残雪の八甲田山

2021年06月08日(火) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 9.5km
• 登り: 690m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:16

8:58 酸ヶ湯公共駐車場
9:41 9:46 残雪期道迷い注意地点
10:04 10:06 南八甲田展望所
10:09 10:09 地獄湯ノ沢
10:13 10:14 銚子の首
10:28 10:30 仙人岱
10:32 10:32 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
10:36 10:37 桜沼
10:53 10:54 八甲田大岳森林限界
11:03 11:03 鏡沼
11:09 11:15 八甲田大岳
11:33 11:38 大岳鞍部避難小屋
12:07 12:07 毛無岱分岐
12:16 12:16 上毛無岱休憩所
12:22 12:22 毛無岱の階段
12:30 12:30 下毛無岱休憩所
12:54 12:55 城ヶ倉分岐
13:16 13:19 酸ヶ湯温泉
13:21 酸ヶ湯公共駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

酸ヶ湯の公共駐車場に停車。
ビジターセンターとトイレ、靴洗い場があります。

コース状況／危険箇所等

酸ヶ湯温泉〜仙人岱区間は泥濘多いです。それだけで気分が萎えてきます。また、たけのこ採りの方がいます。クマとの違いはラジオの音が聞こえてきます。

その他周辺情報

八甲田山周辺は多数の名湯があります。酸ヶ湯温泉は登山口でもあるので利用するべし。

写真

6/7 14:50

前泊した蔦温泉旅館です。足元自噴の硫酸塩泉です。足元自噴のため非常にパワーのある温泉で温度以上に熱く感じます。

6/8 8:57

蔦温泉を8時半に出発して酸ヶ湯ビジターセンターに9時前に到着。トイレはここで。あと1回ほど温泉に入れたかもしれないが、今日は我慢しました。

6/8 8:58

仙人岱方面の登山口です。鳥居が目印。

6/8 9:08

硫化水素でやられたのか？硫化水素の臭いがします。ちなみにこの前後の道は全て泥濘…雪解けが終わるまで泥濘っぽいです。

6/8 9:10

花…

6/8 9:21

安達太良山にも咲いていた。

6/8 9:30

残雪が出てきました。

6/8 9:31

ルート上にそのまま残雪。

6/8 9:34

ムラサキヤシオツツジ

6/8 9:35

木花。山の木花草花は何故か覚えられない…

6/8 9:38

結構な残雪です。ピンクテープを巻いた竹竿を目印に進みます。

6/8 9:40

雪渓の途中で本ルートがあります。木標と竹竿ピンクテープが目印。

6/8 9:54

イワナシ！って地元の方に教わりました

6/8 10:00

短いですが雪渓トラバース。白馬岳で怖い思いをした記憶が蘇ります。唯一の危険ポイント？

6/8 10:01

雪渓の下はこんな感じです。

6/8 10:03

地獄湯の沢。硫化水素と明礬泉のいい匂いがします。早く酸ヶ湯温泉に入りたい。

6/8 10:03

南八甲田方面でしょうか？向こうも残雪が多そうです。

6/8 10:06

八甲田ロープウェイのHPの写真と合わせるとノウゴウイチゴっぽい。

6/8 10:06

イワカガミでしたよね。登山ではよく見る

6/8 10:06

火山帯特有の景色です。この景色と匂いが好きです。

6/8 10:07

したの沢の水は透き通るほど綺麗に見えますが、酸性の強い水なのかも？舐めたら酸っぱそう。

6/8 10:09

その沢の谷の上層部は普通に木々が生い茂ってます。

6/8 10:16

ミツバオウレンらしいが、ロープウェイHPだと6月下旬が旬みたいです。早咲きですか。

6/8 10:21

硫化水素帯を抜けると日本の沢…ではなく左が沢で右が登山道。登山道が沢になってます。

6/8 10:22

途中トレースが雪の上に行っています。

6/8 10:24

上に登るとトレースは竹竿ピンクテープに向かっています。

6/8 10:27

それらを抜けると一気に開けます。仙人岱です。広いし景色良いし。

6/8 10:28

仙人岱から大岳。今なら晴れています。

6/8 10:29

水場だが飲めるの？

6/8 10:31

大岳の登り取り付き手前は沢になっています。ほぼ靴が水に浸かります。スニーカーはお断りのようです。

6/8 10:32

そして取り付き部からいきなり雪渓です。アイゼンやスパイク無くても登れましたが、下山時はいるのかな？ロープに沿って登ればルート通りです。

6/8 11:02

鏡池です。途中道迷いも有りましたが、地元の登山者の方に教えていただき、無事に戻れました。残雪期は道迷いの危険があります。

6/8 11:03

サクラ？

6/8 11:09

登頂しました。途中同行していただいた方と写真を取り合いました。ただ山頂は雲の中でしたが…

6/8 11:11

いつもの三角点。お決まりです。

6/8 11:11

山頂は結構広いですが、風が強く非常に寒いです。八ヶ岳の硫黄岳や安達太良山のような風の強さです。

6/8 11:12

山頂に咲いていました。黄色の花って似てるのが多くてわかりづらい…

6/8 11:12

下山は毛無岱ルートで行きます。いきなりガスの中。結構急なルートです。

6/8 11:26

向かいの山は井戸岳と赤倉岳。2峰とも山容がカッコいい。そして地元の登山者の方は小型のソリのようなもので滑っていました。

6/8 11:32

大岳避難小屋です。トイレもあります。中も綺麗です。

6/8 11:39

ずっと雲がかかったままです。

6/8 11:40

わからん！

6/8 12:09

水芭蕉。これくらい特徴的だとすぐに覚えられます。散った水芭蕉はとても物悲しい感じに花弁が散乱していました。

6/8 12:12

6/8 12:23

なが〜い木段を下る途中に毛無岱が見えてきました。尾瀬にいるようです。

6/8 12:26

池塘と水芭蕉群です。途中でヤマカガシっぽい蛇に遭遇も直ぐに逃げていきました。(どうやらアオダイショウだったみたいです)

6/8 13:15

無事に下山しました。毛無岱以降は鬱蒼とした泥濘道を降り酸ヶ湯温泉口に到着。この途中でもマムシっぽい蛇と遭遇。同じく素早く逃げていきました。危なかった…(調べたらやはりマムシぽいです)

6/8 13:30

途中同行していただいた方と酸ヶ湯温泉で疲れをとりました。酸性硫黄泉で蔵王温泉のような感じでした。偶然なのか千人風呂に自分たち含めて3人しかいませんでした。ほぼ貸切の千人風呂！

6/8 15:00

オマケです。今日は日本三大秘湯の谷地温泉で宿泊。ぬる湯の足元自噴のj硫黄泉の下の湯は極上でした。ただ足元自噴のためお湯のパワーが強すぎて30分で汗だくになります。

6/9 9:52

オマケ。湯直し用に帰り道に寄った日帰り温泉。ヌルヌルのアルカリ泉で酸ヶ湯、谷地と続いた酸性泉を中和します。

6/9 11:03

オマケ。その次も湯直しの泡付きヌルヌルのアルカリ泉。温度が高いのに泡が付きます。

6/9 12:38

オマケ。最後も湯直し、泡付きぬる湯の色付きアルカリ泉。ぬる湯なので長湯しそうになりますが、電車の時間もあるので、渋々撤退。日帰り3湯とも良い湯でした。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

yamanoyu1976

残雪融雪期でしたので泥濘が酷かったです。また、たけのこ採りの方をクマと勘違いしてしまい、少し道を戻る行動をしてしまいました。地元の女性登山者お二方に教えていただきたけのこ採りだとわかった時は恥ずかしかった〜。確かに道中にミニタケノコが生えていました。
雪渓の前で一緒に同行していただいた方から他の山について貴重な情報を沢山いただきました。今後の登山計画に組み込んで実行していきたいと思います。
そして、雪渓上部でルートを教えていただいた地元の登山者の方、ありがとうございました。無事に下山しました。
今回の登山は助けていただいてばかりの登山でした。八甲田山は簡単な山のように紹介されますが、残雪期は道迷いの危険が有ります。登山の基本通りにピンクテープを頼りに進むことが大事です。
雪渓渡はアイゼンやスパイク無くても行けましたが、不安ならどちらかを持っていくべきです。
今回は2種の蛇と遭遇しました。片方は色も模様も長さもマムシっぽかった。
次回は晴れた日に登りたい。岩木山も見えるらしいので。温泉「ぬくだまりの湯　八甲田温泉」が再開したら訪れます。

コメント

ogajyun

ソリ吉です👍
八甲田山。一年中遊べるヤマ。
飽くこと無きヤマ。
朝起きて、毎日見るヤマ。
見えただけで、元気が出るヤマ。
とても素敵なヤマ。
でも、たまに怖いヤマ。
是非またいらしてくださいな😀