北アルプスデビュー!燕岳から大天井岳へ
- GPS
- 18:56
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 3,333m
- 下り
- 3,329m
コースタイム
12:35-13:05蛙岩13:05-13:25大下りの頭13:35-15:30大天荘(泊)
大天荘5:30-5:40大天井岳5:50-6:00大天荘6:05-8:40大下りの頭8:40-9:00蛙岩9:25-10:00燕山荘10:35-11:15合戦尾根の頭11:20-11:35合戦小屋(昼食)12:00-12:35富士見ベンチ12:40-13:10第三ベンチ13:20-13:45第二ベンチ13:55-14:10第一ベンチ(水場)14:20-14:50登山口14:50-15:00有明荘
天候 | ・概ね晴れていました。 ・12日朝は稜線上で西風が強く吹いていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・ 穂高駅からはバスで有明荘へ 安曇観光タクシー http://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 登山道は良く整備されており、危険箇所はありません。 ・ 大天井岳の手前に鎖場とハシゴがあります。ここだけはストックをしまった方が良さそうです。 ・ 登山ポストは登山口にあります。 ・ 温泉は中房温泉と有明荘にあり、いずれも日帰り入浴とランチも可能です。私は往路有明荘に宿泊したので、帰りの入浴が無料になりました。 |
写真
感想
・ 今年も盆休みは嫁と休みが全く合わず、前半戦は暇を囲うことに。それもしゃくなので、念願だった北アルプスへ単独山行と洒落込んだ。
・ 丁度、大天井岳の大天荘のスタッフに知り合いがいるので、初の北アルプスはこの大天荘を目指して登ることにした。
(0日目〜1日目)
・ 10日はゆっくりと登山口近くの有明荘に入り、11日に燕山荘経由大天荘、12日に下山というスケジュール。
・ 10日は移動だけで楽勝…と思いきや、中央線で蝕車事故があり特急「スーパーあずさ」が2時間も遅れる。それでも時間に余裕を持っていたので、何とかぎりぎり15時のバスに間に合う。これに乗れなければ危うくタクシー代8,000円になるところだった。
・ 有明荘は相部屋なのに1万円近くとびっくりプライスだったが、食事も良く、風呂も源泉掛け流しとなかなか満足。同室の2人も登山客だったので、逆に朝は一緒に準備ができたりと好都合。
・ 登山口まで10分ほど歩いて行くと、既に駐車場は満杯、着いたばかりの「毎日アルペン号」からも人が吐き出され、「ここは富士山五合目か?」という賑わい。トイレに並んで、登山カードを書いて出発。
・ 「アルプス三大急登」という文句に恐れをなしてこわごわと合戦尾根を登るが、登山道が整備されている上に、意図的にゆっくりゆっくりと歩を進めたので予想ほどには苦しくない。
・ 合戦小屋まで来ると、名物のスイカを買い求める。800円と値は張るが甘くて旨い。喉の渇きもあって、ガツガツと頂く。
・ 燕山荘まで登ると、バラバラとヘリの爆音が響いている。何事かと思って見ていると、長野県警のヘリが来ていて、傷病者の緊急搬送が行われている様子だった。ちょっと、映画「岳」を思い出す。
・ その一報で、燕山荘前の広場では山ガール姿の女性がジョッキ片手に生ビール。そりゃ、登った後にこの眺めを見ながら飲んだら最高だろうねぇ。でも、こっちはまだ半分行程が残っているので断念。
・ 丁度食堂の営業が始まったところだったので、カツカレー大盛りを所望。カツもカレーも実に旨い。これであと4時間分の腹ごしらえ。
・ 燕山荘を出た後は暫く「天上の散歩道」を行く。稜線の西側だと心地よい涼風が吹き、東側に回ると風もなくむっとした暑さに襲われる。標高2700m近いのにやけに暑いと思ったら、下界は今年一番の暑さだったとか。
・ あまり似ていない蛙岩(「げえろいわ」と読ませるらしい)を過ぎて、大下りの頭で休憩。遠くに大天井岳までの稜線が一望できるのだけど…遠い。まだ結構歩くようだ。
・ 大下りの一番下は鎖場とハシゴ。これを越えると、大天荘までのラストクライム(?)。
・ 岩場を踏みしめて登ると不意に大天荘の前に出た。ここに投宿して一日終了。ビールが何より旨かったけど、夕食のハンバーグも大きくて美味でした。
(2日目)
・ 前夜、大天荘のスタッフをしている連れと大酒を飲んでしまい、些か二日酔い。酒も旨いし、話も弾んだのだから仕方ないといえば仕方ないが。
・ 這々の体でご来光を拝み、大天井岳の山頂へ。風景は最高だが、体調は最悪に近い。ただ、朝食も2杯飯を食ったし、たぶん大丈夫だろう。
・ 大下りの頭くらいまではいつも以上にゆっくりとしたペースで歩く。空は雲も殆どなく、槍ヶ岳はその穂先を天に向けて輝いている。
・ それでも蛙岩を過ぎて、燕山荘に着く頃には殆ど回復した。飲み過ぎを反省して、ペットボトルのお茶とヨメの土産を買い求めて、休憩する。
・ 些か暑くなってきた合戦尾根を下る。途中、大天荘で作ってもらったお弁当を合戦小屋で食べて、まぁまぁのペースで下っていく。
・ 第一ベンチでは往路に寄れなかった水場によって、ペットボトル2本分の水を汲んでいく。(山の水で飲むウイスキーは最高なのです。)
・ 下山後、有明荘で風呂(宿泊者は無料とのこと)に浸かって1泊2日の山行の汗を流す。
・ 16時の最終バスで穂高の駅に向かい、松本で大盛りの天ぷらそばを食し、スーパーあずさで帰宅の途についた。
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