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Yamareco

記録ID: 3162904
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

強風の乗鞍岳

2021年05月08日(土) [日帰り]
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hidekazu その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
9.6km
登り
677m
下り
1,231m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:55
合計
5:06
9:16
66
スタート地点
10:22
10:24
66
11:30
11:31
13
11:44
11:52
5
11:57
12:03
4
12:07
12:09
4
12:13
12:28
1
12:29
12:31
26
12:57
13:10
21
13:31
13:33
30
14:18
14:22
0
14:22
ゴール地点
9:27位ヶ原山荘ー12:07乗鞍岳剣ヶ峰ー12:26下山開始ー14:18三本滝駐車場
天候 晴れのち曇り
稜線は強風、それ以外は微風・弱風
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三本滝の駐車場を利用。到着時(6:07頃)の気温7℃、出発時(14:58頃)の気温13℃。
コース状況/
危険箇所等
最近の降雪により積雪は増えたと思われ、雪面も均されていたが、標高の高い所では雪質が硬くてスキーでのターンに苦労した。ツアーコースより以下はザラメで滑り易かったが、ゲレンデは既に雪が消えていて、板を外して歩く必要があった。
観光センターの駐車場から見た朝の様子
2021年05月08日 06:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/8 6:07
観光センターの駐車場から見た朝の様子
ゲレンデのようす
2021年05月08日 07:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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ゲレンデのようす
位ヶ原山荘から歩き始める
2021年05月08日 09:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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位ヶ原山荘から歩き始める
天気良し
2021年05月08日 09:44撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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天気良し
青空と白い山
2021年05月08日 09:44撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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青空と白い山
2021年05月08日 10:04撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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剣ヶ峰が見えた
2021年05月08日 10:14撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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剣ヶ峰が見えた
飛行機雲
2021年05月08日 10:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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飛行機雲
この辺りから強風の洗礼
2021年05月08日 10:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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この辺りから強風の洗礼
この辺りから雪が堅い
2021年05月08日 10:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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この辺りから雪が堅い
振り向けば槍穂
2021年05月08日 11:30撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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振り向けば槍穂
もう一枚槍穂
2021年05月08日 11:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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もう一枚槍穂
剣ヶ峰までもうすぐ
2021年05月08日 12:05撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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剣ヶ峰までもうすぐ
剣ヶ峰から見た御嶽山
2021年05月08日 12:10撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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剣ヶ峰から見た御嶽山
山頂から見た槍穂
2021年05月08日 12:10撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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山頂から見た槍穂
さっさと下山する
2021年05月08日 12:11撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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さっさと下山する
2021年05月08日 12:11撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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この辺りから滑る
2021年05月08日 12:30撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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この辺りから滑る
ツアーコース入り口
2021年05月08日 13:24撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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ツアーコース入り口
ツアーコース上部は快適だった
2021年05月08日 13:36撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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ツアーコース上部は快適だった

感想

春山バスの1便目は4台出ていた。定刻に三本滝駐車場を出発。5月の連休中に降った季節外れの大雪のため運休していた日もあったようだが、今日は朝から運行してくれて助かった。バスの中では半分寝ながら過ごす。標高を上げると雪壁ができていた。路面は所々雪解け水で濡れていたものの、概ね乾いていてバスの通行に問題はなさそうだった。位ヶ原山荘到着も定刻。バスを降りてスキー板を持って少し歩き、板を履く。バス4台なので100人くらいいると思うが、不思議と混雑している印象はなかった。9:27に行動開始。天気良く青空。風も穏やかで登山日和だが、この印象は少し後にすっかり変わることになる。雪質は適度に緩んでいてスキー+シールでも歩き易い。一方のつぼ足のZさんは少し潜るので歩きにくそう。でもワカンを付けるほどでもなさそうだ。順調に距離を伸ばし標高を上げる。しばらくするとこれから目指す剣ヶ峰が見えるように。最近の降雪のせいでひときわ白くなったように見える。エコーラインの除雪はまだあまり進んでいないと見えて、肩の小屋口のバス停近くはまだ道路は全く見えていなかった。よってこのあたりは雪壁もない。バス停付近のトイレも入り口に板が打ち付けてあって利用はできない。ここから肩の小屋方面を目指して標高を上げるが、この辺りから雪質が堅くなってきた。それでもスキー+シールで登るのに支障があるほどではないが、それ以上に厄介だったのは強風だった。5月なので冷たくて仕方ない、ということは全くないのだが、とにかく強い。しかも間断なく吹き付けるので息をつく間もない。Zさんと話をしても風の音でかき消されるので会話もできない。とにかく飛ばされないよう慎重に登るしかなかった。風が強いので、休憩場所を下がるのも一苦労だった。稜線に上がると更に強風は増したが、ここまで来れば剣ヶ峰まではもうすぐなので、Zさん共々山頂を目指す。剣ヶ峰直下はスキーを履いて登るには狭いし、何より雪が硬かったので、途中の岩場にスキー板はデポする。風で飛ばされないところを探すのに苦労した。途中全く時計を見ることなく剣ヶ峰に到着。時刻は12:07とのことで、出発から2.5時間以上かかったことになる。時間がかかっていたことに少し驚くが、今日の強風では仕方ないと思えた。天気は途中から曇ってきていたが、高曇りのため展望は良く、御嶽山やお隣の槍穂などがよく見えた。いつもこの山頂は多くの人で賑わうのだが、今日は勝手が違い、ほとんど人がいなかった。我々が到着した時も我々以外誰もいなかった。理由はもちろん分からないのだが、途中の強風のため、山頂まで行くことを諦めた人もいたのかもしれない。あるいは他のピークで良しとしたのかもしれない。剣ヶ峰山頂も風は強いし、途中でデポしてきたスキー板が飛ばされても困るので、山頂はわずかな時間の滞在で下山する。雪は少し固かったが、アイゼンなしで登下降できた。Zさんはアイゼンを利用していた。

デポ地まで戻り下りの準備。何せ風が強いので、準備中に色々物が飛ばされないように注意する。12:27に準備ができ下山再開。雪はやはり固くて滑るとがりがり音がうるさい。山頂直下から一本滑るが、やはり難しい雪質。エッジが立たないのか、ターンがままならない。転倒しないように慎重に下る。風がなければ気温がそこそこ上がって良い感じのざらめになっていたかもしれないが、今日に限っては強風のために雪が固いままになっていたようだ。安全第一で下る。閉鎖中のトイレ付近まで降りてくると次第に雪が緩み始めてターンもできるように。この雪質が山頂直下にもあったなら、と思わずにはいられなかった。三本滝駐車場から見上げたゲレンデは雪が少なくて、ツアーコースを下るのも難儀しそうだったが、位ヶ原山荘からのバスの時間に間に合うか微妙だったため、ツアーコース利用で下山することに。上部は雪も多く雪質もざらめで滑るのに問題はなかったが、予想どおり下部というかゲレンデは雪切れになっていて、板を付けたり外したりを繰り返しことに。スキー板もブーツもドロドロになった。それでも樹林帯に入れば強風の先例もなくなり、途中でようやくゆっくり座って休憩を取ることができた。

ある程度進んだところでZさんより先行して14:18に駐車場到着。強風の乗鞍岳から逃げ帰ったような感じだった。15分ほど遅れてつぼ足のZさんも到着。強い風の中2人とも山頂を踏んで無事下山できたことに安堵。積雪期の乗鞍岳は何度も訪れているが、今回がコンディション的には最も難しかった。5月とはいえ標高が3000メートルを超える山はやはり容易ではない。

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