毛勝山
- GPS
- 04:57
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,858m
- 下り
- 7m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は片貝山荘手前約1.5kmの地点で残雪のため通行不能。最終堰堤からは切れ目ない雪渓となる。二股通過直後にアイゼン装着。行きはボーサマ谷経由で踏み跡多数。帰りは直登ルンゼを下ったが、トレースなく、一部氷結。落石多く、ヘルメット装着した。 |
写真
感想
林道は残雪で通行不能となっていたため、手前に駐車して出発。片貝山荘まで約1.5kmであった。橋を渡って阿部木谷に入り、堰堤をいくつも越えるうちに残雪が増えてきて最終堰堤を右から越えたら完全な雪渓になった。ここからは板菱と言われる狭い谷ですぐに直角に右折する。デブリと落石の多い雪渓は徐々に斜度を増し、ヘルメット装着。二股(実際には三ツ股)の少し先でアイゼン装着、ピッケルも出す。5cm大および20cm大の落石が傍を通過するが幸いあたらず。雪面はまだ堅めだがステップができているところが多く、フロントポインティングは多用せずにすむ。最上部は左の直登ルンゼに入ろうと思ったが、進入点の幅が狭く見えて自信が持てず、先行者についてボーサマ谷を登った。思ったより傾斜は緩かったが40度はあるだろう。稜線に出たとたん、オレンジ色のテント4張りの向こうに剱、後立山連峰の絶景が目に飛び込んでくる。小ピークを一つ越え、いったん直登ルンゼのコルに下りてから、ひと登りで毛勝山頂に到着。三角点周囲だけなぜか雪が解けていた。富山平野は霞んできれいに見えないが、朝日岳〜鹿島槍の後立山連峰、赤谷・剱・立山、僧・駒の展望が壮観。おにぎりを食べてから下山。直登ルンゼには足跡なく躊躇したが、下降開始。気温が上がって雪が緩んできたおかげで踵キックステップで下れる。中央部はテカテカなので左端の新雪を選んで下る。途中、亀裂や大きな段差になっていたため、一部クライムダウンで下降やトラバースするところもあってスリリングだった。二股過ぎてアイゼン外してからはスライディング多用しつつ下り、あっという間に雪渓を通過。下界はけっこう暑かった。本日の登山者約20。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する