16年ぶりの妙高山再訪であの岩を発見
- GPS
- 09:10
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
天狗堂07:30/07:40
妙高山09:20/10:20
長助池分岐11:30/11:40
長助池12:00
燕温泉14:40
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
妙高山山頂から長助池分岐までは雪渓が残っています。踏み抜き注意。 |
写真
感想
妙高山は高校生の時の林間学校で初めて登った高山だが、天気も悪く、
集団登山の不愉快さもあっていい思い出はなかった。↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-175786.html
が、いい思い出がなかった分、再訪したいという思いは強かった。
母親も高校生の時に登ったかもしれないと言うので、今回確かめるために一緒に行ってみることにした。
妙高山を周回するコースはコースタイム8時間で日帰りコースなのだが、
早朝に登山口に到着するには遠いので、燕温泉で前日泊をすることにした。
燕温泉は、硫黄の香りのする温泉らしい温泉だ。16年前にお参りしたお堂もすぐ見つかった。
前日の午後は燕温泉街はガスにまかれていたので心配していたが、今日は朝からいい天気だった。
上空には巻雲や巻積雲が出ていてなんだか秋の空のようである。
最初はスキー場跡地を上がっていって、赤倉温泉の湯元まではずっと舗装路になっている。
そして胸突八丁を上がり、天狗堂、16年前に感動した光善寺池を過ぎ、
ダケカンバ林の間を上がっていくと、富士山が見えた。
今日から学校の夏休みも始まるらしいので激混みしていることだろう。
ただ、富士山は遠くからみるとやはり美しい。
そしてどうして富士山の前だけほかの山が邪魔していないのだろうかと不思議だ。
山頂直下の鎖場も記憶にある。鎖場のある山に登ったのは初めてだったので
まるで「ロッククライミングだ」と思った場所である。
そして山頂部へ出ると、16年前雨と霧の中で唯一印象に残っている
なんだか拳が飛び出ているような不思議な岩を発見することができた。
目の前には北アルプス、遠く南アルプス、八ヶ岳、富士山、
眼下には野尻湖から高田平野、日本海、そして佐渡島まで見渡せる。
あの岩の周りにはこんな素晴らしい風景が広がっていたのである。
再訪してよかった。
帰りは、前日の温泉宿の人に雪渓がかなり残っているのでやめた方がいいかもと
言われていた長助池周りで帰ることにした。
登山中に話していて、そちらから登ったがアイゼンなしで大丈夫だったと言っていた人がいたからである。
確かに山頂部から黒沢池分岐までは雪渓が残っていて部分的に腐っているので踏みぬく危険性はある。
ただ、腐っているのでアイゼンは必要なかった。
長助池付近の湿原も楽しめるし、沢沿いには雪が遅くまで残っていたのか、
ミズバショウが花盛りのところもあり、こちら周りにしてよかったと思った。
はじめて登った高山という思い入れだけではなく、中央火口丘とその周りの外輪山が組み合わさり、
湿原も豊富な妙高山は魅力的な山だ。
今度は16年前に見た黒沢池を見に、火打山とセットで登ってみたい。
P.S.母親は妙高山に登ってみて、高校生の時に登った山は妙高山ではなかったことが分かったらしい。
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