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Yamareco

記録ID: 3163677
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

御座山〜弥次ノ平〜赤火岳〜ぶどう峠(長者の森からの周回)

2021年05月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:32
距離
19.1km
登り
1,580m
下り
1,578m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
1:09
合計
10:28
8:02
8:02
8
8:41
8:41
24
9:05
9:05
32
9:37
10:10
156
12:46
12:49
80
弥次ノ平
14:09
14:15
103
15:58
16:08
24
16:32
16:48
52
17:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長者の森駐車場(無料/30台程度)
 
コース状況/
危険箇所等
●長者の森〜御座山
よく整備された登山道。高低差およそ820m。
林道から沢沿いの登山道に入り1420m付近で沢を離れます。
1450m付近で尾根に乗り、1680のピークに向かって標高をあげていきます。
1680ピークは南側から巻き、鞍部まで下ると大きな鉄塔を通過します。
その後、白岩登山口と合流し、見晴台、P1992の前衛峰を経て山頂に至ります。
山頂直下には避難小屋あり。

●御座山〜弥次ノ平
登山道はありません。
御座山からの東に延びる尾根の直下はぼやけていて乗るのに苦労しました。
たまに白ビニール紐ありますが、ルーファイの必要あり。多少の藪漕ぎあり。
尾根上の岩峰で行き詰まるところが数カ所ありますが、
左右どちらかに巻けば何とかなります。
2000mの岩峰は南から大きく巻きます。1950mで鉄塔を通過。
1920m付近で突如尾根が切れていて、いったん一平沢林道に降りる必要があります。

●弥次ノ平〜ぶどう峠
県境尾根(中央分水嶺)を辿ります。
ぶどう峠まで顕著なピークを8つほど超えながら標高を下げていきます。
弥次ノ平付近は広い原生林となっていて、下り出しの進行方向には注意。
前の区間と同様に尾根上の露岩で行き詰まるところが数カ所ありますが、
左右どちらかに巻きます(長野県側に巻くことが多かったかな)。
ぶどう峠に近づくに連れてマーキングが増え、踏み跡もしっかりしてきます。
特に赤火岳から先は県境標柱も現れ始めます。
石楠花のヤブが数カ所ありましたが長くは続きません。

●ぶどう峠〜長者の森
およそ4.1kmの車道歩き
 
長者の森駐車場からスタート
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長者の森駐車場からスタート
快適な登山道
久しぶりに吸う山の空気
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久しぶりに吸う山の空気
しばらく沢沿いに進んだ後、尾根に乗ります
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しばらく沢沿いに進んだ後、尾根に乗ります
樹林の隙間から山頂が見えました
樹林の隙間から山頂が見えました
唯一咲いていた石楠花
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唯一咲いていた石楠花
1680ピークを南側から巻き緩やかに下ると…
1680ピークを南側から巻き緩やかに下ると…
ほどなく巨大な鉄塔が見えてきます
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ほどなく巨大な鉄塔が見えてきます
鉄塔の真下を通過
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鉄塔の真下を通過
白岩コースと合流するピークから先は尾根筋が明瞭に
白岩コースと合流するピークから先は尾根筋が明瞭に
スミレ(photo komemame)
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スミレ(photo komemame)
光を浴びた苔
見晴台に到着。北八ツが見えました
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見晴台に到着。北八ツが見えました
見晴台を過ぎると根っこと岩へ
見晴台を過ぎると根っこと岩へ
1992前衛峰より。御座山を望む。右が山頂でしょうか。
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1992前衛峰より。御座山を望む。右が山頂でしょうか。
苔むしていい雰囲気
苔むしていい雰囲気
山頂直下には避難小屋がありました
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山頂直下には避難小屋がありました
避難小屋を過ぎると突然に岩場となります
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避難小屋を過ぎると突然に岩場となります
そして南西側の視界が一気に開け、ズドーンと八ヶ岳
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そして南西側の視界が一気に開け、ズドーンと八ヶ岳
岩場を辿ると山頂はすぐそこ
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岩場を辿ると山頂はすぐそこ
御座山山頂に到着
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御座山山頂に到着
良い眺めね(photo komemame)
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良い眺めね(photo komemame)
山頂より。南アルプス。右から鋸〜甲斐駒〜アサヨ〜北岳〜間ノ岳〜鳳凰三山〜塩見。手前の特徴的なとんがりは天狗山と男山
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山頂より。南アルプス。右から鋸〜甲斐駒〜アサヨ〜北岳〜間ノ岳〜鳳凰三山〜塩見。手前の特徴的なとんがりは天狗山と男山
アップで鋸〜甲斐駒〜アサヨ〜北岳〜間ノ岳。甲斐駒とアサヨの間の奥に見える白いのは仙丈(photo komemame)
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アップで鋸〜甲斐駒〜アサヨ〜北岳〜間ノ岳。甲斐駒とアサヨの間の奥に見える白いのは仙丈(photo komemame)
アップで北岳〜間ノ岳〜鳳凰三山〜塩見。塩見の奥は悪沢かな。北岳と間ノ岳を繋ぐ3000m稜線もよく見えてます(photo komemame)
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アップで北岳〜間ノ岳〜鳳凰三山〜塩見。塩見の奥は悪沢かな。北岳と間ノ岳を繋ぐ3000m稜線もよく見えてます(photo komemame)
山頂より。南北八ヶ岳全部見え
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山頂より。南北八ヶ岳全部見え
アップで南八ツ。左から三ツ頭〜権現〜ギボシ〜赤岳〜阿弥陀〜横岳〜硫黄(photo komemame)
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アップで南八ツ。左から三ツ頭〜権現〜ギボシ〜赤岳〜阿弥陀〜横岳〜硫黄(photo komemame)
アップで硫黄〜南と北を繋ぐ夏沢峠〜根石〜天狗(photo komemame)
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アップで硫黄〜南と北を繋ぐ夏沢峠〜根石〜天狗(photo komemame)
アップで丸山〜茶臼〜縞枯〜北横岳〜蓼科(photo komemame)
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アップで丸山〜茶臼〜縞枯〜北横岳〜蓼科(photo komemame)
北八ツの奥には北ア
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北八ツの奥には北ア
アップで北ア。左からギリギリ奥穂〜北穂〜大キレット〜槍〜表銀座〜後立山(photo komemame)
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アップで北ア。左からギリギリ奥穂〜北穂〜大キレット〜槍〜表銀座〜後立山(photo komemame)
山頂より。両神山
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山頂より。両神山
アップで両神山(photo komemame)
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アップで両神山(photo komemame)
山頂より。浅間山〜四阿山
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山頂より。浅間山〜四阿山
アップで左から浅間山〜黒斑山〜四阿山〜湯の丸〜烏帽子(photo komemame)
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アップで左から浅間山〜黒斑山〜四阿山〜湯の丸〜烏帽子(photo komemame)
山頂より。金峰山〜朝日。五丈岩も見えてます。手前は小川山(photo komemame)
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山頂より。金峰山〜朝日。五丈岩も見えてます。手前は小川山(photo komemame)
(photo komemame)
休憩していると続々と登山者がやってくるので、先に進みます
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休憩していると続々と登山者がやってくるので、先に進みます
3ヶ月ぶりの山登りでシンドかったらピストンのつもりでしたが、まだ余力がありそうなので予定通り周回することにします
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3ヶ月ぶりの山登りでシンドかったらピストンのつもりでしたが、まだ余力がありそうなので予定通り周回することにします
御座山から東に延びる尾根に入りますが、踏み跡&マーキングがほとんどなく思ったよりも苦労しました
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御座山から東に延びる尾根に入りますが、踏み跡&マーキングがほとんどなく思ったよりも苦労しました
2000mの岩峰は南側を大きく巻きました
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2000mの岩峰は南側を大きく巻きました
久しぶりの山歩き&バリエーションルートでタイヘンなのはわかるよ。にしてもズボンがずれ落ちすぎじゃあ。。。
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久しぶりの山歩き&バリエーションルートでタイヘンなのはわかるよ。にしてもズボンがずれ落ちすぎじゃあ。。。
1950mの鉄塔を通過
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1950mの鉄塔を通過
鉄塔があるってことは、ここから歩きやすくなるんじゃあ…
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鉄塔があるってことは、ここから歩きやすくなるんじゃあ…
およよ…
淡い期待が石楠花によって見事に打ち砕かれました
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淡い期待が石楠花によって見事に打ち砕かれました
1920付近で突然尾根が切れ落ちていて、いったん林道に下ろされます。ここでお昼休憩。車道歩きを抜くと距離的にはやっと半分くらいか。。。
1920付近で突然尾根が切れ落ちていて、いったん林道に下ろされます。ここでお昼休憩。車道歩きを抜くと距離的にはやっと半分くらいか。。。
そのまま林道を歩いてしまいたい誘惑に駆られながらも、尾根に復帰
そのまま林道を歩いてしまいたい誘惑に駆られながらも、尾根に復帰
一個ずつはどうってことないんだけど…
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一個ずつはどうってことないんだけど…
こういうのの積み重ねがジワジワと体力を削っていくんよな
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こういうのの積み重ねがジワジワと体力を削っていくんよな
弥次ノ平に近づくに連れて密樹林と苔と倒木が目立ち始めます
弥次ノ平に近づくに連れて密樹林と苔と倒木が目立ち始めます
弥次ノ平と書かれたプレートがありました。昭和55年かぁ
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弥次ノ平と書かれたプレートがありました。昭和55年かぁ
弥次ノ平付近は苔と倒木に覆われた平坦な場所
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弥次ノ平付近は苔と倒木に覆われた平坦な場所
原始な感じ
弥次ノ平からは進路を北に変え県境尾根を辿ります
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弥次ノ平からは進路を北に変え県境尾根を辿ります
しかし、ここも下り出しがぼんやりしていて分かりづらい
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しかし、ここも下り出しがぼんやりしていて分かりづらい
県境尾根も尾根上の露岩に阻まれます
県境尾根も尾根上の露岩に阻まれます
そのまま登るか、右に巻くか、左に巻くか悩むところが数カ所ありました
そのまま登るか、右に巻くか、左に巻くか悩むところが数カ所ありました
弥次ノ平から赤火岳の手前まではリボンやテープ類はほとんどありませんでした
弥次ノ平から赤火岳の手前まではリボンやテープ類はほとんどありませんでした
赤火岳(1822)に到着。赤火岳前後は超急斜面。太腿がガクブル
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赤火岳(1822)に到着。赤火岳前後は超急斜面。太腿がガクブル
赤火岳を過ぎると石楠花の藪漕ぎ
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赤火岳を過ぎると石楠花の藪漕ぎ
赤火岳の激下りを過ぎるとだいぶ歩きやすくなります
赤火岳の激下りを過ぎるとだいぶ歩きやすくなります
顕著なピークを8つほど超えながら下っていくので登り返しがシンドくなってきました
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顕著なピークを8つほど超えながら下っていくので登り返しがシンドくなってきました
1671付近からはアカヤシオがたくさん咲いてました
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1671付近からはアカヤシオがたくさん咲いてました
こんな感じの道が続きます
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こんな感じの道が続きます
疲れが癒やされます
2
疲れが癒やされます
アップで(photo komemame)
3
アップで(photo komemame)
1654への登り
標高を下げると枯笹のところもありますが、藪漕ぎというほどのものではありません
標高を下げると枯笹のところもありますが、藪漕ぎというほどのものではありません
1598.6を通過
1598.6には切丁という看板がありました
1598.6には切丁という看板がありました
あとはぶどう峠まで下るだけ
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あとはぶどう峠まで下るだけ
ぶどう峠に下りました
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ぶどう峠に下りました
久しぶりの山登りで不安もありましたが、ここまで来られてホッとしました。その瞬間お腹が減って最後の休憩
久しぶりの山登りで不安もありましたが、ここまで来られてホッとしました。その瞬間お腹が減って最後の休憩
台風19号災害でいまだに通行止めが続いています
台風19号災害でいまだに通行止めが続いています
これぞ県境
いちおね
ぶどう峠からは車道歩き
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ぶどう峠からは車道歩き
御座山が見えました
2
御座山が見えました
車道には桜がたくさん
2
車道には桜がたくさん
路傍の花は車道まではみ出てました
路傍の花は車道まではみ出てました
長者の森に到着。お疲れ様でした!
5
長者の森に到着。お疲れ様でした!

感想

3ヶ月ぶりの山登り。
季節はすっかり進んでしまいました。
それにしても、季節が変わるといつもどんな服装がいいのかよくわからない。
毎年同じことで悩んでいて、まったく進歩がない自分に萎えるな。



 

最後に山に行ってから、あっという間に3ヶ月〜。
もはや心も山から離れて何でもない毎日を過ごしてました。
でも暖かくなってきて、むくむく動き出したくなりました。
思いっきり動いて、体はすごい悲鳴をあげていたけど、
やっぱり山の空気、景色は気持ちがよい。

おしまい。

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コメント

同じコースを考えていました
こんにちは。

ぶどう峠起点の逆周りですが、まったく同じコースを歩こうと思って
いたので、思わずコメントです
やはり御座山から弥次ノ平の間が核心部でしょうか。
それにしても、こちらでもアカヤシオが見られるのですね。
この時期はヤシオツツジ目的に歩いていることが多いので
ありがたい情報です。
2021/5/13 11:44
Re: 同じコースを考えていました
youtaroさん

こんにちは。
なんと!当初はボクたちも時計回りで考えていましたが、
久しぶりの山歩きで周回できるかどうか自信がなくて。。。
まずは御座山に登ってしまってから考えよう、ということで反時計回りにしました。
でも、やっぱりバリエーションルートは登りで使った方が何かと安心ですね。
弥次ノ平〜御座山も登りであれば下りほどストレスはないかと思います。
服を引っ掛けてしまうのは変わりなさそうですが(汗)

来週あたりは、ヤシオに加えて石楠花も一気に咲き始めそうな感じでしたので、
ベストなタイミングかもしれません。

コメントいただきありがとうございます!!!
 
2021/5/13 17:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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