富士山トレイン371で行く富士山（御殿場駅〜山頂〜須山）
山梨県
静岡県
upa
- GPS
- 24:14
- 距離
- 52.3km
- 登り
- 3,972m
- 下り
- 3,554m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
13:16 須走ふじあざみライン入口
14:08 旧登山道入口
14:45 馬返し旧登山道入口
16:50 須走口登山道入口
山小屋で軽食
17:26 須走口登山道入口
18:29 新六合目
19:08 本六合目
20:06 七合目
20:49 本七合目
21:11 八合目
21:33 本八合目
22:26 九合目
23:00 須走口山頂（吉田口山頂）
23:22 白山岳
3:24 白山岳
3:52 剣ヶ峰
4:15 成就岳（御来光）
5:05 御殿場口より下山開始
6:05 宝永山ルート分岐
6:20 宝永山
6:47 宝永第一火口
6:56 宝永第一火口分岐（西側尾根）
7:20 須山口四合目
9:10 須山口一合目（水ヶ塚駐車場）
9:17 須山口下部ルート
9:24 水源地
10:36 弁当場
11:30 須山口登山道出発点
十里木別荘地経由
12:32 越前岳登山道入口
いい所まで登るものの断念
15:00 バスで帰路につく
| 天候 | 8/3 下界は曇り、6合目から上は快晴 8/4 朝快晴、下界はくもり気味 いずれも雨には降られず |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：十里木15:00→バス→御殿場駅→静岡駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
道路の歩行環境を重視したため、歩道が続く須走口を目指しました。 道の駅までは、片側だけになるものの、安心して歩けます。 道の駅からは、マイカー規制により、交通量が激減するため、安心して歩けます。 旧馬返しからは旧登山道に挑戦しましたが、かなり難易度が高いです。 （写真参照） 須走口〜山頂〜宝永火口ルートは割愛します。 須山口ルートは、上部の水ヶ塚より上はマイルートなので整備がされています。 水ヶ塚より下は、かなり荒れています。看板は多いです。 須山口入口は歩道がないため、バスを利用しない限り安全な登山ができません。 「世界文化遺産」に恥じない歩行環境の整備を願うばかりです。 （登山道も文化遺産に含まれております） |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
拍手これを基軸に今回のプランを考案しました。
ルートを外したのか、整備されていない登山道。実際はゴミも目立ち、登山道の形跡があります。
岩登りみたいなところも多く、大変疲れました。
実際はゴミも目立ち、登山道の形跡があります。
岩登りみたいなところも多く、大変疲れました。
宝永火口の静かなルート。御殿場方面からなら、大砂走りと同様の下りを楽しめます。一方、富士宮口から混雑を避けて登るには・・・精神力が試されます。
感想
JR東海の旧特急あさぎり号こと、371系を利用した臨時急行「富士山トレイン371」が運行されていることを知り、これと絡めて富士山登山をしようというコンセプトでこの計画を練りました。
富士山で会ったnanamineさんやmillionさんの影響を受けています。
また秋にもSHCで企画されている村山古道も念頭にあります。
スタートは御殿場駅。列車の到着が10:33ですから、登山には向かない時間帯です。
しかもここから山頂を目指そうという試み。
御殿場駅というと御殿場口が思い浮かぶでしょうが、ここに至る道の歩行環境は劣悪です。歩道が充実し、マイカー規制もある須走口を目指すことにしました。
須走ふじあざみラインでは、以前通ったときに旧登山道らしきものがあることに気がついていましたが、事前調査もせず、突入してみました（笑）
これは正解。バスの排気ガスに悩まされることもなく、廃道になっている面白いルートです。いきなり体力を消耗する欠点がありますが・・・
須走口からは通常の登山道。夕方から登り始める、いわゆる「弾丸登山」ですが、私の場合、あえて「長距離ミサイル登山」とでも名付けて起きましょうか。
なんとか山頂までたどり着き、岩陰でビバークします。
満天の星空、強風、寒いです。厳冬期用の寝袋を持ってくるべきでした。
ツエルトにくるまっても寒さはしのげませんね。
夜の間もお鉢巡りをしている方が多くいました。
そして明け方前、ライトの数が半端ではないです。
御来光を見に来る方がこんなにいるなんて、「初の山開き期間中の富士山」、衝撃的です（笑）
御来光後は御殿場口を転げ落ちるように下って行きます。
宝永火口を通り、須山口コースで水ヶ塚へ。さらに下って須山に向かいます。
ここからが仕上げ。海まで行って「逆ゼロ富士」を狙っていました。
しかし安全な歩行者環境がないため、越前岳から登り、愛鷹山縦走をして原駅に向かうという企画。
しかし時間的にも厳しく、体力的にも限界でした。
越前岳も登頂出来ず、撤退です。
願わくば、須山口が駅まで繋がってほしいです。
今回世界文化遺産登録には登山道が含まれます。文化遺産ですから、歴史的由緒が関わってきます。道路を作ったから、自衛隊の演習地になったから、という理由で下部の登山道が消滅したわけですが、これは文化遺産としては不適切と思われます。
実際の所、下から歩く方は希少（もしくは変人）だと思いますが、昔の方は下から歩いて歴史を作ったのですから、それを顧みることは大切なことだと思います。
ブログの方ではキノコも含めて豊富な写真でお伝えする予定です。
http://upa114.blog.fc2.com/
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
富士山の最新記録
おすすめの山アイテム
うぱさん
長旅お疲れさまでした。
しかし、なぜ越前岳に登る？
自衛隊の方は本日行われた富士登山駅伝関係の方と思われます。
以前はテレビで放送していたのですが、最近は全然取り上げてくれなくてチョットつまらない思いです。
越前岳を南に行くと、駿河湾にでるんですよ。
登山道だからクルマに牽かれる心配ないし、
しかも原駅に行く途中で温泉施設があるので、スッキリ出来る。
もくろみは失敗に終わりましたが。
自衛隊さん、御殿場口からその後も続々と登ってきました。救急関係者が多かったので、サポートなんでしょうか。
また一緒に下って行く集団もいましたが、真似して駆け下りたりして、果たして大丈夫かと心配しましたね。
ワタシですか？
そりゃ痛み止めやら膝サポートやら完璧ですわ。
今回はサプライズ期待していたのですが、逆にサプライズやってしまいました。
すごい距離を歩いてきたらしいと、賢パパさんのブログに書いてあったのは、こうゆうことだったのですね！
御来光めっちゃめちゃ綺麗です〜。
やることが違いますね。我々ぼんくらとは。
いつか須山浅間神社から古い須山登山道を登る計画をしていますが、先を越されました。
もっともupaさんと張り合うつもりも体力もありませんが。
この間、下山中に会ったmillionさんにはかないませんが、がっつり歩いてみました。
天気が悪ければ、即下山、海までと思っていましたが、天気が良かったため御来光で時間ロスしました。
でも御来光を山頂の皆さんと楽しむことが出来、これもひとつ思い出になりました。
いえいえ、fujinohideさんこそ毎回かなり歩いていますから、それも凄いと思います。しかも早いし。
今回のプランは若さ故ですね。
でも昔の人々の当たり前を実践したまでです。足袋にわらじで山頂・・・さすがに真似はできません。
須山神社から山頂は一日だときついとは思います。
特に水ヶ塚までの区間は荒れており、道もわかりにくく、テコ入れが必用な感じでした。今のところ再び歩く気にはなりませんでした。
upaさん、こんにちは
家のパソコンが壊れ、まともにヤマレコが見られませんでした
長距離ルートもさることながら山開き中の山頂での御来光まで組み込むとは流石ですね
富士山から越前岳を越えて駿河湾まで…その発想はありませんでした
来年のホタルの時期の登山ルートの参考にさせていただきます
おお、本命のドエムな方が復活しましたか。チクチクと刺激しつつも、心配しておりましたよ〜。
富士山と越前岳、さらにヒメボタルを兼ねたルートに反応していただけましたでしょうか。
たぶん御来光を絡めなければ、もう少し早く下れるし、涼しければ踏破できるとは思います。御来光に欲が出ました。
というか、涼しい季節＝山頂超寒いので、寝ないで歩き通すしかないですね。
秋にも最適なルートをどんどん開拓しましょう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する