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Yamareco

記録ID: 3207205
全員に公開
ハイキング
関東

奥久慈縦走 西金から下野宮(県北ロングトレイル)

2021年05月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:52
距離
23.1km
登り
2,059m
下り
2,006m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:17
休憩
1:34
合計
11:51
5:11
52
6:03
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8
6:42
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28
7:10
7:16
27
7:43
7:44
10
7:54
8:02
34
8:36
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16
8:58
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12
9:47
9:52
11
10:03
10:04
59
11:03
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6
11:10
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27
11:37
11:44
15
11:59
12:17
6
12:41
12:42
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12:43
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12
12:55
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4
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3
13:57
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7
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14:17
13
14:30
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9
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3
14:47
14:49
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15:27
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17
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16:01
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8
16:09
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8
16:17
16:17
45
17:02
下野宮駅
天候 スタート時曇り時々雨、稜線では晴れ、午後になって曇り時々腫れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西金駅に駐車し、西金から下野宮駅まで歩いたのち、水郡線で西金駅へ戻りました。車窓の景色がきれいです。

水郡線は極端に本数が少ないので時刻を正確に調べておきます。
コース状況/
危険箇所等
雨上がりは滑りやすいので気をつけます。
男体山ー月居山の縦走路は道の崩落が進んでいる箇所があります、

滝川(生瀬滝上部)の渡渉はサンダルなどの準備をしたほうがいいでしょう。渡渉箇所から下は急流です。流れに足を取られて流されるとそのまま滝を落ちることにになりますので気をつけます。

生瀬富士北峰(いわゆるジャンダルム)は、最初の巨岩の登はんが悪いですが。巻き道があります。巻き道も結構ぎりぎりのトラバースなので気をつけます。

生瀬富士以北の縦走路が大子アルプス鋸21峰などと呼ばれ、この春開通した県北ロングトレイルの開通ルートです。県北ロングトレイルは全長320kmに及ぶ長い道を作るという構想の一部実現した区間です。
ボランティアの皆様のおかげで回を重ねる毎に格段に歩きやすくなっていることを感じました。とはいってもハイキングコースとは思えないような急な登り下りの連続で、雨上がりなどは滑って登れない(下れない)様な急登が続きます。特に下りは3点支持でクライムダウンしました。

ブユが多いので虫除けを準備します。
その他周辺情報 下山後、久慈川を過ぎて道路沿いに自動車整備会社の社員向け自販機があり、冷たい飲み物を買うことが出来ます。
興奮の奥久慈岩稜は雲の中なのに脚はひきつけられる
興奮の奥久慈岩稜は雲の中なのに脚はひきつけられる
低山までかかる霧が幻想的だ。
低山までかかる霧が幻想的だ。
林道越しにノイチゴがどっさり実る箇所があり、少し寄り道して初夏の味わいを楽しんだ。そばにはヘビイチゴも生えているのでうっかり食べてマズーってならないように(毒ではない)。
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林道越しにノイチゴがどっさり実る箇所があり、少し寄り道して初夏の味わいを楽しんだ。そばにはヘビイチゴも生えているのでうっかり食べてマズーってならないように(毒ではない)。
これまた道すがらで拝める無名滝。このハイキングは滝めぐりにもなっている。
これまた道すがらで拝める無名滝。このハイキングは滝めぐりにもなっている。
見上げると青空だから、雲海見られるかな?
見上げると青空だから、雲海見られるかな?
いつもの場所で盟主男体山が現れた。雲に隠れかけた姿が力強さを感じられる。
いつもの場所で盟主男体山が現れた。雲に隠れかけた姿が力強さを感じられる。
そして奥久慈岩稜も。晴れ間が美しい。
そして奥久慈岩稜も。晴れ間が美しい。
大円地越のくびれに興奮。この雲がかかった感じがとてつもない高山の雰囲気を出してくれる。
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大円地越のくびれに興奮。この雲がかかった感じがとてつもない高山の雰囲気を出してくれる。
今日も無事に歩ききれますようにと手を合わせて登山開始だ。
今日も無事に歩ききれますようにと手を合わせて登山開始だ。
まずはこつこつ大円地越まで一般コースを歩くのが恒例だ。気温12度は前回、2週間前と同じ。
まずはこつこつ大円地越まで一般コースを歩くのが恒例だ。気温12度は前回、2週間前と同じ。
頂上稜線への急登は木漏れ日が美しい。
頂上稜線への急登は木漏れ日が美しい。
愉快にならずにはいられない頂上稜線。
愉快にならずにはいられない頂上稜線。
振り返り霧に浮かぶ光線に感動した。
但し景色がいいのはここまでで、男体山では霧で眺望は全くなかった。
振り返り霧に浮かぶ光線に感動した。
但し景色がいいのはここまでで、男体山では霧で眺望は全くなかった。
巨大ブナの3兄弟がいるコルでギンリョウソウを発見した。男体山で見るのは初めてだ。またの名をユウレイダケ。
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巨大ブナの3兄弟がいるコルでギンリョウソウを発見した。男体山で見るのは初めてだ。またの名をユウレイダケ。
眺望は諦めて月居山をめざした。
霧と朝日のおかげで見えた森ブロッケン、見えますか?
今回の縦走は幽霊に妖怪だ。
眺望は諦めて月居山をめざした。
霧と朝日のおかげで見えた森ブロッケン、見えますか?
今回の縦走は幽霊に妖怪だ。
ブナの実
白木山分岐からは危険箇所多し。道の崩落が進んでいる気がする。
白木山分岐からは危険箇所多し。道の崩落が進んでいる気がする。
前々回に見た幻の滝に再開できてよかった。
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前々回に見た幻の滝に再開できてよかった。
まだ緑は若々しさを感じて気持ちがいい。
まだ緑は若々しさを感じて気持ちがいい。
なぜか登山道に卵が落ちていた。よく割れずにあったものだ。
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なぜか登山道に卵が落ちていた。よく割れずにあったものだ。
フタリシズカ?
シロヤシオではないけれど、白い花のじゅうたん。
シロヤシオではないけれど、白い花のじゅうたん。
エゴノキでもないし、ウツギの一種だろうか?
エゴノキでもないし、ウツギの一種だろうか?
第2展望台。霧が晴れて奥久慈の山並みが目に入ってきた。今回雲海は見られなかった。
第2展望台。霧が晴れて奥久慈の山並みが目に入ってきた。今回雲海は見られなかった。
ヤマホウシ
月居山ー男体山間も県北ロングトレイルの一部である。
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月居山ー男体山間も県北ロングトレイルの一部である。
月居山のジャンダルムへ寄って行こう。この岩の向こうにいらっしゃる。
月居山のジャンダルムへ寄って行こう。この岩の向こうにいらっしゃる。
ジャンダルムから大子町方面を望む。徐々に雲が出てきた。
ジャンダルムから大子町方面を望む。徐々に雲が出てきた。
月居山側から振り返る。ちょっとした岩塔だ。
月居山側から振り返る。ちょっとした岩塔だ。
月居山登頂の証、6灰皿。筆者のデジカメでは奥の2個はほとんど見えないのだが。
月居山登頂の証、6灰皿。筆者のデジカメでは奥の2個はほとんど見えないのだが。
どんどん縦走を続けよう。月居山を下り、山王山を登って稜線から生瀬富士と立神山の雄姿に見とれる。墜落注意。
どんどん縦走を続けよう。月居山を下り、山王山を登って稜線から生瀬富士と立神山の雄姿に見とれる。墜落注意。
いつも撮影してしまう絶壁。あのがけっぷちを縦走するのだ。
いつも撮影してしまう絶壁。あのがけっぷちを縦走するのだ。
山王山を国道方面に下ると渡渉点に出る。雨中にわたった前々回をさらに上回る水量だった。すのこの橋は引き上げられていていた。あっても水を被って使えないだろう。
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山王山を国道方面に下ると渡渉点に出る。雨中にわたった前々回をさらに上回る水量だった。すのこの橋は引き上げられていていた。あっても水を被って使えないだろう。
靴脱ぎは計画のうち、持参のサンダルに履き替えて渡渉開始。沸き立つ水の輝きに目が回りそうになる。歩き始めると見かけの勢いほど怖くはない。雨上がりで実は泥水である。
靴脱ぎは計画のうち、持参のサンダルに履き替えて渡渉開始。沸き立つ水の輝きに目が回りそうになる。歩き始めると見かけの勢いほど怖くはない。雨上がりで実は泥水である。
怖いのはこの一見静かな箇所。深さもあり、流速も高く、足を上げると足払いを受けてバランスを失いそうになる。浅いところを選びつつじっくり移動した。写真の先にちょんと頭を出している岩に乗れれば安全圏。
怖いのはこの一見静かな箇所。深さもあり、流速も高く、足を上げると足払いを受けてバランスを失いそうになる。浅いところを選びつつじっくり移動した。写真の先にちょんと頭を出している岩に乗れれば安全圏。
立神山側からは渡渉点を回避する迂回路の説明がある。対岸にも迂回路の説明があったはず。
立神山側からは渡渉点を回避する迂回路の説明がある。対岸にも迂回路の説明があったはず。
立神山への登高の途中で今年初のニッコウキスゲを発見した。
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立神山への登高の途中で今年初のニッコウキスゲを発見した。
先ほど山王山側から見た絶壁の角に立ち、袋田の滝を覗き込んだ。なんとここからは観瀑台も吊橋も見えるのだ。身を乗り出しすぎて墜落しないよう用心する。
先ほど山王山側から見た絶壁の角に立ち、袋田の滝を覗き込んだ。なんとここからは観瀑台も吊橋も見えるのだ。身を乗り出しすぎて墜落しないよう用心する。
先の写真の少し先にある滝のぞき
先の写真の少し先にある滝のぞき
滝のぞきを過ぎてぐっと下ると下山路の標識あり。下山後、これが「かずま」の標識を撮っていたことに気がついた。
滝のぞきを過ぎてぐっと下ると下山路の標識あり。下山後、これが「かずま」の標識を撮っていたことに気がついた。
ここから滝本へ下山ルートがあることには驚いた。かなりの急斜面ではないか?「かずま」の標識に気がつかず、このルートに興味を持って撮影したのだった。
ここから滝本へ下山ルートがあることには驚いた。かなりの急斜面ではないか?「かずま」の標識に気がつかず、このルートに興味を持って撮影したのだった。
赤い実。グミだろうか?食べられる。他に、若干だがさくらんぼうも落ちていて、中にはまあまあな味のものもあった。里の公園になる大島桜のさくらんぼも例年より美味だった。今年のさくらんぼうは豊作か?
赤い実。グミだろうか?食べられる。他に、若干だがさくらんぼうも落ちていて、中にはまあまあな味のものもあった。里の公園になる大島桜のさくらんぼも例年より美味だった。今年のさくらんぼうは豊作か?
立神山頂。樹木にさえぎられつつも、生瀬富士の南峰、北峰の雄姿を拝める。
立神山頂。樹木にさえぎられつつも、生瀬富士の南峰、北峰の雄姿を拝める。
生瀬富士の南峰
渡渉点から立神山まではいくつかの偽ピークがあって体力をそぐのであるが、立神山から生瀬富士までは見かけの距離の割りに一気に歩ける。山頂直下の登はん要素には注意を要す。今回は先に北峰へ進む。この写真の岩の登はんが一番怖い。巻くことも出来るがそっちも結構怖いトラバースだ。
渡渉点から立神山まではいくつかの偽ピークがあって体力をそぐのであるが、立神山から生瀬富士までは見かけの距離の割りに一気に歩ける。山頂直下の登はん要素には注意を要す。今回は先に北峰へ進む。この写真の岩の登はんが一番怖い。巻くことも出来るがそっちも結構怖いトラバースだ。
岩稜はジャンダルムと呼ぶにふさわしい。
岩稜はジャンダルムと呼ぶにふさわしい。
生瀬富士北峰は通称ジャンダルムのひとつ先の岩塔。写真はクロマツの雌花。青紫が美しい。
生瀬富士北峰は通称ジャンダルムのひとつ先の岩塔。写真はクロマツの雌花。青紫が美しい。
松ぼっくりの赤ちゃん
松ぼっくりの赤ちゃん
北峰から岩稜越しに南峰を望む。
北峰から岩稜越しに南峰を望む。
生瀬富士の天使。そういえば本家にはもう6年以上会っていない。
生瀬富士の天使。そういえば本家にはもう6年以上会っていない。
縦走路へ戻って生瀬富士南峰へ到着した。
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縦走路へ戻って生瀬富士南峰へ到着した。
南峰より男体山方面の景色を楽しんだ。あとは下山まで試練のみ。
南峰より男体山方面の景色を楽しんだ。あとは下山まで試練のみ。
鋸21峰は雨上がりで歩くことも出来ないような滑る斜面が続く。写真は筆者が勝手にゴリラ岩と詠んでいる巨岩。
鋸21峰は雨上がりで歩くことも出来ないような滑る斜面が続く。写真は筆者が勝手にゴリラ岩と詠んでいる巨岩。
最初の三角点、「赤坂」。
最初の三角点、「赤坂」。
途中日当たりのよい小さな草むらがあり、ウシハコベが沢山咲いていた。筆者が偏愛するイワツメクサさんの仲間なので撮影しないわけには行かない。
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途中日当たりのよい小さな草むらがあり、ウシハコベが沢山咲いていた。筆者が偏愛するイワツメクサさんの仲間なので撮影しないわけには行かない。
べそをかいたり、気持ち悪くなったりしながら道路の横断箇所も過ぎ、何とか二つ目の三角点「釜田」に到着した。でもまだまだきつい。
べそをかいたり、気持ち悪くなったりしながら道路の横断箇所も過ぎ、何とか二つ目の三角点「釜田」に到着した。でもまだまだきつい。
筆者が勝手に大子のチマグランデと呼んでいる岩壁。2峰、1峰と立てば、サディスティックな登り降りは終了する。2峰の上に石ピッケルを置いた。2峰ではミサゴだろうか?終始猛禽の激しい威嚇を受けた。巣が近いのだろうか?
デジカメの電池が切れたので写真はここまで。2峰からの眺めがよいので残念だが。
筆者が勝手に大子のチマグランデと呼んでいる岩壁。2峰、1峰と立てば、サディスティックな登り降りは終了する。2峰の上に石ピッケルを置いた。2峰ではミサゴだろうか?終始猛禽の激しい威嚇を受けた。巣が近いのだろうか?
デジカメの電池が切れたので写真はここまで。2峰からの眺めがよいので残念だが。

装備

備考 渡渉用サンダル、下山後の着替え用フリース、水4L、テルモスのコーヒー、タオル、帽子、雨具、日焼け止めという名の虫除け、デジカメ、スマホGPS、手袋

感想

雨でくじけて帰宅するつもりが、なぜか西金駅で眠くなってしまったおかげで雨をやり過ごし、中止を中止することができた。今回も素晴らしい一日を過ごすことができた。西金の山の神様、ありがとうございました。

ーーーー以下自分のためのメモーーーー

■中止、中止の中止
今回のハイキングは自分にとっては12時間コースである。水郡線の本数が極端に少ないことを考えると、午前3時スタートで午後3時台の汽車で帰りたい。夜中に車を走らせた。雨が降ってきた。雨でも平気なつもりだったが、西金駅に近づくにつれて、乾いた自宅の布団が無性に恋しくなってしまい、歩く気持ちがすっかりしぼんでしまった。駅のお手洗いを借りてそのまま帰宅しようと思ったが、超早出による睡魔が早速やってきて、出発前にひと眠りとばかりにシートを倒して眠ってしまった。

目が覚めた。真っ暗でざあざあ雨が降っていた西金に明るい朝が来ていた。晴れてはいないが、西金の里山には雲のベールがかかっていて美しい。あの山を眺めながら歩き続けたい。しぼんでしまった意欲が一気に120%みなぎった。西金の山の女神様ありがとうございました。

■眺望はなし
濃霧の中を歩いた前回に比べると、霧をまとった山並みに見とれながら歩く林道は一段と快適だった。雲がかかった奥久慈岩稜と盟主男体山は一段と大きく見えた。大円地越から頂上稜線にかけては、まばらなケヤキの森を朝日の束が何本も貫いていた。しかし眺望はここまで、今回は雲が高く、稜線を完全に覆ってしまったため、何も見えなかった。

眺望はほとんど望めなかったが天気はそれほど悪くもなく、月居山への縦走路では、斜めに差す朝日のおかげで森の中の霧にブロッケンを見つけることができた。ただし天候はこの後下降気味で、雨こそ降らなかったが曇りがちの縦走となった。

■鳥の空耳アワー
歩きながら鳥の鳴き声に耳を済ませた。
「注意ー注意ー注意、、、お前だよこの野郎」
「ホー、、ほろほろほろ(腰砕けのうぐいすのような)」
「キイイイイッ、さびた鉄扉のような」
中国語と思しき鳴き声も聞こえたし、大子アルプス後半には
"It's a great hit"
奥久慈をハイキングして外国語をしゃべる鳥を聞くのは愉快だった。

大子アルプスの終盤、2峰の岩塔に立ったた時には、猛禽の激しい威嚇にあった。鳴き声から下山後調べてみるとどうやらミサゴのようだ。岩塔の近くに巣があったのだろうか。

■大子アルプスを這い回る
雨上がりの縦走は3月の雨中の縦走ほどではないがぬかるみだらけだった。最初の21峰(生瀬富士側からだと21から1へ逆にたどる)から滑って登れない。這いつくばっても登れない。しかしこれは経験済みで、適当な石を探し、ピッケルのように使いながら身体を支え、踏ん張らずにペッタリ足を置くようにしながらそろそろと高度を稼いだ。

下りも同様だ。いや下りのほうが危険かもしれない。結局3点支持で下っていく。石ピッケルのおかげで極端には滑らないから這いつくばっての下降は安定していた。

獣のように四足で上り下りを繰り返しているからペースはどうしても遅くなる。そして脚がつって休憩を余儀なくされるのがこれまでのこの縦走のパターンだったが、脚はつらなかった。脚はつらなかったが、ペースがどんどん落ちた。特に道路を横断してからのサディスティックな急登からが辛かった。気分が悪くなってきた。汗をかいて喉はからからなのに寒い。前回の水不足の反省から倍の4L準備してきた。脱水症状ではないと思うのだが、これが熱中症というものなのか。

不思議なことにこれだけ体調が悪くても1峰を過ぎて快適なハイキングコースになると気分も回復し、ペースも回復することができた。そこまでの登山道がしょっぱすぎるから当然か。

■脚は最後につった
今回も体力を使い切って下野宮駅にたどり着いた。汗で濡れた服を脱ぎ、着替えにつめてきたフリースを着てくつろいだ。靴と靴下を脱いではだしになって休んでいたら、今頃になって両足付け根がつってしまい。痛さで靴下と靴を履けなくなった。このままでは汽車に乗ることができないと、だましだまし脚ごしらえをすることに難儀した。今考えれば、渡渉用のサンダルを持ってきていたのだから、サンダル履きになれば済む話だった。

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技術レベル
1/5
体力レベル
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