【秋を先取り】編笠山・権現岳

2013年08月22日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,312m
• 下り: 1,307m

コースタイム

07:00 観音平駐車場
07:45 雲海
08:30 押手川分岐
10:15 編笠山山頂
11:10 青年小屋
12:20 HALのみ権現岳へスタート
（やまだとあゆ氏はお昼寝）
13:00 権現岳山頂
13:45 青年小屋
13:50 下山開始
15:00 押手川分岐
15:35 雲海
16:00 富士見平展望台
16:40 観音平駐車場

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：国立府中IC〜小淵沢IC
復路：小淵沢IC〜調布IC
観音平駐車場（無料）利用、6時半到着で結構空きあり

コース状況／危険箇所等

しばらく雨が降っていないのか、石も土も乾いていてとても歩きやすかったです。

立ち寄り温泉は富士見高原の鹿の湯、16:55に入ろうとしたら「あと5分待てば200円安くなるよ」って言われて5分待ったら大人400円に。優しい！
晩ごはんは道の駅こぶちざわ近くのふらい処「杣」でカツカレー。ボリューム満点のロースカツ、ごはんおかわりサービスしてくれた。優しい！

写真

観音平駐車場。お盆のピークも過ぎた平日、6時半到着でまだまだ余裕。

今日は3人でクライムオン。

アンティークなランプのようなフォルムのホタルブクロ。

さっそく森を撮影するあゆ氏。

樹々の隙間から、世界文化遺産がどーん。

道標に寄り添うように咲く、アキノキリンソウ。

熊出たー！ 自然を大切に。

もうムシカリが赤い実を着けていました。

南アルプスの峰々も、スッキリ抜けている。

山頂下の梯子。この時点であゆ氏ヘロヘロ。

ギリギリ咲き残っていたイワオトギリ。

ヘロヘロな人には、励みになりますね。

日向で眩しそうなサンリンソウ。

8/22 9:59

樹林帯を抜けて、いざ。
（HAL）

雄大な風景と、へたり込むあゆ氏。

山頂は快晴！八ヶ岳オールスターに思わず感嘆の声が上がる。

8/22 16:52

ぐるっとパノラマ。

記念に3人で。

甲斐駒ケ岳もいいが、今一番気になっているのは右隣のギザギザ尾根、鋸岳。

富士ラマから諏訪湖まで、どどーんと晴れてる。

8/22 10:36

ついつい余所見。
（HAL)

下りしな、ギボシと権現。山頂がこんなにクッキリ見えたのは久しぶり。

何かのつぼみっぽいのだが、なんだろう？

青年小屋って本当にいいところに建っているなあっていう1枚。

巨岩を恐る恐る渡って。

無事青年小屋に到着。

おなじみの、遠い飲み屋。

小屋前のテーブルで、お昼ごはんの準備。

今日もこんがり、いい色に焼けました。

自家製バジルとトマトのホットサンド。季節を先取りして秋味で乾杯。

食事中ずっとテーブル周りをあるきまわっていたゴマダラカミキリムシ。お腹空いてるの？

食後のお昼寝から目を覚ますと、17人と一匹の団体さんが登場。

毎年網笠山に登っていると言うタルくん。笑っているみたいな口元と丸っこい耳がキュート。

8/22 13:03

権現より阿弥陀＆赤岳を望む。
（HAL)

山小屋前に咲くヤマハハコ。

ヤナギランもたくさん咲いていました。

帰りは巻き道へ。待ってましたって感じの森。

森の中、咲きたてのヤマハハコ。

きのこは至る所にポコポコ。

たぶんタカネイブキボウフウ。

帰りはこっち経由で下ってみますか。

富士見平の展望台。

展望台からの眺望。

笹藪の中、にょきっと伸びたマルバダケブキ。

足下にひっそりとニガナの花。

遊歩道終盤、信玄公ゆかりの史跡が。

駐車場に到着。よく歩きました。

富士見高原の鹿の湯。合宿、ゴルフ、テニスなどのお客さんで大盛況。17時以降大人400円。

小淵沢のふらい処「杣」。ぶっきらぼうだかやさしいお母さんの作るボリューム満点のカツの乗ったカツカレーに大満足。

無事帰宅。東京では、まだラガーです。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

感想

otkme

またしても平日に休みが取れたので、最近ご無沙汰のHALを誘って八ヶ岳でも、なんて思っていたら痛いスノーボードファミリーのあゆ氏も同行する事に。我が家に3時に集合、多摩方面のHALをピックアップして国立府中から中央道へ。

小淵沢のセブンイレブンで朝食、団体バスの山酔会なる団体さんが乗り付けて朝から賑やか。観音平に行くつもりが、ぼんやり運転していたら天女山に向かっていた、慌ててUターン。観音平に6時半に着くも駐車場は余裕、夏休みもひと段落といったところでしょうか。

赤トンボが飛び交う駐車場を出発。森の中は柔らかい風が吹き抜け、グットコンディション。数ヶ月前に腰骨を傷めたあゆ氏のリハビリも兼ねた山行なので、一歩一歩ゆっくりと進む。雲海、押手川と順調、富士山やら南アルプスの眺望を楽しみながら急登に差し掛かると、あゆ氏が少しペースダウン。寝不足だし、休み休み行こうなんて話していたら、同じルートを歩いていた先輩2人組が心配して声を掛けてきた。ちょっとお腹が痛いけど大丈夫ですと答えたら、これを飲みなと御嶽百草丸を分けてくれる。優しい！

なんとか急登を抜け山頂へ。遠くはさすがに靄っぽいものの、八ヶ岳と南アルプス、金峰瑞牆辺りはクッキリ。特に八ヶ岳のラインナップは美しく、先日（1日に2回）登った蓼科山から天狗岳、阿弥陀に赤岳横岳、目の前にギボシと権現岳が青空に突き刺さっている様。ちょっとバテ気味のあゆ氏の回復待ちで撮影、先輩方との山トーク。なんと20代に間違われるも、よくよく考えたら77歳の先輩にとってみれば20代も40代も大差ないですよね。

遠い飲み屋の提灯でお馴染みの青年小屋に着いてお昼ごはん。今日はそんなに距離歩かないからと45ℓのリュックにかなり多めの水やら食料に道具、早くも発売されたキリン秋味を背負ってきたので、本日のランチは自家製バジルとトマト、チーズやらハムやら挟んだホットサンド。ひと足早い秋味でグビグビと流し込み至福の時。食後はお昼寝、ザックに入っていたエアマット敷いて1時間強ぐっすり。

目を覚ますと周りが賑やか、17名の団体さんが小屋前で休憩。可愛らしい柴犬のタルくん、毎年網笠山に登っているとか。ふと気がつくとHALがいない、あゆ氏曰く2時までには戻ってくるからと告げどこかへ行ったと。まあ権現だろうなと思っていたら、案の定息を切らせて帰ってきた。空身で登り40分下り40分とのこと、やるね！

あゆ氏の体力もバッチリ回復。帰りは巻き道、始めて歩いたが南八ヶ岳らしからぬ、いい感じの森。木漏れ日の中、苔やキノコを愛でながら歩く。雲海の分岐から富士見平の方へ、あまり入る人がいない静かな笹の平原の中の細い道。時折り咲いているアキノキリンソウやマルバタケフキの黄色い花がいいアクセントに。ところどころ色づき始めている葉もあり、秋の小さな足音が聴こえるよう。

森を歩いていると、向こうから女性が現る。足下には黒いモジャモジャの物体、よくよく見ると真っ黒いトイプードル、こちらがしゃがむと嬉しそうに戯れてきてくれた。賛否両論でしょうけど、ぼくは山に犬はあり派です。遊歩道しばし歩いてゴール、久々ののんびり山行に大満足。

富士見高原の鹿の湯で汗を流し、前から気になっていたふらい処「杣」へ。ボリューム満点のカツが乗ったカツカレーはライス足りなかったのでおかわり。キャベツ食べ放題、食後にレモンティーとキットカットのサービスも。お会計したらライスおかわり分は取られず。ぶっきらぼうだったお母さんに「美味しかったです」と告げると、くしゃっと笑顔を返してくれた。またぜひ来よう。

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下界の暑さがウソのように、山の上にはゆっくりとですが、秋の気配がチラホラ。でも東京に帰って来たらやっぱり暑くて、宮川で「秋味入ったよ！」って言われたけど、そこはラガーにしておきました。