記録ID: 3359955
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ハイキング
東海
木曽の御嶽山(開田口→黒沢口)
2021年07月18日(日) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,755m
- 下り
- 1,757m
天候 | 入道雲たつ青空の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
この週末、白山を予定していましたが、平瀬道の登山口へのアクセス道路「白山公園線」が落石で通行止め、という情報を「白山ベストガイド」(http://www.kagahakusan.jp/file/news.html)で入手。(直前にみて良かった〜)。登山予定日の18日には復旧するかなと、岐阜の道路情報(https://douro.pref.gifu.lg.jp/)をこまめにチェックしていたのですが通行止めは変わらず。
ちなみに道路情報はこちらが総括サイトでしょうか(https://www.jartic.or.jp/)
きくところによるとほぼリアルタイムで反映されるとのこと。登山前にはチェック必須ですね。よい学習機会になりました。
ちなみに道路情報はこちらが総括サイトでしょうか(https://www.jartic.or.jp/)
きくところによるとほぼリアルタイムで反映されるとのこと。登山前にはチェック必須ですね。よい学習機会になりました。
「しゃぁないな。平瀬道はやめて別当出合からにしとこか」とはできなかったのです。なぜなら高山市で前夜の宿を予約していたから。前日、高山市でランベンダー畑などを観光しながら「今日中に開通しますように」と祈ってましたが……。orz
(結局、開通したのは登山日の翌日、19日(月)の午後から)
(結局、開通したのは登山日の翌日、19日(月)の午後から)
高山市観光をして知ったこと。高山市は面積日本一。ひとつの市で、なんと東京都よりも広いのだとか。西は白山の南峰から、東は槍ヶ岳、穂高、乗鞍に、御嶽の継子岳まで擁して、ひとつの市でどんだけ名山あるねん!とたまげました。高山市駅の出口名は、西・東はサブの呼び名で正式名は「乗鞍口」「白山口」と名付けてました。さすが。
もちろん代わりの山も考えていました。木曽の御嶽山。
走りやすい道R361からアクセスしやすいのは開田口。でもロングコースでピストンするには時間が厳しい。なにか策はないかと地図とにらめっこして見つけました。下山を黒沢口にすればOK!
中の湯からロードと林道で黒沢口登山口にまわりこめるルートがあることに気づいたのです。よし、開田口→黒沢口で周回だ♪
走りやすい道R361からアクセスしやすいのは開田口。でもロングコースでピストンするには時間が厳しい。なにか策はないかと地図とにらめっこして見つけました。下山を黒沢口にすればOK!
中の湯からロードと林道で黒沢口登山口にまわりこめるルートがあることに気づいたのです。よし、開田口→黒沢口で周回だ♪
登山道入り口近くの「P5台」にたどり着くまでのラスト1kmは未舗装です。角の鋭利な砂利によるパンクリスクありそう。徒歩で先で確かめながら、最徐行で侵入しました。P5台は日曜の朝7時半なら満車だと諦めていましたが、意外に先客は1台のみ。しかしその手前350mの林道出合いT辻の方がよかったのでそこへ駐車しました。
高山市内の宿を5時45分スタートして、7時20分頃、開田口キャンプ場に到着。R361が走りやすかったおかげです。濁河登山口について調べていた時に得た「御嶽パノラマラインは避けてR361がいいですよ」との情報がナイスでした。
登山口はすでに四合目。
レコの前フリは終わり。
さぁ、スタート。
登山口はすでに四合目。
レコの前フリは終わり。
さぁ、スタート。
樹齢を百年単位で数えそうな森のなか。倒木や木の根に苔が厚くのって、西大台を思わせる景観です。振り返ると木立の合間から見える長野県側の山並みが空を塗りわけて美しく、山頂からの展望に期待をもたせてくれました。ガスらないうちに早く頂へ。その気持ちが原動力です。
7合目から急登。枯れ沢の直登がルートになっていて、つまり遠目にみる裾野のラインがそのまま傾斜になってます。9合目あたりでは、岩をつかんで体を引き上げるとか、もう普通。
開田口、なかなかハード。(^^;
登りはともかく、こんなところ下りたくないです。黒沢口にしてよかった。
開田口、なかなかハード。(^^;
登りはともかく、こんなところ下りたくないです。黒沢口にしてよかった。
雷鳥に会いました。私達に驚いたのか、まずヒナがハイマツから飛び出し、親鳥が心配してその後を追うの図。ヒナは3羽いたようです。親鳥をこれ以上心配させるつもりはないのに、ヒナたちが先へ先へと同じ方向へ逃げるから追う恰好に。
(/・ω・)/
(/・ω・)/
「巻道の三ノ池分岐」の道標。温泉マークのようなもの、よく見ると「森林浴回廊」と書いてあります。「なんですか?それ」と調べたらコチラ。
http://www2.city.gero.lg.jp/HP/mori/route-shinrinyokukairou.html
下呂市おすすめのウォーキングコース30選、といったもの。今回の私のように、当初の計画がポシャったとき、手頃な代替コースを探すのにちょうどいい感じですね。おさえとこ。
http://www2.city.gero.lg.jp/HP/mori/route-shinrinyokukairou.html
下呂市おすすめのウォーキングコース30選、といったもの。今回の私のように、当初の計画がポシャったとき、手頃な代替コースを探すのにちょうどいい感じですね。おさえとこ。
剣ケ峰へと登って俯瞰すると、新しい池「二・五ノ池」ができてそれが灰で埋まり、二ノ池もほとんど埋まり、誰が工事したわけでもないのに広い更地が自然にできたような感じ。白山室堂にもまさる巨大な宿泊施設をここに造れ、とのこれは御嶽さまのお達しではなかろうか、という見方はまだ誰もしていません。
剣ケ峰直下の階段の場。ヘルメット装備が推奨されています。ざっと半分のかたは持参されてます。私は自転車ヘルメットを持参しようか迷いましたが、出発前は白山に望みを持っていましたので、まぁいいかとノーヘルになりました。
自転車ヘルの人は見かけませんでした。(-_-) それでも無いよりは断然好ましいかな。勘違い野郎と後ろ指刺されても。
monbellロゴのヘルのかたもいました。今調べると、monbellのアルパインヘルメットで7千円弱ですか。
ノーヘルの私は肩身が狭く引け目はありましたから、前からヘルメット持参のかたがきたら、早めにサッと隅っこへのいて道を譲ってました。その心境を知らない先方さんは、逆に申し訳なさそうに一礼して通り過ぎていかれるのでした。
自転車ヘルの人は見かけませんでした。(-_-) それでも無いよりは断然好ましいかな。勘違い野郎と後ろ指刺されても。
monbellロゴのヘルのかたもいました。今調べると、monbellのアルパインヘルメットで7千円弱ですか。
ノーヘルの私は肩身が狭く引け目はありましたから、前からヘルメット持参のかたがきたら、早めにサッと隅っこへのいて道を譲ってました。その心境を知らない先方さんは、逆に申し訳なさそうに一礼して通り過ぎていかれるのでした。
13時半、剣ケ峰、登頂。愛知方向からガスがのぼってきてるけど、諏訪方向は遠望できて爽快。時間も遅めで山頂碑と撮影する人もまばらの状態。このうえない特等席のベンチでゆっくりおにぎりを食べました。
『もしかしたら白山から御嶽山に代わって良かったかも』と思ってしまうほど、こころはバンザイ。
『もしかしたら白山から御嶽山に代わって良かったかも』と思ってしまうほど、こころはバンザイ。
黒沢口から下山開始。枯れ沢を直登するような開田口と違って、段々がつけられてとても歩きやすい。ありがたいことです。しかしこちらの登りもキツそうですね。えんえんと下ってやっと八合目って、さすが三千米峰。
日頃の金剛山とは違いますね、当たり前ですけど。(^^;
日頃の金剛山とは違いますね、当たり前ですけど。(^^;
ロープウェイは片道1400円。16時半終業。まだ動いてましたが脚も動いてくれてますのでパス。
中の湯バス停。最終16:50分あり。
木曽町生活交通システム「木曽っ子号」
https://www.town-kiso.com/kurashi/douro/100071/101231/
新大阪6時発のぞみ200号と名古屋7時発しなの1号を乗り継いで木曽福島駅へ。8時40分発の御岳ロープウェイ線夏山シーズン下り1番車でロープウェイに乗って飯森高原駅に10時前に立てますね。
中の湯バス停。最終16:50分あり。
木曽町生活交通システム「木曽っ子号」
https://www.town-kiso.com/kurashi/douro/100071/101231/
新大阪6時発のぞみ200号と名古屋7時発しなの1号を乗り継いで木曽福島駅へ。8時40分発の御岳ロープウェイ線夏山シーズン下り1番車でロープウェイに乗って飯森高原駅に10時前に立てますね。
ほとんどの方は中の湯で下山は終わりだけど、私たちは開田口がゴール。中の湯からロードと林道でまだ7キロ先へ行かねばなりません。結果、トータル10時間ちょいでしたが、下山ロープウェイを使えば40分は短縮できると思われます。
だんだん雑草の茂みが目立ってきて、心配になる。熊鈴は外せない。枝をひろってクモの巣払いつつ、草を叩きながら奥へ奥へ。(写真は茂みの一番キツいところ。おおかた、これよりマシです。※2021年7月3週目現在)
この林道に多かったのはこの花。下向きに咲くオダマキの薄い白さが、この充実の一日をさりげなく飾ってくれるのでした。
無事に帰ってこれました。天気に恵まれてすばらしい御嶽山でした。
車移動3キロ弱、「やまゆり荘」で汗を流しました。
http://www.yamayuriso.jp/
無事に帰ってこれました。天気に恵まれてすばらしい御嶽山でした。
車移動3キロ弱、「やまゆり荘」で汗を流しました。
http://www.yamayuriso.jp/
噴火後は初めての御嶽山でした。現場は7年過ぎた今も特別な感じでした。慰霊碑や火山灰が物語っていました。
登山前にこの本の第一章だけ読みました。
『ヤマケイ新書 ドキュメント 御嶽山大噴火』
https://www.yamakei.co.jp/products/2814510240.html
これから残りの章を読んで学ぶべきことを学びたいと思います。
登山前にこの本の第一章だけ読みました。
『ヤマケイ新書 ドキュメント 御嶽山大噴火』
https://www.yamakei.co.jp/products/2814510240.html
これから残りの章を読んで学ぶべきことを学びたいと思います。
感想
この週末、加賀白山を予定してましたが、白山公園線が落石で通行止め。仕方なく木曽の御嶽山に向かいました。いろいろな都合で、開田口から登って、黒沢口で降りるルートを計画。天気がよく、おかげさまで素晴らしい登山を楽しめました。
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