白馬岳・青空の大雪渓と天空のお花畑
ぐろさん
まみむ
体力度について
- GPS
- 10:14
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,981m
- 下り
- 1,966m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 10:11
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・国道19号の長野市篠ノ井小松原地先で地滑り。21時〜6時まで夜間通行禁止。迂回した。 https://www.ktr.mlit.go.jp/nagano/nagano00262.html ・県道白馬美麻線土合橋、メンテナンスによる通行止め。 https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kensetsuka/kensetsukakari/1/tuukoudome/8323.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・大雪渓ケルン先から6本アイゼン装着。ベンガラが散布されており踏み跡明瞭。岩室跡から夏道。 ・下山時、岩室跡付近の雪渓崩落により迂回路の橋を架けていた。今後は散布されたベンガラや現地の指示に従ってください。 ・落石多く注意。特に杓子尾根方向から頻繁に見られた。 ・小雪渓トラーバースは切り出されており、すれ違いの広い箇所も作ってあった。 ・避難小屋先から山頂付近まで素晴らしいお花畑が続く。 |
写真
猿倉山荘でE-gunmaさんclear-skyさんとバッタリ。天狗山荘泊の不帰嶮経由で八方尾根下りの周回をされるとの事。うらやましい。ご無事な山行きを願って、私たちは日帰りなので先に出発。行ってらっしゃい〜(m)
18
行ってらっしゃい〜(m)
4日前と違い軽装で余裕の山行き。夏の北アルプスは毎週通いたくなる。日焼けした黒い野郎。(g)
今までずっと見られなかったキヌガサソウに会えて大興奮でした(m)
白馬大雪渓にて。爽やかそうに見えて、汗だく。暑い気温22℃。雪渓の雪のように白いmamimu3さんと、雪渓に付いた土砂のように黒い鬼軍曹。
17
ベンガラが散布されており迷わない。私たちは森林香ののろしを上げる。小さな虫メマトイが多い。私はサングラスを忘れて虫よけネットを被って遮光しました(m)
7
私はサングラスを忘れて虫よけネットを被って遮光しました(m)
アイゼンを仕舞いつつ、森林香の煙を浴びる。私の常香炉(g)
雪渓では休めなかったのでここで一息(m)
天狗稜と小雪渓トラバースの様子を、上手く収めましたね。GR�兇涼云播世鮴犬�した素晴らしい構図です。(g)
逆光で顔は黒つぶれしてますが、笑って歯だけ白い。(g)
登山道にあるこの子が一番きれいに咲いてましたね(m)
早く行きたいのに足が進みません。バテバテです(m)
かき氷を求め食堂へ一直線。しかし13時から？とのことで食べられず(m)
ベンチをお借りしてブランチ。まずはコーラで乾杯。Yes Coka Yesかき氷がないのでコーラを。富士山頂より高い550円。でもありがたい(m)
8
かき氷がないのでコーラを。富士山頂より高い550円。でもありがたい(m)
私は「つるや」の5割ソバ、イカゲソ天、土用丑の日が近いので、ひつまぶし風うなぎミニ丼。そばにはミョウガとネギ、海苔を、うなぎには山椒をたっぷりと。
7
暑くてホットプリンになってしまいました(m)
E-gunmaさん、clear-skyさん。私たちは手を振ってアピールすると分かったようだ。クマよけの電子音をならしてたが、私をクマと見間違えたかな？気づいてくれて嬉しかったです！(m)
13
気づいてくれて嬉しかったです！(m)
底が見えないのがまた怖い(m)
縦位置にして、雲の沸き上がりや薄明光線が良いですね。(g)
感想
1年延期されたオリンピックの開会式で、祝日が移動し世間は4連休。しかし私の休日は23日の一日だけ。世間が休んでいる時に仕事し、仕事している時に休んでいる。
どこへ行くのも渋滞がなく、行った先の混雑も経験しない。土日休みの知り合いに会うのも稀。会うのは大概同じ人物。そうして出会ったのが月曜の男たち。気が合い気持ちの良い野郎たち。
祝日や夏季年末年始は、普段会えない知り合いや山友と会う機会が増える。ましてや地元から遠い北アルプスなどで会えば嬉しさが増す。そんなバッタリは、私にとっての金メダルに値する。
予定通り白馬岳へ。北アルプス2連投。12時頃からガス模様となるが、大きくは崩れないと予想。降るとしたら16時以降。この時期の夕方の雨は想定内。雷だけ注意すればよい。
前橋を1時30分に出発。関越道上信越道更埴ICで下りて19号へ。篠ノ井で夜間通行止めの看板と誘導員。調べず迂闊。小川長野線へ迂回し七二会から19号に復帰。30分のロス。白馬美麻線も土合橋のメンテナンスで通行止めだった。
朝靄の白馬村を抜けると、南股発電所から不帰嶮が良く見えていた。5時30分に猿倉第一駐車場に停める。まだ数台停められた。猿倉山荘へ。あまりの人の多さに驚く。何度も来ているが初めての経験。やはり連休だからだろう。
その人混みの中で、見知った顔を二つ発見。E-gunmaさんとclear-skyさん。E-gunmaさんとは数日前車ですれ違い、clear-skyさんとは今年正月の姫百合以来のバッタリ。mamimu3さんは水沢山でお会いしたそうだ。
お二人は不帰嶮経由で八方で下る周回をするとの事。私は、後立山連峰はほぼ歩いているが、白馬鑓ヶ岳〜不帰嶮〜唐松岳は未踏。うらやましい。少し会話をして記念撮影。想い出となる一枚になった。
日帰りの私たちは先行して出発。作業道に出ると蒸し暑さが増す。気温22℃。ヤグルマソウ、キツリフネなどの花を見て、北股入の轟々と流れる音を聞いていると木道のある登山道へ着いていた。
サンカヨウは青い実をつけ、大きな葉を茂らせていた。ニリンソウは葉も少なくなり、伸び放題の雑草に埋もれていた。白馬尻小屋は今年も建っておらず、資材が転がっていた。
木道をさらに進むと、ひっそりとキヌガサソウが咲いていた。まだ残っていて良かった。大雪渓ケルン先で6本アイゼン装着。せっかくなので大雪渓の取り付き場所で記念撮影。ひんやり涼しい。チェーンスパイクの方が多かったが、下り時は滑りやすいので歯があるすべり止めが好ましい。
約4kmに及ぶ白馬大雪渓。7月も後半となれば岩室跡までの約3kmと短い。当日は無風で暑く、暖かい東風と冷たい西風が混ざったような空気だった。岩室跡でアイゼンを外す。ミヤマキンポウゲ彩る夏道を歩く。昭和大学の碑から小雪渓トラバース。切り出してあり、すれ違いの退避場所も作ってあった。
避難小屋で冷たい水を汲み、山頂方面へ。ここからお花畑。斜面一面に花が彩る。mamimu3さんと花の種類を数えたが、約50種類はあった。振り返ると杓子岳に天狗稜、白馬鑓ヶ岳も姿を現していた。
村営山荘をすぎ十字路を北上。立山剱岳を見ながら頂上山荘へ。山荘の屋外ベンチをお借りしてブランチ。暑さで行動食のスニッカーズが溶けてしまっていた。保冷用の凍らせた水も溶けていた。やはり特別に暑い日なのだ。
食後は山頂へ。日本百高山の旭岳が美しい。山頂で記念撮影。ガスに覆われ始めた山頂は馬の背と三国境までと、雲のすき間から青い日本海が見えていた。お花畑方面を散策しながら下山。
十字路分岐に差し掛かり、丸山方面を眺めると見えた。カメラの望遠で確認するとE-gunmaさんとclear-skyさんが座っている。遠いが、ストックを振り声がけしてみると気が付いてくれた。クマよけの音を鳴らしていた。遠くから見ると私がクマに見えたのだろう。この先も無事な山行きをお祈りしてお別れした。
やはり下りの方が気を遣う。転びやすい。疲れて足が上がらず引っ掛ける。大雪渓は転落と落石のリスクも伴う。気温が上昇する午後は、登山道が雪解け水であふれ滑りやすく、岩室跡付近は雪渓崩落により、迂回の橋を架けていた。
富士山登山から5日後のmamimu3はややお疲れ気味。私は鹿島槍ヶ岳から中4日だが、全く疲れなかった。余裕。もちろん筋肉痛などならない。
作業道の途中で小雨に降られた程度で無事に駐車場に到着。北西方面で雷鳴が聞こえていたから安堵。着替えて帰路へ。山越えした信更付近で虹が見えた。きれいに立ち上がる虹。E-gunmaさんclear-skyさんへ、不帰嶮が虹の架け橋となることを願っていた。
この連休はどの山に行こうかと考えていましたが、先日の富士山で満足したのと膝を傷めたのもあり、泊まりはやめにして白馬岳に行くというgrowさんに同行させていただきました。
今回の2大目的は、まだちゃんと見たことがないキヌガサソウとウルップソウを見ることでしたが、どちらもまだ残っていて綺麗な花に会うことができました。
それにしても白馬岳のお花畑は素晴らしい！今回はざっと数えても50種類くらいのお花が咲いていました。
E-gunmaさんとclear-skyさんにもお会いできたし、日帰りでかなりバテてしまいましたが楽しい山行となりました。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
白馬岳の最新記録
SioKichi さん
杓子あたりで同じ虹を見ていました。
昨日下山して、恒例のごとく一泊して先程 帰宅いたしました。
こちらのレコはいつもながら遅くなると思います。
たくさんの方々がいる中、地元の兄貴とお会いできてとても嬉しく安堵しました。この場を借りて感謝いたします。
ありがとうございました！
遠い北アルプスでお会いできるなんて素敵な偶然でしたね。しかも2度も！鹿笛しっかり聞こえましたよ😀
同じ虹を見ていたんですね。山の稜線であの美しい虹を見られたなんて羨ましいです。楽しい山行になったことでしょうね。レコ楽しみにしていますね！
それにしても23日は暑かったですよね〜。大雪渓手前のお花畑の登山道は川になっていて、雪渓もトラバースも端が崩れていました。
かなりバテましたが、お花畑とお天気のお陰でとても素晴らしい一日となりました。また行きたいです😁
やっとお会いできました。19号が通行止めで30分遅れましたが、逆に良かったのかもしれません。多少なりとも会話ができました。記念撮影の写真はとても良い想い出となりました。
私は何度も来ているので楽勝でしたが、思いのほかmamimu3さんがお花畑辺りからバテてしまって、山荘で先に食事をとりました。下山は特にゆっくりでしたよ。私は疲れもせず、もう一回行けるほど余裕でしたね。ですので昨日は別の雪渓に行きました。
ガスの中でしたが、白いシャツと容姿でお二人と分かりました。鹿笛でしたか、音色が少し変わって聞こえました。天気によっては危険度が増す地区ですから、気にかけておりました。
先日はスタート直前のところでお会いできまして、
嬉しく楽しい時間をありがとうございました。
久しぶりに猿倉からのルートを歩きましたが、
雪渓もいいですし、素晴らしいお花畑も堪能できて最高ですよね♪
わたし自身、ちょっと緊張していましたが、
沢山のお花たちを眺めていて
「頑張っておいで！」
と励まされたのと、
お二人にお会いできたことで、元気と勇気が湧いてきました。
アンパンマンみたいですね(笑)
おかげさまで、無事に不帰の剣を歩き通すことができましたよ。
北アルプスでお会いできたのですから、再会は、群馬かしら(´ー｀)
正月の姫百合駐車場以来ですね。またお会いできてうれしかったです。不帰嶮行かれるんだと聞き、羨ましい反面、どうぞご無事にと願っておりました。
白馬岳は例年7月初旬の平日に行くので、こんな混雑した猿倉を見るのは初めてでした。雪渓の蟻の行列も初めて見ましたね。やはりこの時期は人気のコースなんだと思いました。
帰りに見た虹を杓子岳あたりから見られたそうですね。空と地をつなぐ虹色の架け橋、離れた場所にいても見ている虹は同じです。またお会いできる機会が必ずあると思います。
当日はgrowさんと午後の天候を心配しておりましたが、無事に天狗小屋まで到着されたとの報を聞き、ほっと安心いたしました。また翌日の不帰ノ嶮はいかがだったでしょうか。レコ楽しみにしていますね！
私たちもお二人とのバッタリがとても嬉しく、山行中も帰り道も、お二人は今どこを歩いてるかなあなんてお話していましたよ。
私は調子が上がらずバテバテでしたが、お二人との出会いとたくさんのお花に元気をもらえました。ありがとうございました！
また近いうちにお会いできることを楽しみにしています。一番可能性が高いのはやはり水沢山かな😀
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する