田代山（山上湿原は花咲く前でも）

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,038m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:09

距離 14.0km 登り 1,043m 下り 1,044m

5:34 宮里林道ゲート
6:16 木賊登山口
8:38 8:39 田代山湿原
8:49 9:24 田代山
9:47 9:48 田代山湿原
11:06 11:07 木賊登山口
11:41 宮里林道ゲート
11:43 駐車場所

天候

曇り→晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮里林道ゲート少し手前の路肩

※ゲート前には駐車スペース無し
　またUターン困難であり、注意が必要

コース状況／危険箇所等

・コースは概ねはっきりしている
　（踏み跡、所々に目印あり）
・木賊登山口から暫くは沢に沿って歩く
　（沢を2回ほど横切る）
　シダ類が茂ると踏み跡が隠される場所が幾つかあり
・沢から尾根に上るコースは足場が脆く崩れやすい状態
・尾根上のコースでも一部急斜面側を通る箇所あり
　下りでは躓きなどによる転落注意
・田代山湿原の木道は反時計周り

※ルートは部分的にズレがあるかと

その他周辺情報

登山口近くに木賊温泉あり

写真

5/30 5:38

歩き出しは生憎の空模様

5/30 5:40

ゲートの先へと進みます

5/30 5:42

ギンラン（ササバかな？）
いきなりの登場に心の準備が

5/30 5:45

目立つ黄色、ミヤマキケマン

5/30 5:47

青紫色はラショウモンカズラ

5/30 5:53

クルマバソウの白色

5/30 5:53

緑の空間、朝はさえずりが心地良く

5/30 6:06

ズダヤクシュ
林道では主な花の一つ

5/30 6:23

ここより登山道へ

5/30 6:27

これはツルネコノメソウですね

5/30 6:28

シダ類が旺盛になると踏み跡が隠されてしまいそう

5/30 6:29

ポツンとニリンソウ

5/30 6:36

チゴユリも独り身のようで

5/30 6:38

尾根に乗ってからのコースはほぼ明瞭
そしてきつい登りが待ち受ける

5/30 6:43

早速ツクバネソウで足休め

5/30 6:53

途中には倒木あり

5/30 6:57

アズマシャクナゲが登場しますが・・・
既に痛んだ状態

5/30 6:59

果敢にもタケシマランを狙う

5/30 7:08

咲き始めのマイヅルソウ

水分補給で立ち止まった際に偶然が・・・

イチヨウランとの出会い

5/30 7:18

その後も登りが続き

5/30 7:22

気になる葉を見つければ
ウスバサイシンがひっそりと

5/30 7:28

ちょうど視線の高さにコヨウラクツツジ

5/30 7:30

ツバメオモトとは
一花だけでも嬉しいものです

5/30 7:38

足元にピンク色
イワナシですね

5/30 7:39

そして頭上にも同色
アズマシャクナゲ

5/30 7:44

ガスは一層濃くなっているよう

5/30 7:45

良い色艶に惹かれる

5/30 7:47

目線を合わせてみる

5/30 7:49

天気は冴えなくても映える色

5/30 7:50

針葉樹の森をゆく

5/30 8:06

地味な色ですがエンレイソウ

5/30 8:09

山域の花と言えばこのオサバグサ
咲き始めですね

5/30 8:12

ミヤマエンレイソウと向き合う

5/30 8:29

イワナシが意外にも多く見られましたね

5/30 8:35

咲き残りでしたがバイカオウレン

5/30 8:38

ここまで来れば湿原とは目と鼻の先

5/30 8:38

素通りせずショウジョウバカマに視線を向ける

5/30 8:42

山上湿原に入るとミツバオウレンがお出迎え

5/30 8:44

5/30 8:44

湿原に出た際には晴れ間があったのですが
付近は霧掛かった景色に

5/30 8:47

花が咲き揃うのはもう少し先
見られたのはタテヤマリンドウ

5/30 8:53

ワタスゲは白髪へと進行中

5/30 8:55

木道を反時計回りで歩きます

5/30 9:08

天気の傾向は一進一退？

5/30 9:09

これでも立派な花
のちに白い綿毛の姿へ

5/30 9:11

お腹も減っていたので美味しく頂きました

5/30 9:33

休憩後、好転の予感・・・

5/30 9:42

やはり青空があると違いますね

5/30 9:45

猿倉口の湿原入口より日光連山方面
あちらはすっきりしない天気？

5/30 9:47

木道の先に白い何かが見える

5/30 9:48

しっかり周囲も眺めながら

5/30 9:52

会津駒〜三ツ岩岳
雲が晴れて絶景・・・とまではならず

5/30 9:56

5/30 9:57

山上湿原で唯一見かけたチングルマ
群れを成すのはこれからですね

5/30 10:02

セリバオウレンが見られるとは

5/30 10:19

少しだけ花弁を開かせたコミヤマカタバミ

5/30 10:30

天気の回復傾向は確かなものに
樹間から帝釈山

5/30 10:32

5/30 10:34

正面が大嵐山、その奥に七ヶ岳でしょうか

5/30 10:40

ギンリョウソウがお目覚め間近

5/30 10:44

登りも大変でしたが
下りこそ足元を注意しながら

5/30 11:11

小さな沢で涼をとる

5/30 11:17

後は林道歩き

5/30 11:19

再びラショウモンカズラ

5/30 11:23

ズダヤクシュにも狙いを定める

5/30 11:26

エゾハルセミの鳴き声がこだまする空間を行き

5/30 11:46

ゲートを通過すれば

5/30 11:49

駐車場所に戻ってきました
お疲れ様でした

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

感想

wakasato

週末土日の両日とも大気の状態が不安定。
山上での晴れの期待は低いですが、田代山へ。

過去、猿倉口からのコースは歩いていますが
今回は木賊コースを初体験です。
実感は・・・なかなか苦労させらるコースですね。
中腹辺りの登りが長々と続くところが大変でした。
足休めとなる花が僅かだったことも要因かな？

そんな中でも貴重なイチヨウランとの出会い。
また林道ではズダヤクシュやラショウモンカズラ、
中腹より上ではアズマシャクナゲやイワナシなど。
他、数は少ないながらも多種に渡って見られて満足です。

ガス模様は山上湿原まで続くも、徐々に回復傾向。
会津駒〜三ツ岩岳の残雪模様が少しだけだったのは残念。
それでも青空の広がる山上湿原では気持ちの良い歩み。
花と少しの展望を楽しむハイクができました。

コメント

nyagi

わかさとさん、こんにちは〜

仰る通り、花の種類が豊富ですね！
偶々休憩した場所でお宝まで見つけられて😀
ワタシはこの🌸をずいぶん長いこと拝んでません…
う〜ん、やはり無欲がいいのかな⁉️🙄

初めて歩かれるルート、登山口までたどり着くのが大変そうですね💦
雲多めながらも、湿原の気持ちよさが伝わってきました！

これからの時期、午後からお天気急変⚡️とかありがちだけど
わかさとさんの足なら絶対午前中にハイク終わるもんだもんなぁ。。。羨ましいです

wakasato

nyagiさん、こんばんは。
前後１ｍでも違っていたらお目にかかれなかったかも
そう考えるとイチヨウさんとの出会いは奇跡の様にも感じますね。
ラン系は思わぬところで出会うことも多いですし、
次の機会までは気長に待つつもりです

メインの猿倉登山口までのアクセスには10Km超の未舗装走行。
それに比べるとこちらは”登山口まで”は割りとすんなり。
その分距離と標高差が大変・・・
お陰で山頂到達の達成感は高いです。
欲を言えばもう少し展望が・・・とも思っています

BOKUTYANN

出足の早さに圧倒されるね！(◎_◎;)
wakasatoさん　こんにちは

まさか山開き前に田代山に行かれるとは思いもよらなかったです
そうか！このルートなら今の時期でも登れるんですね
今年は6月の山開き前後に行こうかなどと考えていたので
早めに状況を偵察してくれて有難いです
謝謝

BOKU的にも花の名山だと思っているのですが
早めでも十分楽しめる顔ぶれが揃っているようですね
やはりチングルマかワタスゲの最盛期を狙っていきたいものです（●＾o＾●）

wakasato

Re: 出足の早さに圧倒されるね！(◎_◎;)
こんばんは、BOKUTYANNさん。

定番コースの猿倉口から田代〜帝釈ルートに対して
しっかり歩きたい人向けなのでしょうね、今回のルートは。

この山はチングルマの咲く頃が見所ですよね
ほぼ同時にオサバグサの群落も見られて。
山上湿原にはまだ花の気配は薄かったですが
山開きの中旬くらいには準備が整っているかと。
またワタスゲの当たり具合が気に掛かりますね。
揺れる白い果穂に埋め尽くされる光景に期待も