チロロ岳/曲り沢
北海道
zeropon
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,322m
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09:00左股Co1200引き返し−09:30上二股ー10:10尾根乗越し−10:20 二ノ沢−
11:35コルー12:15チロロ頂上12:50−14:00尾根乗越し−15:00上二股−16:30取水口
| 天候 | 終日快晴 微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
そろそろ沢に入りたいが、今年の雪の多さが引っかかる。
毎年沢始めは雪渓にやられている。
ならば、雪渓を登りに行くつもりで沢に入ろうということになった。
日高は南北に150kmも走っているが、東西にも交差する稜線をいくつか持つ。
カチポロ、サツナイ、伏美、ビパイロ、1839、ナメワッカ、イドンナップetc・・
主脈から外れた尾根上に主脈並みの高みがあり存在感を放っている。
チロロもしかり、主脈から西に派生した尾根上に西峰と共にそびえる。
一般ルートとされているのは、曲り沢と2ノ沢のふたつの谷をつないで
頂稜へ到るものであるが、盛夏であっても2ノ沢では雪渓歩きが楽しめる。
であるならば、今年の残雪の多さでは、曲り沢左股でさえ雪が詰まって
いるのでは無いか？
雪をつないでピークまで直登・・という妄想を抱いてパンケヌーシ林道へ入る。
登山口には立派な看板。
入渓口の取水施設までは急な林道を20分ほど。
比較的傾斜のあるゴーロの川原を数あるピンクテープに導かれて行く。
水量は多いが渡渉に迷うことはない。
一般ルートというからには夏靴でもいいのだろうが、やはり沢用足回りに
した方が良いと思う。
巻き道の急傾斜にはロープがフィックスされ、滝にははしごが架かっている
所もある。
思っていたよりもあっけなく上二股に到着。
ルートは右だが左の本流の雪渓が見える限りびっちりだ。
足元をスパイクと簡易アイゼンで固めて詰めあがる。
と、Co100も行かないうちに10mほどの滝で雪が切れてしまった。
行けないこともなさそうだが、雪渓処理に手間取るならば本末転倒。
面白そうってだけで突っ込んで良いことはひとつもなし。
ずらかる。
上二股までさっくり戻って右を詰める。
すでに沢ではない。
雪と泥のルンゼ。
消耗する。
尾根を乗越し良く踏まれた道を2ノ沢へ降りる。
源頭の大雪渓が稜線までどかんとつながっている。
再度足元を固めて勤勉な登高。
紺碧の空の下、峠の萌える新緑目指して大雪田を詰めあがる。
なんて幸せなのでしょう。
コル手前で足元とピッケルデポ。
コルに上がると反対側に日高のお偉方。
振り返れば夕張、芦別。
低い這松の踏まれた道を偽ピークまでひと登り。
たら〜っと高度を上げて虫のうるさい頂上。
360度さえぎるものなし。
展望に十勝、大雪、羊蹄、ニセコが加わった。
先行の男性3人Pさんと山座同定。
林道ゲートの鍵番でお世話になる。
しばらくまったり。
めずらし。
時間をくってしまったので、西峰はパス。
で、下山。
雪渓を滑り降りて、尾根を乗っ越し、泥沢コースター、
ゴーロの足裏マッサージ攻撃でチンチロリンのカックンになっての
ぽんこつ下山の相変わらず。
チロロなんてかわいい名前で一般ルートってことに騙されてはいけない。
そこそこ沢登りだし、しっかり日高だ。
今度は千露呂川から沢。
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kskm1073 さん
zeroponさん、はじめまして。
今年の夏（雪がとけてから）にチャレンジしてみたく、記録を検索しているとzeroponさんの最近の記録を見つけ、夏山ガイドと見比べているところです。
こちらの一方的な質問で大変恐縮なのですが、八月か九月に登る予定なのですが沢靴と登山靴、両方装備して取り付いた方が良いのでしょうか？夏山ガイドのニノ沢の写真を見ると「水量は少ない」とあります。
沢から始まる日高の山々はほとんど登ったことが無い為、教えて頂けると幸いです。
hirokiさん、こんにちわ。
曲り沢ルートは踏み跡とマーカーがしっかり付いた滝登りの無い沢歩きだと思います。
ですから、どちらの足元でも対応出来るでしょう。
今時期の状況とはかなり違ってしまうでしょうけれど、
長く雪渓を歩くということはなさそうなので、沢靴で良いのではないかと思います。
下りで足裏が痛くなりますけど。
濡れた岩の歩きとか渡渉で靴を濡らすのが気にならない
のであればソールが柔らか目の山靴でも良いかと。
参考になればよいのですが・・。
詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
なるほど、沢靴は確かに足裏が痛くなりそうですね。私達は確実に足を濡らしてしまうと思うので、沢靴で取り付いてみることにします。
これからもzeroponさんの記録を参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
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