鹿岳(かなたけ) - とても一般登山道とは思えない刺激的なルートでした。


- GPS
- 08:45
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 3:42
- 合計
- 8:41
07:06 天狗峠
07:34 四ツ又山(P1)
08:44 マメガタ峠
09:54 鹿岳(一ノ岳)
10:28 鹿岳(二ノ岳)
(昼食1時間)
12:17 高原下降点
12:37 木々岩峠断念
(下降実習30分)
13:45 木々岩峠分岐
14:16 木々岩峠登山口
14:41 鹿岳登山口
(談笑20分)
15:20 四ツ又山登山口
天候 | 概ね晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・四ツ又山(P1)までは、特に問題ありません。 ・鹿岳までは、案内板は十分ですが、破線レベルの険しい登山道です。 ・鹿岳から先は、急に案内板が無くなり、道迷いの危険があります。 ・高原下降点から木々岩峠へのルートは、尾根筋を進むと一気に落ちていたので断念しました。正しいルートが別にあるのかもしれません。 ・高原下降点から木々岩峠分岐までは、踏み跡はあるものの急傾斜の下りで、ロープを使った難所が続きます。木が伐採された場所に出てからは踏み跡不明瞭です。(右方向に進むのが正解) ・木々岩峠分岐から木々岩峠登山口までは、基本的には林道歩きですが、序盤は流された林道を迂回するルートが分かりにくいです。 ・木々岩峠登山口からは、集落の中の車道歩きなので問題ありません。 |
写真
感想
今日は、西上州の鹿岳(かなたけ)です。
標高は1000mちょっと。どちらかと言えばマイナーな山のようで、最近ご無沙汰の高度感を味わえそうな穴場かもしれないと機をうかがっていました。
地理的にはなんとなく遠そうなイメージですが、いざ実際に行ってみるとそうでも無いですね。下仁田ICを利用し、さいたま市から約2時間で登山口まで来れたので、奥多摩の奥より近いかもしれないです。帰りの関越道も、中央道より渋滞しないようですし、今後の山行計画に影響しそうです。
いつものように、自転車を置くために、下山場所の木々岩峠登山口に行き、車から自転車を降ろすと、アチャー、あろうことか前輪がペシャンコ。初めは、何かの理由で空気が抜けただけだと思ったのですが、良く見ると、しっかり画鋲が刺さっていました。一気にモチベーションダウン。
自転車は、前回の権現山で乗っただけなので、その時の終盤で踏んだとしか考えられませんが、ハー、前回(9Km)のパンクでなくて良かったと思えってことかい?
選択の余地は無く、今回は2Kmを歩くことにして、自転車を車に戻しスタート場所の四ツ又山登山口に向かった。
天気はまだ少しガスってはいるが、晴れてきそうな雰囲気。ただ、足元は昨日まで雨模様だったこともあって草は濡れており、流された斜面も滑りやすかった。
天狗峠を経由して到着した四ツ又山(P1)からは、荒々しい妙義山と、これから向かう切り立った岩峰の鹿岳がよく見えました。写真の説明でも書いたように、見た目は小鹿野の二子山にそっくりな印象でした。
四ツ又山は、ピークが4つあり、それぞれに石像が立っているとのことでしたが、後で写真を確認すると、石像は確かに4つあったのですが、最後のピークに石像はありません。どういうこと?ピークが実は5つだったの?それとも、どれか一つのピークに石像が2体あったの?すみません、歳のせいで記憶がはっきりしません。GPSログを見ても、それぞれが近過ぎるためハッキリしませんでした。
四ツ又山から鹿岳までの道は、案内はありますが一般登山道とは思えないくらい悪路でハードです。アップダウンの斜度がきついです。それと、自然界のマムシをたぶん初めて見ました。噂通りの銭型紋様で長さは50Cm弱。道のすぐ脇で警戒している様子だったので、目を離さないようにしながら、遠巻きに追い越しました。
鹿岳は、まず一ノ岳と二ノ岳の間の鞍部まで、一ノ岳の下を右に回り込むようにして登り、そこからそれぞれに向かうようです。そんな状況も小鹿野の二子山と同じですが、よじ登り具合は、距離も長くコッチの方が大変だと思いました。一ノ岳山頂には石碑があり、歩いてきた四ツ又山からの稜線がよく見えました。一通り写真を撮った後、展望は二ノ岳の方が良さそうなので、ソッチで昼食にしようと二ノ岳に向かいました。
二ノ岳の登りは一ノ岳の直登と違い、螺旋状に登る感じなので、すぐ脇が断崖絶壁だと思うと久しぶりに高所の怖さを感じましたが、登頂してから感じた爽快感はそれを上回るものでした。
二ノ岳の南側にはお立ち台のような別な岩峰があり、その専用テラスで昼食にしました。すごーい開放感を写真に残そうと、わざわざ岩峰にザックを置いた写真を撮りましたが、意外と良くないですか?
昼食を終え片づけていると、一ノ岳の方から声が聞こえてきました。「〜〜〜だぞぉ。」「はいっ!」。師弟関係でしょうか?しばらくして登頂すると、私に気付いてコッチを見ているので手を振りましたが、返してはもらえませんでした。(寂)
さて、次は木々岩峠を目指しますが、一気に案内板が無くなり道も悪くなりました。高原下降点までに、迷った踏み跡に迷わせられ、3回ほど間違えましたが、特にヤセ尾根の途中から右に急降下する場所は、一応白のビニールテープが枝に結んでありましたが、本当に気付きにくいです。気付かず通り過ぎたヤセ尾根は、尾根と言えるのかどうかさえ怪しい、衝立の上を歩くような場所で、恐らく進み続けられなくなるんじゃないでしょうか。非常に危険です。
高原下降点まで行くと、踏み跡は復帰しますが、その踏み跡は木々岩峠ではなく木々岩峠登山口に直接下山するようなので、私は踏み跡を外し尾根筋に進みました。しかしその尾根は、ツツジか何かの低木だらけで、まぁ歩きにくいこと。それでも、一応は破線ルートのはずだと、長袖に着替え進んでいきました。草と違って枝の反発力も強いので、下りですがバランスを崩さないようにと、けっこう体力も使います。
掻き分け掻き分け、少しずつ進んでいくと、急に傾斜がきつくなりました。60度くらいはあったかも。これがルート?当てにならない読図力ですが一応見てみる。GPSも最大に拡大して見てみる。うーん、予定のルートに違いないようだが・・・。周囲の地形は木に隠されて確認はできない。降りられないことはなさそうだが、この先の状況に不安もある。
思案の末、珍しく撤退することにしました。(合掌)
高原下降点からの踏み跡に復帰し、後は下山し2Kmの車道を歩くだけだなぁと思いながら急斜面を降りていくと、ロープが張られた岩場が現れました。ここは高さが2mほどあり、もしロープが無かったらかなり危険な場所です。こういう場所でこそ持参したロープが役立つわけだなと、急遽、ここでロープでの下降の練習をしようと思い立ちました。いざという時のために、早く試しておかないと、と思っていたので好都合です。ただひとつ、新品のロープを泥だらけにする点だけが正直悩ましかったですが。
下降は、不慣れなためロープをスムーズに送るのが意外に難しく感じましたが、急ぐ必要もないわけで、概ね及第点だったのではないかと思います。やっぱり1回はやっておかないとね。良かった良かった。
ちなみに、ロープは8mm x 20mで買ったのですが、家で遊んでいる時に、20mは重いし必要性も低いと思い半分の10mにしました。
その後は、木が伐採された場所やら、林道の崩壊場所を迂回するルートなど、いくつかの迷いそうな場所を切り抜けて、無事に木々岩峠登山口に下山できました。
それにしても、繰り返しになりますが、鹿岳から木々岩峠登山口に抜けるルートは、迂回路も含め、悪路に加え案内板も無く、とても一般登山道とは思えません。破線でもどうかというのが正直な感想です。
そんなこんなで、距離の割には随分と時間が掛かった山行でした。
と普段ならこれで終わるところですが、駐車場を目の前にして地元の方に捕まってしまいました。挨拶するまでは良かったのですが、その方が被っていた猟友会の帽子に目が止まり「猟友会の方ですか?」と質問してしまったのが運の尽き。あー、もう水は飲み切っているのに、約20分、昔話に付き合わされましたとさ。チャンチャン!
いつもながらスリリングなコースを選んでますね
>わざわざ岩峰にザックを置いた写真を撮りましたが
この写真最高です、あのようなところで昼食とは、
なかなか落ち着けなさそうな感じがします。
あと、マムシも・・・会いたくないですね
僕もロープなどを購入したいなと思っています。
いやー、ほとんどが昭文社の地図に実線で書いてあったルートなので、まさかここまでハードとは思ってもいませんでした。
首都近郊と基準が違うんでしょうか。それと、山は標高じゃないですよね。
アノ写真、自画自賛です。できれば自分も入りたかったのですが、さすがに無理ですね。
場所自体は、行ってみると全く問題ないですよ。天下を取った気になれます。
ロープ類は、山行スタイルにもよるでしょうが、持っていれば安心です。ロープがあっても「これ大丈夫なの?」っていうのも時々ありますし。。。
購入した際には、必ず一度は実践しましょう。
「かなたけ」・・・全く読めない山でした、したがってどこの山なのかも想像つきませんでしたよ!
破線ルートでもなかなか手ごわいルートですね、里山の低山ならではって感じがします。
写真、思いっきりマムシですね
自分の実家のあるエリア(山に囲まれた田園の農村地帯)でも頻繁に目撃されます・・・何人かは捕獲するのが好きなかたがいて山中に入って匂いで捕まえてきちゃいます、僕は全然ダメですが
下山直後の20分間の昔話の聞き手になるのかなり大変でしたね、それも含めていい山行になったことでしょう、お疲れ様でした
drunkyさん、
やはりマムシでしたか。。。私も田舎育ちなのですが、焼酎浸けで瓶に入っている奴しか見たことなかったもので。
あの辺(西上州)は、妙義山に代表されるような荒々しい山が多そうなので、時々行くと良い刺激になりそうです。
ロッククライミングにならない程度に楽しみたいと思います。
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