笊ヶ岳・小笊（山梨百名山完登）

2021年06月11日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,925m
• 下り: 2,920m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:19
• 休憩: 2:33
• 合計: 11:52

4:12 笊ヶ岳老平駐車場
4:43 4:43 タケ沢吊橋
5:16 5:28 広河原
6:00 6:04 山ノ神
7:27 7:34 桧横手山
8:51 8:53 布引山
9:44 9:52 笊ヶ岳
10:04 10:04 小笊
10:20 11:55 笊ヶ岳
12:35 12:35 布引山
12:39 12:50 崩壊地
13:34 13:34 桧横手山
14:49 15:03 広河原
15:29 15:29 タケ沢吊橋
16:04 16:04 笊ヶ岳老平駐車場
16:04 ゴール地点

天候

晴れ（薄曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

老平駐車場（8台程度駐車可能で3台目）

写真

6/11 4:17

例の不気味なコンクリートトンネル

6/11 4:49

シャワーポイントも水量は少しだけ

6/11 5:04

斜めのところも片足位乗せても大丈夫そうだった

6/11 5:21

心配してた広河原。水量は少ないが飛び石は危険。左の大きな岩から丸太に乗り移り4m程ヅリヅリ。大岩の向こうが本流

6/11 5:22

股がって撮影。更に水量が多いと足が濡れるかも。またしても渡渉シューズの出番無し

6/11 5:25

富士宮からの単独の方。今日は度々一緒になった同士。ピンぼけでした

6/11 6:00

広河原から一転してツヅラの急登30分で山の神

6/11 6:25

今日は見えないと思っていた富士山が見える

6/11 6:41

林業のワイヤーの残骸

6/11 6:45

ギンリョウソウがポツンと

6/11 6:58

とても美しい森に癒され長い登りをがんばり

6/11 7:27

桧横手山2021m

6/11 7:41

桧横手山を過ぎると純白のイワカガミ。カイイワカガミか？

6/11 7:44

これは少しだけ赤みがかってる。この辺り岩場は無いのに咲いてる珍しいエリア

6/11 8:30

直前の予報で雲に覆われることを予想してたが天気が良い。早く稜線に出て南アルプスを拝みたいと気が焦る

6/11 8:33

上河内と聖岳。雲が出る前に拝めてほっとした

6/11 8:35

そして布引山の手前のガレ場からは

6/11 8:35

やったー。右から上河内、ちょこんと茶臼岳そして左奥は後で教えて頂いた光岳

6/11 8:36

聖岳はなんと未踏です

6/11 8:38

こちら左が青薙山と未知の静岡の山々

6/11 8:39

左奥に特徴的な山がを見えるがわからない

6/11 8:42

崩壊地ではキバノコマノツメがたくさん咲いてた

6/11 8:46

赤石岳も見えた。直前の天気予報に惑わされ山行きを止めないで良かった

6/11 8:47

標高が高い稜線上はまだバイカオウレンが咲いてる

6/11 8:51

布引山。展望無しスルー。空き地で二人組男女がテントを片付けてたので展望がよいポイントを聞くと笊が岳まで頑張るしかない

6/11 8:56

今日の富士山適当に雲があって美しい

6/11 9:18

布引山からかなり下がった鞍部より笊ヶ岳と右の小笊を捉えた

6/11 9:45

無人の笊ヶ岳登頂。山梨100名山完登！間違えて静岡側の標柱に抱きついた

6/11 9:46

予想もしなかった好天気に感謝

6/11 9:46

小笊越しの富士山まで見られるなんて

6/11 9:46

しかも雲が良い感じ。

6/11 9:47

荒川、赤石、聖の3000m兄弟。今年は行けても厳しい日帰りか

6/11 9:48

上河内と静岡方面

6/11 9:49

北岳から塩見岳までもクリアー

6/11 9:49

南側から見る北岳は素晴らしく鋭峰

6/11 9:51

赤石岳が一番好み。いつも笊ヶ岳などが邪魔で見えない全容が見える

6/11 9:51

小赤石から赤石岳の間のカール地形が素晴らしい

6/11 9:51

甲府方面も見える

6/11 10:00

意外に体力に余裕があったので小笊に向かうとイワカガミの群落が

6/11 10:04

小笊山頂。シャクナゲの藪やら展望も今一。ランカン尾根が大変そうなのを認識

6/11 10:37

笊ヶ岳に戻ると富士宮の方も登頂されたので山梨百完登記念を撮って頂く

6/11 10:37

小笊と富士山の三人羽織まで

6/11 10:54

聖岳と赤石岳の間には

6/11 10:54

100高山未踏の大沢岳、中盛丸山、兎岳　ヨダレが出る

6/11 10:55

塩見岳からの長い稜線のはてに続く蝙蝠岳が右側に

6/11 11:18

川崎からきた方も登頂された。あまりの絶景に12時前まで2時間以上滞在した

6/11 12:04

ニリンソウかな

6/11 12:40

崩壊地で南アルプスサヨナラ

6/11 12:45

なかなかの崩壊。ここからは行きに急いで堪能できなかった花々を鑑賞

6/11 12:52

なぜか稜線上は赤いイワカガミばかり

6/11 12:57

朝は咲いてなかった。これもニリンソウ？

6/11 13:23

桧横手山の手前はこの薄いピンクのや

6/11 13:28

純白のイワカガミばかり。岩場じゃないんです

6/11 13:52

ギンリョウソウの集団

6/11 14:12

サルノコシカケとツツジ。この後1m位の巨木の倒木に阻まれ道を見失った。

6/11 14:16

巨木の向こうに大規模な施設の残骸を発見し正規ルート復帰

6/11 14:55

帰りの広河原も富士宮の方と一緒になった。帰りは若干登りで力業でヅリズリし大岩に乗り移る

6/11 15:12

広河原からはアトラクションが多くあり飽きさせない

6/11 15:19

崩壊地特に問題ない

6/11 15:23

このシャワーポイント右に落ちると100m位下まで落下し命は無い。セイフティに真ん中を通る

6/11 15:29

吊り橋もたいして揺れない

6/11 15:53

薄暗いときは不気味だが

6/11 16:04

12時間ぶりに戻る。最大7台位か、満車になったらどうすればよいのだろう

撮影機器：

PowerShot G1 X Mark II CANON

感想

shin123

　念願の笊ヶ岳登頂を果たした。過去レコや標高差を見て自分には無理と思ってたが、1週間ほど雨が降ってない11日の有給が晴れそうで勢いで行った。
　布引山の手前の崩落地からは遮るもののない南アルプス南部の山々、笊ヶ岳からは北岳までも見える最高の展望台。頂上では富士宮からと川崎の単独の方と談笑し山梨100名山完登を噛み締めつつ絶景に囲まれ2時間以上滞在。展望だけでなく高山植物や美しい森もある良い山。
　登ってみて笊ヶ岳登頂の鍵は布引山の登りがとても急なので桧横手山までをゆっくりと登ること。事前に雨が降ってると広河原の渡渉は勿論、広河原までもリスクがあがり思わぬ事故にも繋がりかねないと感じた。
　またよく言われる累積標高差ですが老平〜布引山が2100m,布引山と笊ヶ岳の鞍部からの登りが行きが220m帰りが180mで若干のアップダウンが多く見積もっても100mで2600m程度です。小笊に行くと往復で+100m。レコ上は3100mヤマップでも3500mと驚く値ですがこれなら日帰りできない人続出ですよね。黒戸尾根が黒戸山の登り返し含め2400mなので若干多いかなという感じ。
501座:布引山、502座：笊ヶ岳（山梨百名山100座目）、503座：小笊

コメント

こうぼう

おめでとうございます
最後のラスボスを制したんですね
お疲れ様です
それも早い、さすがです
自分の時はまだ残雪があり視界がなかったため
小笊ヶ岳は断念したため無念感が残ってます
うわさに聞く展望のすばらしさ
写真で見せていただき、またいつかチャレンジしたいと思いました
しばらくは余韻に浸れますね

shin123

Re: おめでとうございます
koubou5様
なんとか笊ヶ岳と山梨百制覇できました。
キツいだけでなく違うコースでまた行きたいと思うよい山でした

笊ヶ岳の頂上からkoubou5さんの行かれた上河内から聖岳、大沢岳の稜線を羨ましげに眺めてました。自分は宿泊装備がないので。

kanedon

ありがとうございました。
当日、時々一緒になった富士宮の今年高齢者になる者です。往復とも広河原の渡河の様子も撮っていただきありがとうございました。意外とバランスが要求されました。笊ケ岳からは、赤石山脈の素晴らしい景観が堪能できて幸せな時間になりました。１時間楽しめました。
　自宅から見える山で富士山の次に高いのが笊ケ岳なので、つい気になってしまい２度目の登頂になりました。もしかして、もう一回登るかもしれません。素晴らしい時間と体験を共有できたことに感謝申し上げます。
帰りに寄ったヴィラ雨畑は、あの場所にあのような素敵な温泉があることが驚きです。

shin123

Re: ありがとうございました。
　kanedon様こちらこそありがとうございました。とても難関な山で登る前心細かったので同士がいて心強かったです。最近天気がいまいちなことが多かったのですが昨日は素晴らしい天気と景観に恵まれ思い出に残る山行きでした。
　私も年を重ねても笊ヶ岳に登れるように体力を維持していきたいと思った次第です。