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Yamareco

記録ID: 3293592
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳

2021年06月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:42
距離
20.5km
登り
1,880m
下り
1,864m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:55
合計
7:43
5:50
44
スタート地点
6:34
6:40
9
6:49
6:49
51
7:40
7:40
14
7:54
7:55
22
8:17
8:17
49
9:06
9:07
26
9:33
10:07
32
10:39
10:39
31
11:10
11:16
2
11:18
11:25
5
11:30
11:30
11
11:41
11:41
20
12:01
12:01
81
13:22
13:22
11
13:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石槫トンネル西口から約500m、路肩のスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
登山者の少ないルートではあるが、赤テープのマーキングがきちんと残っていて迷う心配がない。
現地に向かう車中からの朝焼け。
2021年06月21日 04:31撮影 by  SH-03J, SHARP
1
6/21 4:31
現地に向かう車中からの朝焼け。
R421、石槫トンネル西1kmからスタート。
2021年06月21日 05:52撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 5:52
R421、石槫トンネル西1kmからスタート。
アユ釣りの車が多い林道。
2021年06月21日 06:03撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 6:03
アユ釣りの車が多い林道。
2021年06月21日 06:14撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 6:14
キイチゴ
少し酸っぱい、懐かしい味。
2021年06月21日 06:20撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 6:20
キイチゴ
少し酸っぱい、懐かしい味。
急登開始
2021年06月21日 06:37撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 6:37
急登開始
斜面の踏み跡を辿る。
2021年06月21日 07:04撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 7:04
斜面の踏み跡を辿る。
ギンリョウソウ
2021年06月21日 07:05撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 7:05
ギンリョウソウ
尾根に出た。
2021年06月21日 07:18撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 7:18
尾根に出た。
動物定点観察のカメラ。
2021年06月21日 07:55撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 7:55
動物定点観察のカメラ。
山頂をロックオン。
2021年06月21日 07:56撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 7:56
山頂をロックオン。
南に御在所岳。
2021年06月21日 08:00撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:00
南に御在所岳。
2021年06月21日 08:05撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:05
赤テープがきちんと残っているので歩きやすい。
2021年06月21日 08:09撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:09
赤テープがきちんと残っているので歩きやすい。
できればプレートに書いてほしい。
2021年06月21日 08:16撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:16
できればプレートに書いてほしい。
白い砂の斜面をシカが歩いている。
2021年06月21日 08:21撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:21
白い砂の斜面をシカが歩いている。
こちらに気づいて警戒ポーズ。
2021年06月21日 08:23撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:23
こちらに気づいて警戒ポーズ。
2021年06月21日 08:27撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 8:27
龍ヶ岳の笹の山頂部。
2021年06月21日 09:21撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:21
龍ヶ岳の笹の山頂部。
視界を邪魔するものなし。
2021年06月21日 09:24撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:24
視界を邪魔するものなし。
名古屋市方面
2021年06月21日 09:28撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:28
名古屋市方面
山頂から御池岳、伊吹山、藤原岳。
2021年06月21日 09:33撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:33
山頂から御池岳、伊吹山、藤原岳。
2021年06月21日 09:56撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:56
南に向いて、
御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、釈迦岳等
2021年06月21日 09:33撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:33
南に向いて、
御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、釈迦岳等
山頂で会った人に、「嚙まれてますね」と言われて気づいた。
足を3か所、腕を1か所。
2021年06月21日 09:44撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 9:44
山頂で会った人に、「嚙まれてますね」と言われて気づいた。
足を3か所、腕を1か所。
下り始めは気持ちのいい道。
2021年06月21日 10:07撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 10:07
下り始めは気持ちのいい道。
山頂を振り返る。
2021年06月21日 10:13撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 10:13
山頂を振り返る。
一旦谷に下って石槫峠に登り返す。
2021年06月21日 10:13撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 10:13
一旦谷に下って石槫峠に登り返す。
大事な情報は前もって表示されていてありがたい。
2021年06月21日 10:27撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 10:27
大事な情報は前もって表示されていてありがたい。
堰堤を流れ落ちる水に光が当たって輝いていた。
2021年06月21日 11:05撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:05
堰堤を流れ落ちる水に光が当たって輝いていた。
分岐の表示も行き届いている。
こちらのルートは登る人が多いようだ。
2021年06月21日 11:10撮影 by  SH-03J, SHARP
6/21 11:10
分岐の表示も行き届いている。
こちらのルートは登る人が多いようだ。
ロープ一本を頼りの渡渉ポイント。
今日は水量が少なくて助かった。
2021年06月21日 11:13撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:13
ロープ一本を頼りの渡渉ポイント。
今日は水量が少なくて助かった。
長尾滝
2021年06月21日 11:21撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:21
長尾滝
こんなのもあって楽しい。
2021年06月21日 11:24撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:24
こんなのもあって楽しい。
ここでもロープを掴んで渡渉。
2021年06月21日 11:27撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:27
ここでもロープを掴んで渡渉。
渓流沿いの登り返しもあと少し。
2021年06月21日 11:39撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:39
渓流沿いの登り返しもあと少し。
2021年06月21日 11:54撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:54
石槫トンネルができる前はこの道が国道421号線。
2021年06月21日 11:55撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 11:55
石槫トンネルができる前はこの道が国道421号線。
現在峠は車両の通り抜けはできず、駐車スペースになっている。
ここからなら竜ヶ岳も近い。
2021年06月21日 12:00撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 12:00
現在峠は車両の通り抜けはできず、駐車スペースになっている。
ここからなら竜ヶ岳も近い。
ここから谷沿いを下るルートがあるようだが、またすぐに道路に合流してしまう。
2021年06月21日 12:01撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 12:01
ここから谷沿いを下るルートがあるようだが、またすぐに道路に合流してしまう。
国道の表示は残っている。
2021年06月21日 13:21撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 13:21
国道の表示は残っている。
下から見上げた龍ヶ岳。
2021年06月21日 12:06撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 12:06
下から見上げた龍ヶ岳。
来月ラリーがあるらしい。
2021年06月21日 12:20撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 12:20
来月ラリーがあるらしい。
野イチゴを見つけて立ち止まる。
ちょっと小粒。でも食べられる。
2021年06月21日 12:59撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 12:59
野イチゴを見つけて立ち止まる。
ちょっと小粒。でも食べられる。
ふと「おかえりモネ」のシーンが浮かんだ。
2021年06月21日 13:19撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 13:19
ふと「おかえりモネ」のシーンが浮かんだ。
ラリーの予告看板
この道で抜いたり抜かれたりのレースなんてできるのだろうか。
2021年06月21日 13:20撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 13:20
ラリーの予告看板
この道で抜いたり抜かれたりのレースなんてできるのだろうか。
石槫トンネル
持って歩いた地形図は、このトンネルができる前のものだった。
2021年06月21日 13:22撮影 by  SH-03J, SHARP
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6/21 13:22
石槫トンネル
持って歩いた地形図は、このトンネルができる前のものだった。

装備

個人装備
靴下予備 ウインドヤッケ レインウェア上下 救急薬品 ナイフ 折りたたみ傘 非常食 携帯電話 ガスカートリッジ コンロ コッヘル マグカップ タオル ティッシュ 財布 カメラ

感想

海の見える山を歩きたくなって鈴鹿へ。
この時期に鈴鹿は敬遠する人が多いと聞くが、その原因のヒルは北鈴鹿の石灰岩の山に多い印象があり、そこを避ければそれほどではなさそうに思っていた。

滋賀県側からのルートを探して地形図を眺めていたら、歩けそうな尾根筋がいくつも見える。
ヤマレコのアプリでもちゃんと登山道として表示されている。
蜜とは縁のなさそうなルートで気を遣わなくて済みそうだ。

アユ釣りが解禁された川沿いの林道を歩き、焼野登山口から尾根に取り付く。
杉の植林帯の斜面は管理が行き届いているが、登山道の判別がしにくい。
歩く人は多くないのだろう。 下草の少ない地面はどこも踏み跡に見える。

ルートを示す赤テープは新しくはないがきれいに残っていて、数も多いので迷う心配はなさそう。
地形は複雑ではないので、視界の開けたところでざっと見渡し、ルートをイメージして歩けば大丈夫。

そこそこの急登が続く斜面は土がやわらかく、踏んばりにくいのが厄介だ。
尾根に出てほっとするが、そこからのアップダウンもかなりあって歩きごたえは十分だ。

山頂部の笹原に出ると一気に視界が開け、伊勢湾から名古屋方面が一望できる。
日差しは強いが風はまだ涼しくて気持ちいい。

数名の登山者が先着されていたが、その一人に指摘されて足を見るとふくらはぎから出血している。
両足ともソックスが染まるほどでかなり目立つ状況ではあった。
まだ足にくっついて吸血中のヒルがいたので払い落としたが、結局足と腕の4か所をやられていた。
その人がヒル避けのスプレーを貸してくれた。 ありがとうございます。

血がなかなか固まらないのは確かに面倒なのだが、ヒルそのものはあまり気にならない。
痛くも痒くもないし、感染症などのリスクもあまり聞かない。
以前御池岳で両足の靴周りに数十匹のヒルが付いたのを見てしばらくはトラウマになったが、数か所噛まれるくらいならそんなものかと思う。

30分ほど眺望を楽しみながら腹ごしらえを済ませたら、三重県側に下る。
尾根沿いに石槫(いしぐれ)峠が最短だが、一旦谷に下りてから沢沿いを峠に登り返す。

この季節でも雨は多くなく、谷川の水量が少なくて助かった。
何か所かの渡渉も無事にこなせ、滝と渓流の小景を楽しみながら遡っていく。
気が向けばいつでも顔を洗えて手足も冷やせるのはなんともいい気分だ。

沢沿いから旧R.421の峠道に合流し、石槫峠を越える。
ここの通り抜けた出来なくなって登山者用の駐車スペースになっている。
通りかかると満車状態。
確かにここからピストンすれば竜ヶ岳はすぐそこだ。

自分の車を停めたポイントまではこの旧国道の峠道を歩いて1時間半。
この間は歩けそうな山道を見つけられずに車道を歩くことになってしまった。
四方に見える山の緑の濃淡が素晴らしく、全然見飽きることがない。

峠から下りてきた車が自分を抜いて姿を消し、しばらくして戻ってきた。
運転していた女性、この先まだかなり長いからよかったら乗っていかないかと声をかけていただいた。
ありがとう、でも今日はこうして歩くのが目的なので、と丁寧にお断りして別れた。

そんなやり取りを頭の中で何度も反芻しながら歩いていた。
昔、歩く旅をしていたころはそんな声掛けをしてもらって喜んで乗せてもらったものだった。
知らない人との出会い、会話が楽しくてヒッチハイクの旅もした。

山を歩いていて思うのは、山頂に着くために歩いているのではないということ。
今この山を歩いていることを大切にしたい。
大汗かいて息を切らせている時間、何かを見つけて心を寄せている時間、とりとめのない妄想で遊びながらのんびり歩いている時間。
それは自分の山歩きの中でとても大切なもので、短くしたいと思うものではない。

人と言葉を交わすことでもらえる感動もある。
峠道で大きな捕虫網を持った人とすれ違い、何を取るのかと尋ねたことからの数分の会話。
山で過ごす人それぞれの楽しみ方、そのバリエーションの多彩さに心が動く。
「すごいなー」と口から出たことに相手が驚いていたが、ただそこにある山の懐の深さに驚いての感動。

コピーライターの糸井重里さんの本にあった言葉

「ブランコは『時間』に乗る乗り物」

そんな感覚で山を歩いていることに改めて気づいた。

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