大滝橋~地獄棚〜屏風岩山~畦ヶ丸〜大滝橋

2021年06月13日(日) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,398m
• 下り: 1,415m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:21

8:17 スタート地点
8:50 8:56 マスキ嵐沢標識
9:28 9:29 マスキ嵐沢標識
9:56 9:56 沖箱根沢
10:10 10:28 地獄棚
11:43 12:06 屏風岩山
12:31 12:32 大滝峠
12:39 12:45 大滝峠上
13:28 13:28 畦ヶ丸避難小屋
13:33 13:34 畦ヶ丸
14:21 14:22 畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐
14:58 14:59 鬼石沢
15:02 15:03 一軒屋避難小屋
15:18 15:18 マスキ嵐沢標識
15:38 大滝橋バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き：JR御殿場線谷峨駅から大滝沢ゲートまでジャンボタクシー。人数が揃えば、時間は早いし、快適だし、安上がりだし、いうことありません。

帰り：大滝橋からバス、15:50。バスは1時間に約1本。谷峨駅着16:23。JR上りまでの待ち時間17分。新松田まで行くなら、バスでそのまま終点まで乗った方が早い筈ですが、途中の渋滞状況によります。

コース状況／危険箇所等

マスキ嵐沢・地獄棚沢出合から地獄棚を越えて屏風岩山へ至るルートは地図に無いルートです。また畔ヶ丸から一軒家避難小屋へ抜けるルートも一般ルートではありません。両方とも熟達者向けのルートです。

写真

6/13 8:45

6/13 9:22

新緑が奇麗です。

6/13 9:23

落ち葉の絨毯。

6/13 9:33

地獄棚沢とマスキ嵐沢の分岐。清々しい景色です。ここから先、地獄棚を越えて屏風岩山までは地図に無いコースです。

6/13 9:47

地獄棚まで沢沿いに進みます。

6/13 10:02

6/13 10:06

何度か渡渉を繰り返すと。。。

6/13 10:10

地獄棚が見えてきました。

6/13 10:12

堰堤を巻いて登った先が地獄棚。

6/13 10:18

堂々として奇麗な滝です。写真では表現できません。何故地獄棚という恐ろしい名前が付いたのか、よく判りません。

6/13 10:23

その手前から屏風岩山北東尾根に取り付きます。この先ザレた急斜面が続くので、チェーンアイゼンを履いて登ります。

6/13 11:01

急斜面、かつ手掛かり足掛かりに乏しい恐ろしい尾根です。地獄尾根、と呼びたい。。。

6/13 11:14

途中鹿柵沿いに進んだり、人ひとり分だけ小さく空いている穴を潜り抜けたり、して屏風岩山へ向かいます。

6/13 13:06

屏風岩山からは一般ルートになります。名残のツツジが新緑に映えています。

6/13 13:29

畔ヶ丸避難小屋。

6/13 13:36

畔ヶ丸山頂から南南東尾根を下ります。「西丹沢登山詳細図」では「一軒家~畔ヶ丸ルート（道標無し、熟達者向け）」となっています。

6/13 13:50

歩き易いルートです。ただし、支尾根が多いので、ルートは常に確かめておく必要があります。こんな痩せ尾根や。。。

6/13 13:53

広尾根や。。。

6/13 14:57

急な斜面も出て来ます。

6/13 14:59

どんどん下りて行きます。

鬼石沢出合で先行グループと合流。

6/13 15:21

最後の鎖場。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

sancj

地獄棚は恐ろしい名前ですが、堂々としたきれいな滝です。その先の屏風岩山北東尾根への取り付きから先暫くが地獄尾根と言いたいほど恐ろしい尾根でした。何しろ傾斜が急な上にザレた斜面で手掛かり足掛かりがほとんどない、チェーンスパイク必携のルートです。グループで行ったから良いものの、一人ではとっても行けません。

屏風岩山（さぞ立派な岩があることだろうと思って探しましたが、見当たりませんでした）から先、畔ヶ丸迄は一般ルート、広々とした林間の気持ちの良い尾根歩きです。樹々の新緑が鮮やかです。概ねなだらかな道ですが、畔ヶ丸避難小屋の手前で一旦鞍部に下りて急な階段を上り返します。一寸堪えました。

畔ヶ丸からまたバリルート、こちらは多少傾斜が急なところもありますが、見通しの良い林間ルートです。一般登山道としても良い位のルートです。ただし、道標が無く、支尾根分岐が多いので、丹念に現在位置をGPSで確かめながら行かないと、遭難します。

爽やかな渓流歩き、恐ろしい尾根登り、美しい新緑の林間歩き、とバラエティに富んだ楽しい山行でした。丹沢も奥が深いです。