途中敗退・・・鹿島槍ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,598m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道:熊が出没するようです。カモシカに出合いました。 赤岩尾根:ザレていて、岩が崩れやすい。 その他:各箇所整備されていました。 |
写真
感想
年に1つくらいはアルプス登っとかないと・・・と思い立ち、長野に向け出発。
夜中に7のPで仮眠を取り、3時に登山口へ。着替えをし3:45に出発。
辺りはまだ真っ暗で、ヘッデンの光のみ。
しばらく歩くと、暗闇の中に光るものが。しばらくすると光らなくなりその物体に
近づくと、ガサガサと移動。頭とお尻がチラっと見え、たぶんカモシカ。あー熊じゃなくて良かった・・・。
その後は、クマよけの鈴を手で鳴らしながら林道を行く。
砂防ダムのトンネルは、思ったよりも短くちょっと安心。ここから登りが始まるが
登山道は、丁寧に整備されていて歩きやすい。高千穂平までは順調。思った通りの
コースタイムで来れてる。ここからは、今日の目的地:鹿島槍ヶ岳の南峰・北峰と
その壁に雪を湛えた斜面が一望でき、否が応でもテンションが上がる。
ここから乗越までは、赤岩尾根を登るが名前の通り、赤い岩の尾根で、岩は鋭く
また崩れやすいので、慎重に登る。
冷乗越に上り詰めると、眼前には立山/剣岳が威風堂々の佇まい。左手には爺ヶ岳と種が池山荘。
右手には鹿島槍の双耳峰がでんと構える。
とりあえず、山荘へ向け歩き出すが、この辺で体調が何かおかしい。立ちくらみというか
フラフラするというか・・・。とりあえず山荘へ。
ここで体調が戻るか確認するため30分程度休憩する。予定よりは遅れるが1人旅だし、
何かあったら困る。大体の場合、歩き始めると治るから、そう思い山頂へ向かうが、その途中
家族連れの3人(父母子)にあっさりと抜かれる。。。ここでどう考えても体調の変調を
自覚(手が若干しびれる)し、眼前の布引山の斜面に背を向け、下山することに・・・(泣)
「今度は縦走でのんびり来よう」と言い聞かせ、山荘に戻り、体調を整え下山。
途中、乗越で今から山頂に向かうという地元の方にお会いする。
「今から天気持ちますかねぇ?」「もう雲が山頂に掛かってますし、爺ヶ岳にも来てますし
今からだと展望はなさそうですね・・・」というようなやり取りをし、「そうですね、でも
せっかくなので行ってきます」ということで彼は山頂に向かって行った。
ここからの下山は体調と相談しながら、ひたすら慎重に下る。天の助けか、雲がかかることに
よって直射日光は遮られ、何とか歩を進める。
西俣出合までもう少しというところで、先ほど乗越で別れた彼に追いつかれる。
「速くないっすか?」「布引山の所で引き返してきました、天気悪くなりそうなので」
地元の方なので「いつでも来れる」というのをとても羨ましく思いながら、そこからは
一緒に下山。結構登られている地元の方 vs 体調悪くなっちゃったメタボ男、なので結構付いていく
のがシンドく、ただ、予定の時間に下山することができたので感謝。
今から5時間以上運転して帰らなきゃ・・・というシンドさは娘が生まれてから
だいぶ楽になったような気がする、、、(笑)
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