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Yamareco

記録ID: 3288525
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

花見山 〜花と新緑の尾根を初夏のハイキング(梅雨だけど)〜

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:26
距離
4.0km
登り
256m
下り
253m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:21
休憩
1:04
合計
2:25
10:55
12
11:07
11:09
28
花見山探勝歩道入口(リフトトップ)
11:37
11:37
0
1146mピーク
11:37
12:39
0
12:39
12:39
28
1146mピーク
13:07
13:07
13
花見山探勝歩道入口(リフトトップ)
13:20
13:20
0
13:20
ゴール地点
天候 晴/曇
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
花見山スキー場の案内に従って、南側から進入します。
コース状況/
危険箇所等
登山道は分かりやすく,勾配もそれほど急ではないので,初心者でも安心して歩けるコースです。
県道210号線上石見黒坂停車場線を南下しながら左手(東)に見えた花見山の稜線です。
2021年06月20日 10:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 10:13
県道210号線上石見黒坂停車場線を南下しながら左手(東)に見えた花見山の稜線です。
スキー場の中の道を上って舗装道路の終点まで来ました。ここに車が停めてあるので,ここから歩くことにしました。
2021年06月20日 10:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 10:54
スキー場の中の道を上って舗装道路の終点まで来ました。ここに車が停めてあるので,ここから歩くことにしました。
花盛りのニッコウキスゲ(ゼンテイカ)が迎えてくれました。
2021年06月20日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 10:56
花盛りのニッコウキスゲ(ゼンテイカ)が迎えてくれました。
前を行くハイカー、この日は数組の登山者と出会いました。
2021年06月20日 10:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 10:58
前を行くハイカー、この日は数組の登山者と出会いました。
茂みからウツギの花が顔を出しています。
2021年06月20日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:00
茂みからウツギの花が顔を出しています。
リフトをくぐって,
2021年06月20日 11:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:04
リフトをくぐって,
リフト最上部まで上ってきました。
2021年06月20日 11:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:07
リフト最上部まで上ってきました。
リフトトップからの南側の眺め。
2021年06月20日 11:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:08
リフトトップからの南側の眺め。
登山道に入ってきました。
2021年06月20日 11:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:09
登山道に入ってきました。
傾斜のあるところには横木が渡してあります。
2021年06月20日 11:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:11
傾斜のあるところには横木が渡してあります。
ノアザミ
2021年06月20日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:12
ノアザミ
ミズナラ,ガマズミ,クヌギなどの雑木林です。
2021年06月20日 11:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:15
ミズナラ,ガマズミ,クヌギなどの雑木林です。
コアジサイ?
2021年06月20日 11:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:23
コアジサイ?
山頂まであと0.6km,意外と近い。
2021年06月20日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:24
山頂まであと0.6km,意外と近い。
ブナの新緑が美しい。
2021年06月20日 11:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:29
ブナの新緑が美しい。
これは以前に見たことがあるぞ,キアシドクガだ,きっと。
2021年06月20日 11:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:30
これは以前に見たことがあるぞ,キアシドクガだ,きっと。
展望は良くありません。
2021年06月20日 11:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:32
展望は良くありません。
前方が明るくなってきた。
2021年06月20日 11:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:34
前方が明るくなってきた。
少し開けた場所へ出ました。もうすぐ山頂。
2021年06月20日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:35
少し開けた場所へ出ました。もうすぐ山頂。
カシワだ。
2021年06月20日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:35
カシワだ。
山頂には休憩舎がありました。これはありがたい。
2021年06月20日 11:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:37
山頂には休憩舎がありました。これはありがたい。
標高1188mです。
2021年06月20日 11:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:38
標高1188mです。
一等三角点「花見山」
 緯度: 35:09:08.5859
 経度: 133:24:04.3903
 標高: 1188.1
2021年06月20日 11:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 11:39
一等三角点「花見山」
 緯度: 35:09:08.5859
 経度: 133:24:04.3903
 標高: 1188.1
西側には大倉山が。
2021年06月20日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:40
西側には大倉山が。
東には大山山頂部が見えます。少し雲がかかっている。
2021年06月20日 11:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 11:41
東には大山山頂部が見えます。少し雲がかかっている。
【ドローン撮影】ドローンを飛ばしてみました。西側から大山をバックに山頂を眺めます。
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【ドローン撮影】ドローンを飛ばしてみました。西側から大山をバックに山頂を眺めます。
【ドローン撮影】歩いてきた,南へ続く稜線です。
【ドローン撮影】歩いてきた,南へ続く稜線です。
【ドローン撮影】南の稜線の上空から山頂方向を眺めました。
【ドローン撮影】南の稜線の上空から山頂方向を眺めました。
【ドローン撮影】通り過ぎて北側から山頂を振り返ります。
【ドローン撮影】通り過ぎて北側から山頂を振り返ります。
【ドローン撮影】高度を上げて山頂休憩舎とバックに大山。
【ドローン撮影】高度を上げて山頂休憩舎とバックに大山。
戻ります。しばらくは明るい稜線。
2021年06月20日 12:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 12:40
戻ります。しばらくは明るい稜線。
樹林帯に入りました。
2021年06月20日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 12:49
樹林帯に入りました。
この花名前がわかりません。
2021年06月20日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 13:00
この花名前がわかりません。
スキー場最上部の登山口まで戻ってきました。
2021年06月20日 13:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 13:07
スキー場最上部の登山口まで戻ってきました。
ノボリフジ(ルピナス)
2021年06月20日 13:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/20 13:17
ノボリフジ(ルピナス)
駐車場所へ戻ってきました。車の数も少なくなりました。
2021年06月20日 13:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/20 13:20
駐車場所へ戻ってきました。車の数も少なくなりました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) サブザック 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL) 地図(登山ガイドコピー) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPSログ記録) サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 ラジオ ヘッドライト ドローン(MavicMini) 手拭い 日焼け止め ティシューペーパー

感想

 週末の天気予報がだんだん好転して、梅雨の晴れ間となりそうなことがわかったので、「鳥取県の山」完登に向けて、県西部の山へ出かけることにした。まだ登ったことのない山の中からどの山を登ろうかと考えて、決めたのは「花見山」、一等三角点の山だ。山の名前からして爽快なハイキングが楽しめそうだ。
 「花見山スキー場」の案内に導かれて国道180号線から県道210号線上石見黒坂停車場線へ,そして111号線を東に進み,スキー場の中の狭い道を上って行った。舗装道路が終わった辺りに数台の車が停まっていたので,自分もその並びに車を停めた。頑張ればもう少し未舗装道路を登って行けそうだったし,轍もあったが,先を歩いている登山者があったので無理せずにそこから歩くことにした。
 スキーゲレンデの緩斜面には黄色い花が沢山咲いていた。ぱっと見,百合のようにも見える鮮やかな山吹色の6枚の花弁のその花は,ニッコウキスゲではなかろうか。テレビの山岳番組ではおなじみの花だが,実物を見るのは初めてのような気がする。自生だろうか,移植されたものだろうか。他にも赤や紫の穂状のノボリフジや黄色いコスモス、茂みから顔を出している白いウツギの花穂など、全て自生という訳でもないだろうが、「花見山」という名を裏切らない風景が広がっていた。
 スキー場リフト最上部から森の中を進む登山道が始まる。森の中には派手な花は無いが,葉の形が特徴的なミズナラやカシワ,葉脈がくっきりと窪んだガマズミなどが光に透けて美しい。後半になると,ブナが増えてくる。道端にはアザミや白い小さな花が時々見られる。少し傾斜のあるところには横木が渡してあるなどきちんと整備されている。尾根を歩いているはずなのだが,木の葉がだいぶ茂っているので,展望はほとんどない。けれども,木洩れ日の明るい森の中は気持ちがリフレッシュする。
 歩き始めて45分で山頂へ到着した。山頂には休憩舎が立てられていて2組ほどの登山者が休んでいた。北北東の木立の隙間に大山山頂部が少し見えるが,距離が遠い。更に,この日は大山の山頂部は半分雲にかかっていた。それよりも,その反対方向に覗ける大倉山が,なかなか堂々とした良い風格をたたえた姿を見せていた。
 休憩舎のすぐ横に半分草に埋もれた一等三角点の標石を見つけた。あまりにもひっそりと佇んでいて意識しなければ見過ごしてしまいそうだ。実はこの三角点で,私は
鳥取県の一等三角点のすべてを制覇したことになる。思えば私が山を歩き始めたのは2017年,山岳部の顧問として初めて生徒引率した洗足山で,そこが一等三角点の山だったことから,三角点が気になって,山(山ばかりとは限らないが)に登って三角点を見つけるのが楽しみになってきた。そして,4年かけて鳥取県内に15か所ある一等三角点の全てを目にすることができた。ニッチではあるが,「山歩きが趣味」の一つの成果として話のタネにはなりそうだ。
 山頂でドローン(Mavic Mini)を飛ばしてみた。歩いてきた稜線を上空から辿ってみると,ああ,ここを歩いてきたんだなと実感できる。ところがバッテリー警告が出てドローンを帰還させようとしていた時に操作をミスしてドローンを木の枝に引っ掛けてしまった。高度を下げながらバックで戻ろうとしたのがマズかった。コントローラー画面に一瞬高度-4mというのが見えて「しまった」と思ったときには映像が固まっていた。幸いそれほど遠くではなさそうだったので,コントローラーの位置情報を頼りに山頂東の薮に入り込んでドローンを捜索した。GPSの軌跡が山頂から少し外れているのはその痕跡だ。引っかかっていたのがそれほど高い木ではなかったので少し木に登って枝をゆすったらドローンが落ちてきて何とか回収できた。以前もバックで帰還時にドローンを喪失してヤブコギをしたことがある。よっぽどのことが無い限り,カメラの向いている方に進まなきゃいかんと身に沁みた。
 距離が短いからなのか,傾斜が緩くて歩き易いからなのか,展望が中途半端(?)に良いからなのか,悪くはない山だとは思うが,特別魅力的な山とも感じられず,真面目な優等生の山のような印象だった。今回は南側の尾根を歩いて登ってみたのだが,他にも北の尾根や北東のスキー場から登る道もあるようなので,また別の季節に別のルートを歩いてみれば,今回気付かなかった魅力を感じられる山なのかもしれない。一等三角点があるというのは私にとってはかなりのアドバンテージなので,何かのついでにまた立ち寄ることがあるかもしれない。山は行くたびに新しい表情を見せてくれるので,その時にこの山の良さに気付くのかもしれない。

花見山ドローン映像(3分25秒)

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