残雪白山（市ノ瀬〜御前峰〜白山釈迦岳）

2021年05月03日(月) 〜 2021年05月04日(火)

• GPS: 19:27
• 距離: 29.5km
• 登り: 2,405m
• 下り: 2,458m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:05

6:21 市ノ瀬
8:27 8:27 別当出合
9:20 9:45 中飯場
10:50 10:50 別当覗
11:23 11:50 甚之助避難小屋
12:08 12:16 南竜分岐
14:26 白山室堂

2日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 3:31
• 合計: 10:34

5:29 白山室堂
6:39 7:39 白山
7:55 8:09 大汝峰南・中宮道分岐
8:30 8:31 大汝峰
8:32 9:22 大汝小屋
9:28 9:30 大汝峰北の巻道分岐
11:20 11:57 白山釈迦岳
12:31 12:50 水飲場（釈迦新道）
13:37 13:55 釈迦岳登山口
15:51 16:01 市ノ瀬
16:02 16:02 市ノ瀬ビジターセンター
16:03 ゴール地点

湯之谷内部は雪切れやクラックはほぼなし。湯之谷乗越への上り返し地点も残雪豊富でまだまだ問題なく通れる。釈迦新道の雪は1350mまで。そこから下の登山道は多少の倒木があるものの踏み跡明瞭で問題なし。最後の林道、湯之谷橋は鉄骨渡りで恐ろしい。幅は足二本分、手すりなし。

天候

1日目　晴れ→風雪
2日目　晴れ（山頂付近強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車は市ノ瀬まで

コース状況／危険箇所等

前日までの降雪で別当出合から雪アリ。下山時は、標高1350mまで滑走可だった。

その他周辺情報

白峰温泉　総湯

写真

5/3 6:28

市ノ瀬を出発。

5/3 8:28

別当出合の吊り橋は雪が積もっていたのでスキーを履いたまま渡る

5/3 10:04

中飯場を過ぎたところ。

5/3 11:37

甚之助小屋。寡雪の5年前に来たときは1階から普通に入れた記憶がある。

5/3 13:52

弥陀ヶ原で完全にホワイトアウト。氷雪がバチバチ顔に当たり痛い。コンパスで角度を切って進む。

5/3 14:59

室堂の避難小屋。ほっと一息。

5/4 5:27

2日目の朝、室堂にて。

5/4 5:35

5/4 5:59

御前峰を登る

5/4 7:04

別山。かっこいい！

5/4 7:10

山頂に着いた。

5/4 8:36

大汝より湯の谷方面。雪たっぷりです。

5/4 9:29

いよいよ滑走！　泊り装備を背負っての滑走は足にくる

5/4 9:34

雪質良好。楽しい。

5/4 9:47

湯ノ谷は雪たっぷり。滝場(?)もまだちゃんと埋まっている。

5/4 9:54

大曲のあたり。ようやく雪質が残雪期っぽくなってきた。

5/4 10:16

上り返し準備中。日が照って暑いぐらい。

5/4 10:40

釈迦岳より滑ってきたところを振り返る

5/4 11:47

5/4 12:28

丸岡谷から左岸尾根に移り、疎林を快適滑走。

5/4 13:35

1350m地点まで滑ることができた。

5/4 14:07

5/4 15:43

帰還。

5/4 15:43

5/4 18:42

福井のソースかつ丼で打ち上げ

撮影機器：

Google Pixel 3a SIMフリー Google

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

感想

popoichi

5年前に小雪＆悪天で敗退した白山にリベンジしてきた。

当初の計画は1日目にチブリ尾根から別山に登り南竜泊、2日目に御前峰方向に縦走する予定だったが、前日夜に車で白峰から市ノ瀬に向かっている途中で、大雨で道路が封鎖されていることが発覚。どうやら昼前に閉鎖されたらしい。入山が遅くなりそう＆5/3午後の天気の崩れが早そうであることから、今回は別山はパスすることにした。5/2夜はゲート前にテントを張って寝た。
1日目
雪は十分あり、中飯場からスキーを履けた。午後から天気が崩れた。
2日目
湯の谷から白山釈迦岳へ。前日からの降雪と強風で残雪感がなかった。標高1350mまで滑ることができた。

multimono

今年のGWは白山、悪天候と寡雪で敗退した5年前のリベンジでもある。
個人的には高校時代にも夏山で一度天候敗退していて因縁の山でもあったので、最高の天気で登頂できて大満足である。
初日はブリザード、二日目は暑いぐらいの快晴と、一回の山行でワンシーズンの気候を体験した気分だ。滑りはといえば、前日の降雪もあって湯之谷の雪質は最高。長い谷筋の滑走は久しぶりで大いに楽しめた。釈迦岳から滑った谷を一望できるのも満足感があって良い。釈迦新道は日射で腐りかけた重めの新雪といった感じ。とはいえ板掴みというほどでもなく快適なツリーランであった。
天候も滑りも、バリエーションに富んで楽しい山行だった。