雷鳥と燕岳 合戦尾根〜東沢
- GPS
- 09:54
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
-15分ごはん休憩-10:28北燕岳-11:58東沢乗越分岐-10分休憩-13:01西大ホラ沢出合-13:40-北燕沢出合-14:03ブナ平-14:40吊橋-15:07中房温泉登山口-15:20第2P着
合戦尾根登山路 コースタイム 270分 実行動時間 154分 57%
東沢下山路 コースタイム 300分 実行動時間 281分 94%
天候 | 晴天、稜線上ほぼ無風。360度大快晴。最高の天気!! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: 合戦尾根 道迷いの心配なし。適度にベンチがあり、休憩の目安になる。北アルプス三大急登とのことだが、急峻ではないので、ひどく苦戦することはない。 燕山荘〜燕岳稜線 稜線上の山歩き。最高の展望で、最高の道。運が良ければ雷鳥にも会える。ニホンザルにも会える。ただし、北燕岳の上は岩歩き(道無し)なので、山頂を踏んだら、巻道に戻ること。 燕岳稜線終点〜東沢乗越 急峻な下山路。雪渓を下山すること二度。滑りやすいので注意すること。アイゼンは不要だが、ストックはあると便利。キックステップのみも可。長い道。 東沢乗越〜中房温泉 かなり荒れた道。西大ホラ沢までの間に熊と遭遇。鈴で存在をアピールするもお互い動けず。後方から唸り声が聞こえたため、ダッシュで沢まで逃げる。東沢はかなり荒れている。マーキングはかなり少ないので注意すること。高巻き道へのマーキングは見逃さないこと。また、沢の渡渉は五回以上はあった。スパッツ必須。増水時は通行不可と考えるべき道。初心者にはおすすめしない。 登山ポスト:中房温泉登山口にあり。 温泉:中房温泉に入浴。700円。露天のみだが、湯は二種類。飲み物は500PETが300円。缶が150円。ビールあり。軽食可。 飲食:林道に入る前にコンビニで補給しておくと、安く済む。安曇野IC前に飲食店は多くあり。マックやらすき家やらガストやらなんやら。 |
写真
感想
好天の燕岳へ。
夜の9時に名古屋ICを出て、1時に中房温泉へ着く。車中泊を試みるも野郎三人では狭くるしく寝不足である。5時に起床し、準備して登る。
中房温泉の登山口より合戦尾根へ。非常に登りやすい登山道である。北アルプス三大急登とのことだが、快調に飛ばす。第三ベンチあたりから時折富士山が見えるようになる。今日の天気は最高だ。楽しい山行になるだろう。
合戦小屋にたどり着く。ベンチ、トイレ完備の過ごしやすい場所である。名物のスイカをいただく。甘く、みずみずしく美味しい。一休みの後に、燕山荘のケーキセットを目当てに登り始める。
さて、合戦沢ノ頭に至ると槍や劍が見える。これは北アルプス界隈すべて好天らしい。空も青いし、いよいよ別天地感が増す。
燕山荘は非常に整備された山小屋である。ジョッキビールやらコーヒーやらなんでもありだ。ここが人気NO.1山荘なのもうなずける。ケーキも非常に美味しかった。
しかし、迂闊なことに昼飯前にケーキを食べたのでお腹いっぱいになる。とりあえず山頂を踏んでから下山路で昼を食べることにする。
イルカ岩やメガネ岩を経て燕岳山頂へ。景色を堪能し、下山開始。山頂直下の広場で昼ごはんにする。食べてると、同行者が歓声を上げる。
ライチョウ現る!!
めちゃくちゃかわいいやないか…!
と、きゃっきゃっウフフな時間を過ごすことが出来た。
ここまでは最高の登山である。ここまではね。
元気いっぱいで下山する。東沢乗越までは稜線を歩き、猿も出てきたりしたものの大展望に満足する。途中に雪渓などがあったものの無事に分岐に至る。
さて、沢に下ろうと下山すると、50m先の茂みが大きく動く。目を凝らすと黒い大きな生き物の影が見える。
クマ現る!!
めちゃくちゃこわいやないか…!
と、熊鈴を鳴らしながら距離を取る。とりあえずその場を離れ、会議。おろおろしてると、後方から唸り声が!熊、猿?よくわからん。声は猿っぽい?が、熊だとシャレにならん。ダッシュで下山することに決める。沢に出るまではかなりの恐怖であった。だって、テレビでクマに襲われたドキュメンタリーみたばっかりだし。アンビリーバブルだがなんだかの(笑)
熊から逃げ切り、沢沿いを渡渉・高巻きを繰り返しなんとか下山する。この東沢登山道は長かった。そして荒れていた。通る人は頑張ってください。
ライチョウに好天にと天国のような山行かと思いきや後半戦はかなりしんどかった。いやー、もう東沢はごめんです(笑)
でも、楽しかった!また、みんなで行きましょう(^O^)/
当日15時半頃、中房温泉前で旅程について伺ったものです。クマにあったとはおっしゃっていましたが、唸り声まで聞こえてきて逃げてきたとは・・・ 無事で良かったですね。
ほんとに無事でよかったです。熊に関する知識が全くなかったので、あのような行動をとってしまいました。正直熊に会う可能性を想定していませんでした。かなり浅はかであったと思います。
唸り声はかなり危険ですが、そこで走るあたりかなりの危険行為であったと思います。かつ、小熊がいたと思われるので、唸り声は防衛行動であったでしょうか。ただ、退路(燕山荘方向)での唸り声でしたので、引き返す決断ができませんでした。
また、その時点で燕山荘まで3時間強であるので下山を優先する判断をしました。結果オーライですが、かなり危険であったと思います。熊に対する知識は奥深いルートを取る際は必須だと思います。
とりあえず無事でよかったです。ほんとに
おぼえてますか?春先に釈迦ケ岳 猫岳 でお会いした、ラーメン 甚目寺男です。
ニアミスです!私も次の日に日帰りで中房温泉から燕岳〜大天井岳にピストンで登りましたよ。
また、鈴鹿の山でお会いできそうですね^_^
お久しぶりです。
覚えていますとも!!その後足の調子はいかがでしょうか。大天井、燕ピストンをやられたということは完調でしょうか。
秋になったらきっと鈴鹿でまた会いそうですね。その時は夏山報告会としましょう(笑)
最近、御在所本谷に入ったんですが、沢登りに興味が出てきました。ソロでの入渓は危険なので控えてますが、今後山岳会や、ボルタリングなどを初めて幅を広げるかも?思いのほか山の魅力は奥深くどっぷりです(笑)。
今度、お会いした時も貴重なお話お聞かせください!
また、山で会いましょう!!!
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