三峰神社から雲取山日帰りピストン(復路は本当の芋ノ木ドッケと妙法ヶ岳経由)

2021年06月02日(水) [日帰り]

• GPS: 11:23
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,036m
• 下り: 2,032m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 11:10

6:11 三峯神社バス停
6:26 6:27 妙法ヶ岳分岐
7:32 7:32 地蔵峠
7:35 7:36 霧藻ヶ峰
7:43 7:45 霧藻ヶ峰休憩舎
7:55 8:01 お清平
8:40 8:41 前白岩山の肩
8:57 8:59 前白岩山
9:22 9:29 白岩小屋
9:49 9:49 白岩山
10:32 10:33 大ダワ
11:00 11:02 雲取山荘
11:31 11:32 雲取山
11:34 11:35 雲取山避難小屋
12:01 12:07 雲取山
12:22 12:22 雲取山荘
12:37 12:37 大ダワ
13:26 13:26 芋ノ木ドッケ
13:46 13:47 白岩山
13:58 14:21 白岩小屋
14:38 14:38 前白岩山
14:48 14:49 前白岩山の肩
15:13 15:19 お清平
15:31 15:31 霧藻ヶ峰休憩舎
15:39 15:40 霧藻ヶ峰
15:44 15:44 地蔵峠
16:35 16:35 独標1329m
16:41 16:45 妙法ヶ岳
16:52 16:52 独標1329m
17:15 17:16 妙法ヶ岳分岐
17:30 17:30 三峯神社バス停
17:31 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秩父市営三峰駐車場を利用(520円)8〜18時
入庫時間が早い場合は帰りに支払います

料金所入って右側が登山者用駐車場になります

コース状況／危険箇所等

三峰神社〜雲取山はロングコースですが、特にコース上に危険箇所はありません。芋ノ木ドッケから大ダワへの下りが一部狭い箇所がありますので、滑落しないよう注意して通行して下さい。

復路に寄り道をした本当の芋ノ木ドッケ(1946ピーク)への登りはかなりの急登で、ピンクテープ少なめ踏み跡不明瞭な箇所あり。さらに1946ピークから三峰方面の本線登山道への道は倒木が多く、より道迷い発生の可能性がありますので注意して下さい。

最後に奥宮参拝の為に立ち寄った妙法ヶ岳奥宮への最後の急登は、急な石段と鎖場で今日1番の危険箇所でした(笑)一般の人がふらっと来たら、諦める人もいるかも…

その他周辺情報

三峰神社の中にある温泉施設は只今のところ営業していません。

写真

6/2 6:09

スタートの三峰駐車場。

6/2 6:16

6/2 6:16

まだ三峰神社の奥宮への道と一緒なので、何ヵ所か鳥居があります。鳥居をくぐって右側には統計をとっているのか、行き先別に分かれた登山者が押すタイプのカウンターがあります。

6/2 7:00

このあたりまではスギやヒノキの林の中を歩きます。

6/2 7:31

地蔵峠到着。往路はガスに覆われていたのですが、とても静かで鳥のさえずりだけが響き渡って幻想的でした。この先すぐ霧藻ヶ峰です。

6/2 7:40

秩父宮様のレリーフ。顔のレリーフはかなり高い場所にあって、見上げなければ気づきません。

6/2 7:42

霧藻ヶ峰山頂もガスガス。

6/2 7:42

立派な休憩所がありましたが、閉まってました。

6/2 7:56

倒れた看板のお清平。ここから前白岩への急登が始まります。

6/2 8:02

立派なブナ林。三峰からのコースは奥多摩側と比べて展望にはあまり恵まれませんが、植生の変化が見どころです。

6/2 8:10

ミツバツツジも見頃を過ぎていましたが、まだまだ楽しめました。

6/2 8:10

ブナの緑とツツジの赤紫のコントラストがgood‼️

6/2 8:14

森のクマさんの爪研ぎあとでしょうか?
かなり山深いのでどこかにいるでしょうね…
熊鈴必須‼️

6/2 8:31

6/2 8:40

前白岩の肩に到着。まだ登ります。標高を上げるとコメツガやシラビソなどの針葉樹林が目に付くようになります。森の匂いも変わりますね。

6/2 8:56

前白岩山到着❗️
まだ下界のガスが取れないので、山もあまり見えませんが、構図的はいい写真になりました。

6/2 9:02

和名倉山方面が望めます。もう少し晴れてくれればなぁ…

6/2 9:15

旧白岩小屋到着❗️
小屋はもう廃墟ですが、ベンチがあり小屋裏では好展望のポイントもあります。

6/2 9:28

白岩小屋前から望む和名倉山方面。ガスも雲海と考えれば、それはそれでいい眺めですね。

6/2 9:49

白岩山到着❗️ひっそりとあるピークです。

6/2 9:55

これは本線コース上の芋ノ木ドッケ(埼玉県)。

6/2 10:12

ここで長沢背稜・芋ノ木ドッケ(1946ピーク)方面を分けます。

6/2 10:22

鹿がひょっこり顔を出しました。慣れているのか逆に人間の怖さを知らないのか、最後まで逃げませんでした。

6/2 10:32

大ダワ到着❗️
ここから男坂(直登)と女坂(緩やか)に分かれます。看板では女坂を勧めています。帰りに男坂を通ってみましたが、特に危険箇所はありませんでした。

6/2 10:50

唯一咲いていた、山小屋の廃墟前のシャクナゲ。

6/2 10:57

雲取山荘に到着❗️立派で部屋数も多くてキレイな建物です。立体感がなく、何故か絵に見えてしまうのはわたしだけでしょうか？

6/2 11:30

雲取山荘から30分弱の最後の急登を登り切ると雲取山に到着です❗️
わざわざ何時間もかけてこの為に来たのにガスガスで展望なし。まぁいいんです、展望が全てじゃないので…

6/2 11:34

奥多摩方面に伸びる石尾根の稜線にジェラシーを感じつつ、また森の中の秩父方面に帰ります😅

6/2 11:35

雲取山頂近くの立派な避難小屋

6/2 12:16

これはシラビソではなく「シラビン」の木だそうです(笑)

6/2 12:34

可愛らしいコケの花。秩父から雲取の稜線は標高を上げるとコケの種類も多く、東京や埼玉の水源となるほど緑豊かな森が広がっています。

6/2 13:16

スミレと一緒に咲いていた黄色い可愛らしい花。

6/2 13:25

本当の芋ノ木ドッケ(1946ピーク)こちらは東京都になるみたい。
分岐からここまではかなりの急登&踏み跡不明瞭。

6/2 13:29

本当の芋ノ木ドッケ近くの分岐点。もう二度と来ることはないだろうと思って写真に収めました😅

6/2 13:31

三峰方面のメインルートに合流するための道。倒木が多く踏み跡不明瞭です。数少ないピンクテープを探しましょう。

6/2 13:39

こちらがメインルート上にある芋ノ木ドッケ。こちらは埼玉県です。

6/2 13:46

また白岩山への登り返しかと思ったら、あっという間に白岩山に到着❗️地図をよく見たら白岩山より芋ノ木ドッケ(1946ピーク)の方が標高が高かった。

6/2 14:17

またガスってきました。降られなきゃいいや。

6/2 14:35

また帰りもシカさんに遭遇。
逃げるどころか食事に夢中のようでした。

6/2 15:32

今になって天気が回復してきたような…

6/2 16:34

帰りに三峰神社奥宮に参拝して帰りましょうということで、妙法ヶ岳へ向かいます。ここから妙法ヶ岳(奥宮)まで0.6km。

6/2 16:37

工事用の鉄階段が随所に設置されていました。

6/2 16:40

そして最後の石段

6/2 16:40

の上になかなかの鎖場。一般の人は大丈夫か？

6/2 16:42

頂上には立派な奥宮が鎮座しておりました。

6/2 16:42

今になって晴れ間も出てきました。

6/2 16:43

写真だと伝わりづらいですが、かなり急です。

6/2 16:45

一応山名標もパチリ。

6/2 16:47

ただの石段に見えるけど、かなり急です。

6/2 16:59

この0.6kmに騙されたというか、疲れ果ててからの0.6kmだから長く感じたのか…

6/2 16:59

サヨナラ妙法ヶ岳。なかなか楽しませてもらいました❗️

6/2 17:31

ゴールに到着‼️
休憩含めて11時間半。ほぼ丸一日歩きっぱなしでした。日が長くなければ無理ですね。疲れたけど楽しかった😆

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

tk8500

雲取山は奥多摩鴨沢からのピストンの経験はありましたが、三峰側からは初めてでした。
スタートの三峰神社の標高は鴨沢よりも高いので楽かと思いましたが、アップダウンが多く、距離も長いので思ったより時間がかかりました。

展望にもあまり恵まれないコースなのでどうかなと思いましたが、スギヒノキの森からミズナラやブナの原生林へ、そこからコメツガ、シラビソの原生林へ植生の変化が素晴らしく、森の匂いも違ってきます。標高を上げるとコケの種類も増えて瑞々しい緑が広がります。

霧藻ヶ峰からお清平付近のみハルゼミの大合唱が聞こえて、なぜここだけ？と不思議でした。

台風による倒木の影響なのか、suzu-1さん曰く昔よりも日が入って登山道が明るくなってるとのことでした。

往復約20km、10時間以上、高低差も約2000m、日帰りには厳しい行程ですが、一泊で奥多摩へ下るゆったりとした行程にすれば、秩父側の植生の変化と奥多摩側の展望を同時に楽しめる素晴らしいルートだと思いました。