灼熱のキタタンとGARMINの効用
神奈川県
山梨県
Ara
体力度について
- GPS
- 06:59
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 3,499m
- 下り
- 3,494m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
種目別 50位くらい
総合 150位くらい
正確に書くと氏名がわかるのでこんな書き方ですいません
| 天候 | 35℃の猛暑日 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
コースコンディションはドライ 灼熱のレース |
写真
拍手
感想
灼熱のレースのペース管理がうまくいったので、備忘録を兼ねた山行記録
結果：順位 種目別 50位くらい、総合 150位くらい
装備：
■ウェア
サンバイザー（サロモン）
NBのランニングシャツ
S-LABカーフガード
SKINS ハーフパンツ
サロモン ショーツ
X-SOCKS RUN Performance
TNF 指ぬきグローブ
■シューズ
アディゼロXT4
■ザック
ネイサン HPL020
■その他
GPS・ハートレイトモニター GARMIN Forerunner310XT + GARMIN CONNECT
（これが今回最大の効果を発揮）
■行動食、飲料
Wiggleで買ったPowerBarジェル×8をフラスク2個に分けて入れて、2個は
そのまま持って行った。
第一関門でバナナを1本半食べた
ハイドレにリプレニッシュ2袋入りの1.25L、予備として水をソフトフラスクに250ml
第一関門で500mlくらいに減っていたから7割くらいまで給水（その際にポカリ1L用
を入れた）気温がだんだん上がることをが気になったけど姫次の登りを軽くした
いから少な目に入れたら次の給水までもたなかった。
エンライテン1パッケージ（全部消費）
開会式では片山右京さんや宮原さんの挨拶があって選手も盛り上がった。
開会式のアナウンスでは朝の時点で鐘撞山山頂の気温が25℃で無風とのことで、
その暑さに選手たちもえー！とざわついた。
2年目の今年は第1ウェーブスタート
目標タイムの順位は150番前後のため、先頭から150人くらいの位置に並んだ。
スタート前にエンライテンを2枚ほど摂る。
去年のレースのデータをGARMIN Connectで見た上で今年のレースの計画を立てた。
去年は心拍数でみるとスタートから30分は170＋、3時間30分までは160後半、
それ以降はLT値付近を維持となっていた。
これで足のつりや痙攣はなかったから今年もこれと同じ走りをして、目標タイムは
1CPを2時間50分、2CPを4時間と設定
その後、関東地方は梅雨が明けてしまい、当日の予報は気温35℃と灼熱のレースが
予想された。
この気温で同じ走りをしてしまったら発汗量が激しく熱中症になる可能性が高い
ため、体調を見ながら心拍数をもう少し低く抑えようと考えた。
それぞれの関門やピークに設定した目標タイムは参考程度にゴール予想タイムを
知るために使うことにした。
スタートしてからはロードの登りとなる。ここを心拍数170台で10分くらい走ると
登山道に差し掛かる。ここからは徐々に渋滞が始まるが止まってしまうほどでは
なく、そのペースについていくだけでも心拍数は上がってしまう。
熱中症対策としてスタートからレース中ずっと給水に気をつけて頻繁にスポドリ
入りの水を飲む。エンライテンも30分に1，2枚の頻度で摂っていく。
ジェルは30分〜45分に1つの割合で摂りながら、血糖値が下がってきたと感じた
場合はそのタイミングで摂るようにした。
最初の登りのパートは高度を350mくらい登ってそのあと下り、その後ロードの
パートとなる。
ロードパートは足の温存のために180歩／分のピッチ走法でキロ4分台でエイドの
ある立石建設まで進む。
今回は下りでフォアフットにするのをやめて若干ヒール寄りのミッドフット
ストライクとした。
これが結構有効で、レースを通して足もちが良かった。いくつかの実験結果で
フォアフット着地はふくらはぎの負担が大きいという情報と一致した。
立石建設では水を飲んですぐにスタートし、すぐに鐘撞山の登りに入る。
ここからは渋滞も増してくるがやはりこのペースについていくだけでも心拍数は
160後半になる。
時々止まってしまうような渋滞もあるがそれがちょうど良いリカバリーとなる。
この間に乳酸を減らしておかないと足がつり始めるのは目に見えているから逆に
助かる。
鐘撞山の頂上で2時間10分の予定が2時間28分ちょっと予定より遅い。
鐘撞山を一気に下ると1CPに到着。この時点のタイムは3時間弱。予定では2時間50分
だったので10分遅れている。この気温では上々のペースかなと判断。
1CPでハイドレの残量を見ると500ml近く残っていて、この後の2つの大きな登りで
荷物を軽くしたいという思いと気温がさらに上がってきたらまずいという思いに
揺れたが、予備の水もあるし、何とかなるだろうとハイドレに1.1Lになるくらい
まで給水してスタート。これが後で後悔することになる。
エイドではバナナを1本半もらって食べた。これがとってもうまかった。
トイレに行こうか迷ったが、並んでいたためパスした。ロスタイムは4分くらいかな。
1CPをスタートするとその次は第2の登りに入る。
周りのペースに合わせていくと比較的楽に登れてちょうど良いペース。
でも心拍数は依然として160オーバー。体調と相談しながらペースを管理しようと
思っていたが、比較的体調も良好なので、この心拍数でも大丈夫と判断。
この第二の登りあたりからマイペースのレース展開を続ける。
トレランレースは高速道路のように人の固まりが出来ては間が空いてまた固まりと
いった形になることが多いが、自分はマイペースでいったため、固まりに入らずに
一人旅のポジションが多かった。
このあたりからペースダウンした選手を抜きながらマイペースを維持した。
この第二の登りパートが終わるとその後は10�匱紊離蹇璽鰭�分になるが、ここは
心拍数160程度で走る。
ここもマイペース＆ピッチ走法＆ミッドフットランで進む。
ロード部分が終わると2CPに到着する。
この時点でのタイムは目標4時間に対して4時間20分くらい。またまた遅れている。
ただこの後は少しずつスイッチを入れていくつもり。
2CPではハイドレへの給水をせずに水をお椀2杯くらい飲んでスタート。
エイドの食料は欲しいものがなかったので何ももらわなかった。
エイドを出るとここから最後の壁となる姫次への登りとなる。
姫次の登りは風巻ノ頭の前と後で2段構えになっている。
風巻ノ頭までは急登で気温が高く風もなく、とてもつらい登りとなった。
だんだん頭がぼーっとしてくるような感じに加え、ハイドレの水もなくなって
しまい、途中で止まって予備の水を出そうか迷ったが、施設エイドのコーラまで
は体がもちそうだったのと立ち止まってペースを乱すのが嫌だったのでそのまま
進んだ。
登りの間はGPSの標高を見ながらこの登りもあと何メートルだと自分に言い聞かせて
登っていく。
そんな中、風巻ノ頭からはしばらく下りとなるが、稼いできた標高を失うのがつらい。
風巻ノ頭の後2段階目の登りに入るとけっこう体が楽になって、ペース良く最後の登
りを登りきれた。
この姫次の登りも下りも何人ものランナーをパスする。
去年もこの2CP以降でかなり順位を上げられたため、今回もそれなりにレースの
ペース管理はうまくいったかなと思う。
姫次の手前には私設エイドがありコーラを振舞ってもらえるのだが、その遥か下
の場所からでエイドの方の「コーラ！コーラ！」
という大きな掛け声が聞こえる。この掛け声にあともうちょいと思うのだが、
これが結構長いくて遠いい。
私設エイドでコーラをコップ一杯もらい、それでは足りずここで満を持して
ザックからソフトフラスクに入れた予備の水を取り出し、姫次給水所に向かう。
姫次の給水所では水を飲んで、後残り50分前後の行程を走り切れるようにソフト
フラスクに水をいっぱい（240ml）にして手に持ったまま走り出した。
姫次のエイドは歩荷で水を上げているのだと思うけど、その苦労と明るい応援に
感謝しながら進んだ。
姫次からの下りゴールまで10�劼郎埜紊離�ールアウトパートのため今までのピッチ
走法からストライド走法気味に切替えて自分の走力の出せる範囲で飛ばしていった。
ここでも何人かの選手をパスして最後の1�劼魯瀬奪轡紊剖瓩ち�りをした。
このスパートの最後の最後にふくらはぎに痙攣を感じたが問題がない程度だった
のでそのままスパート。やはりストライド走はふくらはぎの負担が大きいのかな？
ゴールの時は前の選手と間隔があいていたためゴールテープを張っていていただき
始めてゴールテープを切ってゴールできた。
タイムはそこそこの結果だったが、灼熱のレースになったせいか順位はそれなりの
順位となった。（種目別で50台、総合でも150台）
今回は暑さも辛かったが、やはり梅雨の時期は持病の喘息が顔を出して、頻繁に
水を飲んでもそのたびに咳き込んで腹筋と心肺を無駄に使い、心拍数も必要以上
に上がってしまった。熱中症にならないように走ってはチューチューとドリンク
を吸ってを繰り返したが、その度に喘息気味の気管支が刺激されて咳をゴホゴホ
むせ返った。周りの選手はこんな体調で走らなきゃ良いのにと思ったかもしれな
いけど、私にとってはいつものことでこれに付き合って行くしかない。
それ以外はうまくペース管理ができてなかなか楽しい良いレースとなった。
レースにおける心拍数計画と各ポイントの目標タイム設定や各パートのペース設定
はGARMIN Connectの去年のグラフを見ながら決めていったが、これが非常に良くて
良いレースマネジメントが出来た。
GARMIN Connectで標高グラフ、心拍グラフ、スピードグラフを重ね合わせて見れば、
自分がどのくらいの心拍数をどのくらいの時間維持できるか、その心拍数での
ペースはどの程度か、そのペースで走った時の各ポイントのタイムはどのくらい
かという情報をレースコースの各パート毎に確認できるため、レースの計画を
立てるためにはとても有益な情報を知ることができて詳細な計画が立てられる。
これからもGARMIN Connectを活用してレースを管理していきたい。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
袖平山の最新記録
黍殻山の最新記録
八丁坂ノ頭の最新記録
あつかったですねぇ！
私も出ておりました、初のキタタンでしたが８時間半くらいかかりました。６時間半って速い〜一体どこをどう頑張ったらそのタイムになるのか・・・w
すっかり体力奪われて、今は風邪引いて３連休も自宅謹慎です。。。来年も出たい。。
本当に暑かったですね！
私はトレラン3年目でキタタンは2年目ですが、少しずつタイムが縮んでいます。
夏はアルプストレランを楽しんでいますので、これからの季節はとても楽しみです
yasuyoさんは早く風邪が治って元気に走れると良いですね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する