岩菅山


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 991m
- 下り
- 975m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:59
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
聖平登山口〜岩菅山〜東館山高山植物園:特に危険個所はありません。笹が切り払われて整備されています。ところどころにぬかるみがあります。(雪解けが遅い個所と想像されました。)そこから高天ヶ原スキー場に下りるコースがありますが、私は、事前に調べずに、一の瀬スキー場を下りました。地形図を見て、ファミリーゲレンデの左右に点線ルートがあったので短い左のルートを下りようとしましたが、よく分からず、結局リフト下を下りました。薮漕ぎしました。鉄塔がある場所の抉られた急斜面で1度滑って転びました。緩斜面に出てからはゲレンデと歩道に沿って下りました。右側はかなり迂回していますが、下に歩道があったので登山道があったかもしれません。 |
その他周辺情報 | 国道沿いの上林にある「わくわくの湯」で入浴しました。500円。(無人)洗い場は屋内にありますが、露天風呂のみです。以前人がいる時に数度利用したことがあり、時間短縮のために利用しました。 |
写真
感想
岩菅山は8年前の10月に続いて2度目の登頂でした。今年積雪期にも2度挑んで途中敗退しました。3/24は登山靴で聖平登山口からアライタ沢経由で臨み、アライタ沢の登高点を間違えて、中間点の手前、標高1750m付近で断念しました。帰りも、敢えて途中までルート外の来た道を戻りアライタ沢を下り、登高点を通り過ぎて、結構下までアライタ沢を下り、GPSを使ってどうにか登山道に戻りました。4/11はスキーで
寺小屋スキー場から臨み、ノッキリの手前標高2000m位の小ピークで時間切れで断念し、苦労してリフト営業時間終了ギリギリにスキー場に戻りました。
来シーズン冬期に再挑戦するつもりです。そのために、予定しているアライタ沢経由のルートで、検証を兼ねて登りました。まず、聖平の登山口がちゃんとあることが確認できました。8年前は小三郎小屋跡から上条用水路に沿って一ノ瀬スキー場に出たので知りませんでした。また、武右衛門沢ではないと思って進んでいたのが武右衛門沢だったことも分かりました。結果として、岩菅山への登高点だと思って隣の1870mのピークの中腹まで登ってしまい、戻るのではなく、先を下って登山道まで復帰したのでした。そこから登るのも下るのもルートを見つけるのが難しかったので、登頂を断念し、来た道をアライタ沢まで戻りました。登高点を見つけて登山道に復帰するつもりでしたが、私はもっと先だと思っていて、そのポイントを通り過ぎていたようです。目印があれば分かったかもしれませんが、夏の登山道は分かりやすいので、赤テープなどの目印は殆どありません。それも岩菅山の積雪期の登山の難しさだと思いました。初冬に再度登り、その時は要所に赤テープを付けようと思っています。
さて、今回の登山に戻ります。ノッキリまでに9人の人に会いました。追い越したのが1人、追い越されたのが4人、下りが4人でした。追い越されたうちの1人はトレランでノッキリの手前でもう下ってきました。ノッキリから先は見晴らしが効くと共に急登が続きました。コバイケイソウなどが咲いていて、景色と共に写真を撮りながら休み休み登りました。後ろから迫って来た人がいたので、道を譲ったら、すぐ頂上なので後に付いていくと言われてしまいました。こう言われると頑張って登ることになってしまいます。せわしなく岩菅山山頂に登りました。後ろの人から解放されたいの一心でした。ノッキリから頂上で過ごしている間に15人前後の人に会いましたが、正確ではありません。下る人が4〜5人だったと思います。一部2〜3人重複していると思います。
写真を撮ってから、東面が展望できる所で休憩しお昼を食べました。日光や越後の山も見えていそうでしたが、どれがどれかは確認しませんでした。見慣れている志賀や浅間周辺はよく分かりました。一部雲が掛かっていましたが、富士山も見えました。北アルプスもところどころに雲がありましたが、一応見えていました。気持ちの良い山頂でした。
食後、避難小屋を確かめ、裏岩菅山方面の写真を撮りに北に行ってみました。左膝に痛みが出ていたので往復するのは断念しましたが、写真だけは撮りました。8年前は裏岩菅山まで往復しました。名残惜しかったですが、下山しました。
まだお昼前だったので、次々と登ってくる人達が続いていました。ノッキリまでに21人の人と擦れ違いました。ノッキリで休んでいる人が4人いましたが、これから山頂を目指すようでした。ノッキリから先は人が少ないので静かな山歩きができると思ったのですが、そうでもなかったです。単独の人4人と17人位のグループと擦れ違いました。
4/11に寺小屋スキー場から辿り着いた2000mの小ピーク(薮の中)を過ぎ、2042mのピークの手前で小休止しました。積雪期はアップダウンをいかに、また、どこを進むか見て判断して決断しなければいけませんでしたが、夏道はルートがあるのでその意味では楽です。日を遮る木陰は少ないので暑かったですが、汗が滴るようなことはありませんでした。赤トンボがたくさん舞っていました。程なく金山沢ノ頭に着きました。
ベンチで休んでいると、後続者が追い付きました。男性1人でした。ルートのことやどこから来ているかなどを話しました。私はミニパンと紅茶を飲みました。一足先に私がそこを発ちました。寺小屋山を通り寺小屋スキー場に出ました。ニッコウキスゲがそこそこ咲いていましたが、終わりかけのものが多い感じでした。寺小屋スキー場のゲレンデの途中から東館山高山植物園に向かいました。
右に武右衛門池があり、その辺りから高山植物園が始まっていました。
用意してあった植物園の地図を出していると、金山沢ノ頭で会った方が通り過ぎていきました。花の奥に花名を示す立札があるので名前が分かりやすいです。クロサンショウウオの池があったので探してみましたが、見つかりませんでした。代わりにオタマジャクシがたくさんいました。ヒカリゴケと書かれたスポットも寄ってみたのですが、苔はあったものの光ってはいませんでした。それがヒカリゴケだったのかは分かりません。
高天ヶ原に下る所まで行き、そこから東館山ゴンドラ山頂駅に登りました。トイレに寄ろうと思ったのですが、あいにく改装工事中でトイレはありませんでした。一の瀬に下る予定だったので、残りの植物園を見ながら一の瀬方面に下りました。一の瀬ファミリースキー場に出てみたら、ゲレンデに登山道らしきトレースはありませんでした。全く調べてありませんでした。スキー場だからどこでも下れる位に考えていたのですが、間違いでした。ゲレンデはそこそこの急斜面ですし、植物がたくさん茂っています。
地形図を見たら、左と右に点線の登山道らしき印があり、右は林間コースを辿っているらしくかなり迂回していたので、ゲレンデの左隅を下ってみました。草が切れている所から左に進んでみると、リフト下に出ました。その先に登山道らしきトレースはなかったので、リフト下を下るしかないと意を決しました。薮漕ぎです。リフトの鉄柱の周りは平らになっているので、上方は急斜面になっています。2つ目の鉄柱の所でその急斜面を下る時に滑って転んでしまいました。左肘を軽く擦った程度で済みました。その先は転ばないようにより注意して下りました。程なく斜度が緩み、鉄塔下を離れてゲレンデを下りました。すぐにゲレンデを左から右に下る登山道に出たのでその後はそれを辿りました。
ゲレンデの右に下ると、右上方から林間コースを辿ったと思われる登山道と合流しました。小三郎小屋跡からの登山道とも合流しスキー場下に出ました。道路の跨線橋の手前を右に下って道路に出ました。左膝に大分ダメージがありましたが、ゆっくり歩いて一の瀬駐車場に戻りました。道端にシモツケソウやキバナノヤマオダマキ等が咲いていて目を楽しませてくれました。
帰宅後、左膝に水が溜まっている様子だったので、翌日整形外科で診てもらい42cc水をぬいてもらいました。先週の北岳登山後、左膝が回復していない中で無理をしたのかもしれません。気を付けていたつもりでしたが、油断をしました。暫く大人しくして回復につとめるつもりです。
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