要です。
肩の小屋手前は雪が残りますが、アイゼンは不要です。
肩の小屋〜天神尾根のルートは雪はありません。
林道に咲くヤマアジサイの花。涼しげな薄い青色の装飾花です。
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林道に咲くヤマアジサイの花。涼しげな薄い青色の装飾花です。
ロープウェーの駐車場から10分ほど歩き、西黒尾根を出発します
ロープウェーの駐車場から10分ほど歩き、西黒尾根を出発します
西黒尾根はひたすらの急坂です。
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西黒尾根はひたすらの急坂です。
斜面を登り終え、鉄塔の下で小休止。ここから再び急坂の尾根道になります。
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斜面を登り終え、鉄塔の下で小休止。ここから再び急坂の尾根道になります。
あたりにヨツバヒヨドリ。もう少しで咲きそうです。
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あたりにヨツバヒヨドリ。もう少しで咲きそうです。
長い年月を感じさせるブナの大木
長い年月を感じさせるブナの大木
途中、樹上がガサガサと揺れます。サルの群れでした。
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途中、樹上がガサガサと揺れます。サルの群れでした。
急登を登り続ける
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急登を登り続ける
アブラツツジの花。咲き残りです
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アブラツツジの花。咲き残りです
次々と生えるギンリョウソウ
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次々と生えるギンリョウソウ
ユキザサの咲き残り。
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ユキザサの咲き残り。
ツクバネソウ。これも終わり気味でした
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ツクバネソウ。これも終わり気味でした
ゴゼンタチバナ。
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ゴゼンタチバナ。
タケシマランの実のようです。これから赤くなるのでしょうね。
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タケシマランの実のようです。これから赤くなるのでしょうね。
岩場に咲くイワシモツケ
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岩場に咲くイワシモツケ
稜線に出ました。上はガス・・
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稜線に出ました。上はガス・・
イブキジャコウソウ。名前の通り葉に芳香があります。
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イブキジャコウソウ。名前の通り葉に芳香があります。
岩場にはお目当てのホソバヒナウスユキソウ!標高低いのでこのあたりは開花が進んでいるものが多いです。
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岩場にはお目当てのホソバヒナウスユキソウ!標高低いのでこのあたりは開花が進んでいるものが多いです。
次々とクサリ場を通過します
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次々とクサリ場を通過します
ネバリノギランの花。これも名前の通り花茎はネバネバします
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ネバリノギランの花。これも名前の通り花茎はネバネバします
水のつぶつぶがたくさん付いたモウセンゴケ
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水のつぶつぶがたくさん付いたモウセンゴケ
オオカラマツでしょうか。
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オオカラマツでしょうか。
ラクダのコルへ。
ラクダのコルへ。
ガスかかる稜線。見た目と異なり風はほぼ無風です。
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ガスかかる稜線。見た目と異なり風はほぼ無風です。
ヤマブキショウマ。
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ヤマブキショウマ。
ウラジロヨウラクの花。このあたりは多いようです。
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ウラジロヨウラクの花。このあたりは多いようです。
ツマトリソウ。
ザレ場に咲くナエバキスミレ。ぼちぼち終盤のようです。
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ザレ場に咲くナエバキスミレ。ぼちぼち終盤のようです。
再び稜線に咲くホソバヒナウスユキソウ
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再び稜線に咲くホソバヒナウスユキソウ
こちらはミネウスユキソウ。全然姿形が違いますね。
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こちらはミネウスユキソウ。全然姿形が違いますね。
ミヤマダイモンジソウの花。
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ミヤマダイモンジソウの花。
振り返るとガスかかる稜線の遥か上に青空が見えていました。
振り返るとガスかかる稜線の遥か上に青空が見えていました。
タカネアオヤギソウ。
タカネアオヤギソウ。
トキソウの群生。
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トキソウの群生。
尾瀬などの湿原では良く見かける花。綺麗に花開いていました。
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尾瀬などの湿原では良く見かける花。綺麗に花開いていました。
白花のタテヤマリンドウを発見!
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白花のタテヤマリンドウを発見!
クモイイカリソウ。至仏山で良く見かける花です。
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クモイイカリソウ。至仏山で良く見かける花です。
シブツアサツキでしょうか。
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シブツアサツキでしょうか。
濡れたチシマゼキショウの花たち。
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濡れたチシマゼキショウの花たち。
イワカガミ
マイヅルソウ。このあたりはちょうど見頃でした。
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マイヅルソウ。このあたりはちょうど見頃でした。
ミヤマニガイチゴ。
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ミヤマニガイチゴ。
岩場にびっしりと咲くアカモノの花。
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岩場にびっしりと咲くアカモノの花。
見ごたえありました。
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見ごたえありました。
綺麗なユキワリソウが出てきました。
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綺麗なユキワリソウが出てきました。
マチガ沢の上部にあたります。
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マチガ沢の上部にあたります。
ヤマサギソウかな〜と思いますが。
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ヤマサギソウかな〜と思いますが。
登山道脇に咲くミヤマキンポウゲの群生。
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登山道脇に咲くミヤマキンポウゲの群生。
水滴キラキラのユキワリソウ。
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水滴キラキラのユキワリソウ。
ザンゲ岩より少し先に咲くホソバヒナウスユキソウ。このあたりは咲き始め!
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ザンゲ岩より少し先に咲くホソバヒナウスユキソウ。このあたりは咲き始め!
こちらも弾いた水がきらきらと光って綺麗でした。
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こちらも弾いた水がきらきらと光って綺麗でした。
開花前のホソバヒナウスユキソウ。初々しいです。
開花前のホソバヒナウスユキソウ。初々しいです。
近寄ってもあまり逃げないイワヒバリ。
近寄ってもあまり逃げないイワヒバリ。
肩の小屋が近づいてきました。
肩の小屋が近づいてきました。
ここの雪渓はアイゼン不要です。
ここの雪渓はアイゼン不要です。
咲き始めたベニバナイチゴ。
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咲き始めたベニバナイチゴ。
肩の小屋とコバイケイソウ。
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肩の小屋とコバイケイソウ。
イワイチョウの花。
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イワイチョウの花。
コバイケイソウ。今年は当たり年のようです。
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コバイケイソウ。今年は当たり年のようです。
稜線にはオノエランが咲いていました!白い清楚なランです。
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稜線にはオノエランが咲いていました!白い清楚なランです。
トマの耳へ。あたりはガスっているので通過します。
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トマの耳へ。あたりはガスっているので通過します。
あたりはミネカエデの花が多くみられます。
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あたりはミネカエデの花が多くみられます。
ヒメイワカガミ。白花で葉に浅い切れ込みがあるのが特徴です。
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ヒメイワカガミ。白花で葉に浅い切れ込みがあるのが特徴です。
ツガザクラ。
ムシトリスミレの群落。
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ムシトリスミレの群落。
固まってたくさん咲いていました。
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固まってたくさん咲いていました。
オキの耳への稜線歩き。
オキの耳への稜線歩き。
ツマトリソウがたくさん!
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ツマトリソウがたくさん!
ミヤマダイコンソウと稜線。
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ミヤマダイコンソウと稜線。
ヒメイワカガミとマイヅルソウ。
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ヒメイワカガミとマイヅルソウ。
ジョウエツキバナノコマノツメ。
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ジョウエツキバナノコマノツメ。
ユキワリソウとジョウエツキバナノコマノツメ。
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ユキワリソウとジョウエツキバナノコマノツメ。
オキの耳へ。混んでいるので少し奥の鳥居付近まで歩くことにします。
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オキの耳へ。混んでいるので少し奥の鳥居付近まで歩くことにします。
雪解けやや遅い箇所ではハクサンイチゲが見頃。
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雪解けやや遅い箇所ではハクサンイチゲが見頃。
こちらはミツバオウレン。
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こちらはミツバオウレン。
ミヤマカラマツに
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ミヤマカラマツに
ハクサンチドリ。
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ハクサンチドリ。
たわわに咲くベニサラサドウダン
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たわわに咲くベニサラサドウダン
雪解け遅いところではチングルマが見頃でした。
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雪解け遅いところではチングルマが見頃でした。
岩場に咲くチシマゼキショウとホソバヒナウスユキソウ。
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岩場に咲くチシマゼキショウとホソバヒナウスユキソウ。
たくさんのエーデルワイス達を楽しみました。
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たくさんのエーデルワイス達を楽しみました。
休憩しているとガスが晴れトマの耳(中央)が見渡せました。
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休憩しているとガスが晴れトマの耳(中央)が見渡せました。
チングルマと。
鳥居付近の展望。
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鳥居付近の展望。
一ノ倉岳(右)と茂倉岳(左)の素晴らしい展望!
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一ノ倉岳(右)と茂倉岳(左)の素晴らしい展望!
ウスノキの小さな花
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ウスノキの小さな花
チングルマをアップでもう1枚
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チングルマをアップでもう1枚
ヨツバシオガマ。
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ヨツバシオガマ。
ホソバヒナウスユキソウ。大株でした。
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ホソバヒナウスユキソウ。大株でした。
オキの耳(手前)とトマの耳(奥)。両耳とも人でいっぱいでした。
オキの耳(手前)とトマの耳(奥)。両耳とも人でいっぱいでした。
オキの耳からトマの耳へ引き返します。
オキの耳からトマの耳へ引き返します。
コケモモの花たち。
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コケモモの花たち。
今度は振り返ってコバイケイソウとオキの耳。
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今度は振り返ってコバイケイソウとオキの耳。
肩の小屋も賑わっていました。ここから天神尾根を下ります。
肩の小屋も賑わっていました。ここから天神尾根を下ります。
ナナカマド食事中。
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ナナカマド食事中。
行きに歩いた西黒尾根の展望。
行きに歩いた西黒尾根の展望。
天神尾根の下り。
天神尾根の下り。
熊穴沢避難小屋。
熊穴沢避難小屋。
白毛門方面が一瞬見えました。
白毛門方面が一瞬見えました。
あれ?こんな木道脇にもオノエランが?
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あれ?こんな木道脇にもオノエランが?
満開のタニウツギ
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満開のタニウツギ
ヒロハユキザサ。
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ヒロハユキザサ。
咲き残るタムシバの花
咲き残るタムシバの花
オオイワカガミ。
2
オオイワカガミ。
ミヤマスミレ。
ヒメシャガの花。自生?と疑問を持ちたくなるような場所に咲いています。
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ヒメシャガの花。自生?と疑問を持ちたくなるような場所に咲いています。
天神平へ到着しました〜帰りはロープウェーで楽チン下山でした。
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天神平へ到着しました〜帰りはロープウェーで楽チン下山でした。
谷川温泉の湯テルメ谷川で入浴し帰宅しました。
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谷川温泉の湯テルメ谷川で入浴し帰宅しました。

感想

土曜日は谷川岳へと登ってきました。
谷川岳へは花の多い西黒尾根を毎回登っています。
今回は↑西黒尾根、↓天神尾根のルート。帰りはロープウェーを使いました。

天気は曇り空でガスが多くかかっていましたが、山頂付近では晴れ間も見え、一瞬でしたが周囲の風景も望むことができました。

花は残雪の時期のものから夏山シーズンのものまで種類は実に豊富。
西黒尾根は蛇紋岩が多く、固有の花も多く咲くルートです。
今回も樹林帯から森林限界の稜線まで様々な花を見ることができました!

それにしても登山者の多いこと。
夏山シーズンになればさらに増えるのでしょう。
さすが、人気の山なんですね。

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コメント

kiyoponさんへ
LArcでございます。

谷川岳も白いお花が目立ちますね。

西黒尾根といえば、急登で有名ですが、これだけ花に囲まれたコースなら恐れずに行けそうな気がします。

5月にオキ、トマから茂倉まで行った時は西黒尾根を外してしまいましたので、このレコを参考にお花に会いに行きたいなと思います。

折しも、7月2日は「谷川岳の日」、今度の日曜は谷川岳山開きで混雑が予想されます。

ちょっと間をおいてから山行計画を立てた方が静かに楽しめるかもしれませんね。
2013/7/2 1:51
LArcさん、こんばんわ
この時期の西黒尾根は稜線に出るまでが勝負です。
樹林帯は蒸し暑く、展望がなくお花も少ないので、ここをスムーズに通過できるかがポイントです
しかし、ひとたび稜線に出ればお花が突然に現れ、すがすがしい岩場歩きになります。
ニッコウキスゲもそろそろ咲き始めますよ〜

今日は谷川岳の日でしたね。
ロープウェーで下二桁の番号が72になると運賃72円のサービスがあるとか?(笑)
http://www.tanigawadake-rw.com/events/

いよいよ夏山シーズンなので谷川岳もよりいっそう混雑するでしょうね。
この時期はもうアルプスのお花畑が恋しくてたまらない心境です

いつもコメントありがとうございます
2013/7/2 21:14
またまたお花でいっぱいhappy02
kiyoponさん こんばんは!
先日は、キタダケソウ情報&レコへのコメまで、ありがとうございましたconfident

谷川岳もお花 がいっぱいなんですね

今回も多種多様なお花 を全て名前入りで見させて頂きました
色々なお花の名を覚えるのには、kiyoponさんのレコ見れば一気に解決ですね good

それにしても、これだけのお花 にお詳しいのは、
もちろんお花が好きなのもあるのでしょうが、
何かお仕事でもお花関係のことをされているのでしょうか?

今回も色々なお花を楽しませて戴き、ありがとうございました happy01
2013/7/9 0:25
lifter175さん、こんばんわ
谷川岳は特に西黒尾根の稜線から山頂周辺がお花が綺麗ですよ
人気の天神尾根は最短登頂でアクセス良いですが花は少ないです。よく下山路に使っています

お花の名前、ちょくちょく間違うので参考程度に見ていただけたらと思います
何かの役に立っているのでしたら幸いです

仕事でも確かに植物は扱っておりますが、高山植物は完全なる趣味ですので仕事とは関係ありません^^;
花は小さいころからよく見ていた記憶があります。

こちらこそコメントありがとうございました

lifter175さんの記録、今後も参考にさせて頂きたいのでフォローさせて頂きました
2013/7/9 22:30
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