北ノ俣岳 ホワイトアウトで2時間放浪 激反省

2012年05月03日(木) 〜 2012年05月05日(土)

• GPS: 55:40
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,688m
• 下り: 1,684m

コースタイム

5月3日　トンネル8：35　避難小屋15：20
　　4日　小屋6：39　北ノ俣岳10：57　2時間迷　
　　　　　14：00Uターン　小屋横でビバーグ17：00
　　5日　小屋9：33　トンネル下山15：53　

天候

初日曇りのち曇り　二日目　晴れのち吹雪　三日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

北ノ俣岳から太郎平小屋への道は突然のホワイトアウト
一気に気温が下がり2時間余り道を失いヤバい状態になりました。
Uターンして避難小屋へ戻る決断をしましたが、
Uターンで元の道に戻れたのは後から考えるとラッキー。
避難小屋は満員で入れない状態のため、小屋のそばでビバーグ。
夜中からの積雪もあり、マイナス5℃でのツエルトで堪えました。

この同じ日に、白馬岳で　大人数のグループが遭難しています。

写真

5：02

7：21

8：10

登山口　出発です

13：48
ガスが近づいてきています

15：17
あっというまにガスに包まれてしまいました

なんとかガスの中・・・・
避難小屋に到着

二日目の朝です
うそのように晴れました

避難小屋

青空の下、今日は太郎平小屋を目指します

北ノ俣岳　2661m
10：57

周りはガスがどんどん来ていて
周りの山が見えません

一気にホワイトアウトです

気温も急激に下がり

2時間ほど『迷』のあと、Uターンを即決

尾根と谷の線が見えません

避難小屋へ下るルートに下りてきました

避難小屋への道が開けてきて
ほっと一息の瞬間です

汗が凍るって雰囲気

ガスと雪に追いつかれそうでぎりぎりで避難小屋に17：00到着

いっぱいだから入れない！と小屋の中から叫び声が・・・
やむなく付近でビバーグ
急激に気温が下がり始め、ツエルト設営との競争た。頭から飛び込んだ。コンロで暖を取る。
ゴアのシュラフカバーに命救われたというのは実感だ。

昨夜の雪にツエルトは耐えてくれました
マイナス5℃の中で不思議と寒さを感じませんでしたが、濡れたズボンから湯気が立ちあがっているのを見たとき、外気温と体温の差を知りぞっとしました。

小屋が空いたので早速ツエルトから小屋へ移動。乾いた下着に着替えてから朝ごはん。そして濡れた衣服と装備を天干しです。

避難小屋はたとえ定員満杯であっても、入れるだけ入って朝まで避難する小屋（命を守る小屋）であるべきと思います。昨夜ハイマツの根元でビバーグしたひともいたといいます。

トンネルへ向けて早めに下山を決定

だんだん天気が良くなっているではないか…

強烈な日差し

5/5 11:24

5/5 11:25

5/5 11:25

5/5 11:31

5/5 11:33

5/5 11:33

5/5 11:35

5/5 11:38

5/5 11:41

5/5 11:43

5/5 11:51

5/5 11:52

5/5 11:52

5/5 11:52

5/5 12:12

5/5 12:34

5/5 14:14

5/5 14:59

5/5 15:12

5/5 15:12

5/5 15:14

5/5 15:46

この数日で車道の雪が減っているではないか…

5/5 15:53

トンネルに下山　15：53

5/5 15:53

5/5 15:56

夏にリベンジを誓いながら車のあるところへ下山

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

感想

しっくすの山歩き😃

GPS　が　欲しい！　強く　そう思いました。