富士山 取材殺到?山開き子連れ(吉田口ルート)


- GPS
- 32:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,540m
コースタイム
6/30 スバルライン5合目駐車場出発6:30〜8合目太子館10:00(登り3時間30分)
7/1 8合目太子館4:40〜富士山山頂8:50(登り4時間10分)
※ルートには剣ケ峰に行ってますが。実際は行っていません。
富士山山頂(下山開始)9:10〜7合目公衆トイレ12:20〜
スバルライン5合目駐車場13:50(下り4時間40分)
天候 | 6/30 晴れ、霧、雨 7/1 曇り、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所はありません。 ただし7合目から8合目の上のあたりまでは、 かなりの傾斜の岩場を登ります。 大人は手を使う事なく登れますが子供(小3)は手を使い膝をついて よじ登るところが何箇所もあります。軍手着用をすすめます。 傾斜のきつい岩場は何箇所もあり連続しているので、 子供のヘルメット着用は決して伊達ではなく有効な装備だと感じました。 今回ヘルメット着用で登山されている方は大人2名だけしか見ませんでしたが、 ヘルメットは着用は決して夏の登山でも無駄ではない装備だと思います。 |
写真
取材をたくさん受けました。
これはMomoさんがNHK他数社に独占インタビュー中。そのあと父もいろいろと話ました。
宿泊した太子館で一緒だった台湾(台北)の登山グループ17名がおりまして、数名の方とおしゃべりをして仲良くなりました。北岳のグループはご来光を見るために夜中に出発でしたので、お別れの挨拶できませんでしたが、意外なところで足跡を見つけました。
感想
いや〜今回の富士山登山は思い出の登山となりました。
人生初めて報道関係者の取材を受けるという経験をしてしまい、
いい年して緊張をしてしまいました。
またそれが何回も全国区で放送されてしまいました。
さてこの先何人から「テレビ見たよ!」と言われるか。
ただいま親戚、会社関係で5名です。
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去年の7月に富士山に次女のSakoさん(小2)とチャレンジをしましたが、
2日目は強風と混雑で8合目から先、山頂を目指すことはせず下山しました。
今年も再チャレンジを考えていましたが、なんと山開きの7/1(月)は、
川崎市の市制記念日で小学校はお休み。これはチャンスとばかりに行ってきました。
なので7/1(月)に子連れで登山してますが、学校はサボってませんので
ご安心を。
前回の富士山で次女が6号あたりで気持ちが悪いと高山病の訴えたので、
今回は可能なかぎり高山病予防を考えたペース配分としました。
まず初日6/29の午後5時ごろに富士スバルライン五号目駐車場に到着。
初日はここで車中泊です。ここで一泊して高度に体を慣らせます。
二日目6/30の朝は天気もまずまず、予定では八合目の山小屋までなので
8時頃にゆっくり出ればよいかと考えてましたが、思いのほか全員朝早く
目が覚めたのと天候が良いので6:30には出発となりました。
私の頭の中ではコースタイムが3〜4時間とあったので、
5〜6時間はかかるかなと思っていましたが、実際は3時間30分で
登ってこれました。当然山小屋に到着も早かったのですが予約の関係で
予定通り8合目で初日は宿泊です。
前日から五合目に慣れているせいか、高山病の症状は私も子供も
皆無でした。
さて宿泊した八合目の太子館。予約の段階で「この日は報道関係者の宿泊が多いですよ」と言われてましたが、まあ午後になってからNHK、読売新聞、共同通信社、時事通信社などなど名だたる報道関係者が機材をもってあがってきました。
小屋のまででは中継の準備やら登山者への取材やら、普段お目にかかれない光景を
見ることができました。
そしてウチといえば、父に小学生の娘2人と格好の取材対象だったようで、
いろいろと取材を受けました。
次女のSakoは陰ではテレビに映ってみたいとしきりに言ってましたが、
いざインタビューされると聞かれたことにうなずくだけで、反応はいまいち。
彼女の映りたいとは、取材している人の後ろで野次馬のようにピースサインを
してちらりと映るということを考えていたようでしたが、本人がインタビューされるとは思ってなかったようです。
長女は無難に取材をうけてました。
この手の取材というのは、取材をうけても放送されることは少ないと
踏んでいましたが、NHKではかなりの回数でインタビューが放映されたようです。
NHKはさすがにみている方が多いのか7/2に出社したら、お客さんにも
「●●さん昨日。富士山いなかった?」と聞かれてしまいました。
有給とって富士山いったのバレバレです。
さて長女のインタビューがNHKラジオでも7/1の早朝に放送されたとのことで、
山頂を目指している途中で登山客に先ほどお姉ちゃんのインタビューがラジオで流れてたよと教えていただき、
ご来光が出そうな時には、ある記者さんから
「いっしょにご来光にむかって万歳しましょう!」
とオファーをいただくなど、面白い体験でした。
※ちなみにご来光は予定通りでなかったので万歳は無しでした。
さてお話は登山にもどりますが、山頂には長女が朝ごはんを食べられなくて
気持ちが悪いと言っていましたが、時間の経過とともに良くなってきて
なんとか頂上につくことができました。
頂上の山小屋はまだ本格的な夏休みシーズン前ということで、
開いているところはありませんでした。
お鉢回りする体力の余力は私にも子供にも無いので、無理をせずに
頂上からはブル道を使って下山します。
※ルート図では剣ケ峰に行ってますが、実際は行っていません。
ブル道の下山道は公には閉鎖中なのか細いロープが一本
立ち入り禁止のため張ってありますが、9割以上の人はこのブル道で
下りていきます。
実際に山小屋での説明では頂上から本八号のブル道は
は公式には封鎖という情報で利用できるかの名言をさけていました。
このブル道というが、まあ管理上の問題なのでしょうが公には
利用禁止でありながら実際はそこをほとんどの方が
利用しているのが実態など非常に大事な情報なのにかかわらず
明確になっていない感じです。
話はかわりますが数年前初めてと富士山山頂に到着した時にブルドーザーが
山頂まできている事実を知った時の衝撃はすごかったです。
日本一の山の山頂にブルドーザーが通っている…まあ今となっては
この登山者の数を考えると無理もない話ですが、それにしてもあの時は
本当にびっくりしました。
さて下山は当たり前ですが、ひたすら下りるだけです。
九十九折りの登山道をえっちらおっちら5時間かけて駐車場につきました。
(ちなみにコースタイムは3時間です。)
実はこの下山がいちばんつらいです。ほんとひたすらひたすら下りて行きます。
8合目から下は山小屋もないので、夏の暑い時期など水分はしっかりと準備して
下山することをお勧めします。
小屋のお母さんが囲炉裏で言っていました。
「ここ八合目はまだ1/4なんだよ。山頂でようやく半分だよ。」
山頂がゴールではないという事をつくづく感じました。
それにしても長い下山でした。
8合目で黄色いダウンを着ていたカメラマンです。お父さんのリュックにヤマレコバッジを見たのは朝出発間際でしたので声をかけそびれました。お姉さんと囲炉裏のところでいくらかお話しました。うちにも3年生の娘がいますが富士登山なんてまだまだ。二人居ると励まし合って張り合って強いのかなと思いました。
今年の山開きは平日だったので人が少なかったですね。マスコミは同じような事を各社それぞれ何度も聞くのでうんざりしたことでしょう。こちらとしてはニコラス一家がいてくれて大変助かりました。全員登頂おめでとうございます。またどこかで。
こんにちはyoneyamaさん
黄色いダウンを着ていたカメラマンとのことで、
あれ?
もしかして私が載せている小屋内中継写真に写っている
方でしょうか?
ヤマレコのバッチ見ていただけてうれしいです。
こんな事もあるのではないかなと思いまして、バッチを3つ買って子供たちにもつけています。
取材の件は、いい経験をさせていただきました。
たしかに皆様世界遺産を中心にしてコメントをいただきたいオーラを感じましたが、取材されるなんてなかなか機会もないですし。
それが中継、放映されるなんてまずないですからね。
おかげさまで3人で無事に頂上に着くことができました。また怪我無く下山できました。
今回の富士山では、報道関係者、外国からの登山者、小屋のオーナーさん、たくさんの方々とお話でして楽しい登山でした。
コメントありがとうございました。
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