木曽駒ヶ岳【千畳敷往復】


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 427m
- 下り
- 418m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス:駒が池→しらび平 ロープウェイ:しらび平→千畳敷(バス+ロープウェイの往復で3800円) *バスは通常30分間隔のようですが、臨時便が出て約15分間隔になっていました。 *駐車場7:50着でバスを1本見送り。しらび平9:00着の時点でロープウェイは約1時間待ち。バス降車時に整理券が配られました。 *この日の下りロープウェイ最終は17時。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【千畳敷⇔木曽駒ヶ岳】 *ルートは明瞭です。ただ、この日はガスガスだったので分岐ごとに方向確認が必要でした。 *千畳敷から最初、神社横の階段を下りて雪渓を横断します。アイゼンなしでも大丈夫でした。八丁坂に何カ所かで雪が残っています。特に下りは転倒転落注意。 *悪天時は乗越浄土以降、強風に見舞われるかもしれません。何度も風に押し出されそうになりました。 【花について】 *今回のコースでは、山頂から馬の背経由で頂上山荘に行く途中に一番多く咲いていました。ちょっと遠回りですが良かったです。 【光岳情報 易老渡への林道の夜間閉鎖】 **しらびそ平で出会った方によると、易老渡への林道は途中のゲートが夜間(17時〜8時30分)施錠閉鎖されているとのことです(従来は閉鎖されているも自己責任で開けられたとのこと)。タクシーは通行可のようです。 |
写真
感想
海の日の3連休はどこも天気がいまいちそう。泊りよりも日帰りがベターと思い木曽駒ヶ岳に行ってきました。13日を選んだのは一番天気がましに見えたからで、4時前に家を出て一路駒ヶ根へ。どんよりした雲の漂う駒ヶ池の駐車場に着いたのは8時前。バス待ちの行列に並び、1本見送った臨時便で9時過ぎに千畳敷に到着。ロープウェイは1時間待ちとのこと。ベンチに座れない人は立って待つ状況。上はまず雨だろうとレインウェアを着て、ぼけーっとロープウェイを待ちました。
千畳敷はやっぱりガスの中。絶景は諦めざるを得ません。30分ほど身体をなじませている間にも、次から次への人がやってきます。半そで姿の人は明らかに寒がっていました。それもそのはず気温は9℃。この天気じゃ夏は望めません。渋滞の八丁坂をゆるゆる登るうちも、晴れたらどんな景色なのかと恨めしく思い、「一瞬くらい晴れないか」と目前のガスのような淡い幻想を何度も抱く諦めの悪さ。でも乗越浄土で突風にあおられ、風との格闘に必死になっていると、そんな幻想は見事に飛んでなくなりました。一年前の3連休、御嶽山も真っ白でした。どちらかというと山の天気ははずれが多い方です。
風以外はさほど苦労せず、高低差300m強のゆるゆるハイクは2時間ちょいで頂上へ。なんかあっさりしていたので、ちょいと花でも見に馬の背へ寄り道。普段、景色と蝶以外は淡白な方なのですが、そのどちらもない物足りなさがあったのかもしれません。ゆるゆる見て歩くと、保全用のロープの両側に本当にいろんな花が咲いていました。いつもなら「白い花」「黄色い花」と色の区別しかしない私も形や大きさの違いに気付き、自然と名前を知りたくなりました。手元のわずかな資料で分かったつもりが数種。大半は「君の名は?」状態でした。でも、名前が分からなくてもなぜかしげしげと見入っており、気付いたら馬の背に40分以上もいました。馬の背から頂上山荘への道にもよく咲いており、トータルで1時間も花見してしまいました。
こんなにも花に時間を費やしたのは初めてで、見ているうちになんだかかわいく思えてきて、花が好きな人の気持ちがちょっとわかったような気にもなりました。なお、花の名前は(蝶もですが)「これかな?」という程度のものなので、間違っていたり、正しい名前をご存じの方はぜひご指摘していただければ幸いです。
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