釜ノ公谷〜白倉又谷下降
- GPS
- 15:09
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,842m
- 下り
- 2,823m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:34
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 11:37
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7/22(木)釜ノ公谷
12:30 駐車地点〜16:00 C1
筏場から50分ぐらいで釜ノ公谷の吊り橋に到着。出合は巨岩が鎮座しており、素直には入渓させてくれない。右岸の尾根地形を少し登った後、懸垂下降で沢に降りて入渓。
いよいよ遡行開始と思いきや、沢が左に曲がるところで、両岸が切り立った大滝が出てくる。ここは巻きの判断が難しいが、少し戻って右岸から巻くこととする。一ピッチロープを出しての渋い登りになるが、なんとかこなして滝の落ち口へ。この先は淵になっており、泳いで取り付いて小滝を突っ張りのシャワークライミング。
この後は河原状が続き幕営適地が点在。今回は標高750m付近の二俣で泊まることとする。
7/23(金)釜ノ公谷〜白倉又谷下降
06:00 C1〜11:40 大和岳〜17:40 駐車地点
前日あまり進んでいないので、朝焚火も早々に出発。爽やかな渓相に朝から癒される。
端正な10m滝は登れないので、左岸をなるべく小さく巻いて、懸垂下降で落ち口に降りる。(残置スリングあり)
この先も適度な小滝が続き、素晴らしい景色が次から次へと現れる。
夢中になって登っていると、あっという間に終盤。
大きい枝沢を右に送った後、左岸に二段15mの滝がでてくるが、こちらが本流。右岸のルンゼ状をフリクションを効かせながら登るとクライマックスの50m大滝が現れる。
大滝の下部は斜度が緩いので、シャワークライミングで登るが、スリップすると一気に下まで落ちるので、念のためロープを出す。上段は立っているので右手の斜面に逃げるが、巻きすぎない様になるべくスラブと草付きのコンタクトラインを登る。
大滝の上からはツメの様相。今回は白倉又谷を下降するので、三津河落山には登らず、右手に進んで大和岳方面に詰める。ガレ気味だがルートを選べば登りやすいラインはある。稜線直下は、鹿の踏み後で登山道の様になっている。
昼前に笹薮の草原が広がる爽やかな稜線に到着。思ったより時間がかかっているが、大丈夫だろうか。
1597ピークは地図上には何も書かれていないが、現地に行くと「大和岳」と書かれた立派な看板と石碑があった。
稜線を少し歩いて、12時に崩壊した林道から白倉又谷(馬ノ鞍谷)の下降開始。道路から近いためか、源頭はゴミが多くて萎える。小滝を懸垂下降でやりすごすと、地図にない立派な林道が出てくる。この付近は植林が盛んなのか、この先もしばらく植林地帯が続き、倒木大量、水流皆無、とまったく沢登り向きではない。
標高1000m付近の二俣までくると、ようやく右俣から水流が流れてきて、沢登りらしくなる。
ただしこの先はゴルジュが発達しており、滝場も続くので、中々水線沿いに下降することが難しい。
その分、右岸には比較的明瞭な踏み後が続き、進みやすい。
15:15に下部二俣の12m滝に到着。白倉又谷はこの上の3段20m滝まで遡行して帰るパーティが多いらしく、下山に使われる登山道もあるらしいが、すぐにはそれらしいものを見つけられなかったので、そのまま沢下降を続ける。
後は楽かと思いきや、大岩から先のゴルジュも結構な発達具合なので、渋い巻き下りになる。
白倉又谷の林道終点に到着したのは17時過ぎ。筏場に戻ると車は一台もいなかった。
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