屯鶴峯から岩橋山で修行

2021年06月24日(木) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,306m
• 下り: 1,294m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:09

距離 19.9km 登り 1,348m 下り 1,311m

9:00 近鉄関屋駅
9:13 9:15 屯鶴峯北入口
9:33 9:40 屯鶴峯地下壕
9:42 9:43 屯鶴峯
10:32 10:55 屯鶴峯入口（ダイヤモンドトレール起点）
10:57 穴虫峠
11:00 ダイヤモンドトレール北入口
11:52 11:53 馬の背
12:00 12:02 二上山
12:08 馬の背
12:13 12:26 二上山 雌岳
12:27 12:31 岩屋峠
12:42 12:50 竹内峠
13:38 13:41 平石峠
14:12 14:13 岩橋山
14:19 14:21 久米の岩橋
15:28 平石バス停
16:09 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

近鉄大阪線関屋出発、近鉄南大阪線上ノ太子駅まで

コース状況／危険箇所等

ダイトレは申し分無い整備状況。岩橋山からの下りも下草が刈られて踏み跡明瞭。

写真

屯鶴峯の北入口は国道165号線に面したこのゲートの右側がフェンスが切れていて入口となっています。GoogleMapStreetViewでは関屋駅から向かったこのゲート手前にローソンがありますが現在廃業済みです。

さらにゲートがありますが右からパスできます。京大地震研の施設があるようで結構ガードが固いですがハイカーには優しいのかも。

笹薮の中を進んでいきます。ちょっと心細くなるかもですが踏み跡は明瞭です。

いきなり旧日本軍作成のトンネル跡に到着。

かすかにトンネルの向こう側の光が見えます。トンネル内足元はグズグズですので中にはいるのは躊躇われるかも。それとこういうところに付き物のいろんな噂が。

屯鶴峯最高峰には高圧鉄塔が。ここはまだ奇景ではありません。先に進みましょう。

いきなりの奇景が始まります。凝灰岩は真っ白です。何年も前に来たことがあるのですが、ここまでは来なかった。

屯鶴峯では特にコースもなく踏み跡を辿っていくと突然絶壁の上に出てしまうことも。

本当に大阪から近いところでこんな奇景が見れるとは。すぐ近くまで宅地化が進んでおります。ここもよく砕石屋の餌食にならなかったのか、不思議です。

ダイトレ起点の碑。屯鶴峯の入り口にあるとは。

砕石屋の大型ダンプの粉塵を浴びながら県道を登るとダイトレ入り口。ここに来るまでに屯鶴峯駐車場近くの川に降りてガーネット浚いをしておりました。1ミリ程度のガーネットならいくらでもありました。川床の砂に混じって赤い粒がガーネット（柘榴石）で屯鶴峯から流れてくるようです。

アップダウンを繰り返すダイトレは本当に飽きません。眺望もほとんど無いのでたまに下界が見えるとワクワクします。

馬の背経由で二上山雄岳へ。特に展望なし

続いて雌岳へと。二上山周辺だけは人に会いました。その他はほとんど人に合わず。

ダイトレを南下して竹ノ内峠を経て岩橋山へと。役小角ゆかりの修験の地。久米の岩橋をはじめ巨岩の修行地がいろいろ。

胎内潜りは何とか下から上に抜けることができました。

胎内潜りのすぐ上にある岩。ハンバーガーのような形状。

鉾立岩。

鍋釜岩。

修行後は急な山の斜面にあって結構な角度。岩の修行よりも山の登り下りの方がスリルがあるかも。

巨岩修行の最後、人面石。確かに。山の急斜面に点在している巨岩が修行の地となっているが、こんなスポットが見付けられるとは役小角の時代の人たちは今よりももっと山の中を行き来していたということか。

巨岩の修行ルートを下ると河南町へと。ここからは太子町の上ノ太子駅へと。途中二子山古墳で岩橋山方面を臨む。今日も何とか無事帰れました。

感想

Minamin63

屯鶴峯の光景に見とれ、ガーネット探しをしているとあっという間の2時間経過。屯鶴峯ではまだまだ良さげな撮影スポットがありそうで、また行きたいと思わせる景色でした。ガーネット（柘榴石）は二上山産は透明度が低く宝石としての価値はゼロ。それでも赤く輝く砂粒は珍しい。今度はサファイアを目指そう。
ダイトレはとても良く整備されているが階段が多くて体力消耗が激しいかも。次回は岩橋山から金剛山を目指す旅に。