子連れ登山・甲武信ヶ岳を小屋2泊でゆっくり目指す
- GPS
- 25:36
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,271m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:26
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:28
天候 | 晴れのち曇り(遠雷聞こえる)3日間とも |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的には良好。 登りの沓切沢橋〜雁坂峠間で熊の目撃情報あり。 |
その他周辺情報 | 雁坂小屋:小屋泊人数制限あり。オリジナル手ぬぐいはコロナの影響で工場が閉鎖し入荷未定とのこと。 甲武信小屋:小屋泊人数制限あり。 道の駅みとみ:山梨土産多数。桃の販売も始まっていた。レストランスペースは17時終了。 |
写真
感想
子供の夏休みの思い出にと、三密を避け家族3人での山登りを計画。山小屋も感染防止対策や人数制限をしっかり行っていることも確認済みで。
マイカーでスタート地点の道の駅みとみへ。
前日の仕事帰りが遅く、3日分の準備に時間が掛かり大きく出遅れる。登山開始が11時。
沓切沢橋までのアスファルト路の長いこと。標高約1,100mとは言え、暑さは真夏のそれ。早く木陰の山道に入りたい。沓切沢橋ですれ違ったハイカーの男性二人組が急登手前で熊を目撃したと教えてくれた。周囲にはいつも以上に気をつけて進む。山道を進み、沢に出る。何度か沢を渡り、1箇所はロープが渡してありトラバース気味に進むまあまあスリリングな地点も。
河原のように開けた地点で遅い昼食の休憩を取り、子供のペースなりに先を急ぐ。
熊に遭遇することも無く歩を進めると、鹿の鳴き声に驚く。少し先からこちらを見て木々の中に消えていった。
徐々に山の木々の丈が低くなってきた。なんとか16時半過ぎに雁坂峠に到着。まずは初日の達成感に浸り、雁坂小屋へ下り初日はここまで。
2日目、支度を整え6時半過ぎに小屋を出発。2,000m地点からの2,475mへの尾根歩きになるので、侮っていたが、いくつかのピークを越えていくためアップダウン多く、歩きごたえは十分。おにぎり休憩した破風山避難小屋あたりでは雷もゴロゴロ聞こえ、一瞬大粒の雨が落ちてきたがすぐにおさまり、そのまま15時過ぎに甲武信小屋到着。宿泊の受付を済ませ、荷物はデポして、身軽になって今回のピークを目指す。家族3人、ここまでやっと歩いてきたのが嘘のようになんと軽やかなこと。
そしてほどなく、甲武信ヶ岳山頂に。子供にとってこれまでの最高到達点2,475mだったが、なんだか涼しい顔してる。そんなもんか。
甲武信小屋の夕飯はカレーライス!大人でも少し辛口かと思ったが子供も普段の倍速ぐらいでペロリ平らげ、驚かせてもらった。山の力も大きいな〜。
3日目、素晴らしい日の出を見て、小屋の朝食をしっかりとって、支度を整えて下山開始。
木賊山を通るためまた登るが、すぐに開けた賽の河原からは最高の眺望。まだ残っていた石楠花の花を楽しみながらほどなく木賊山山頂を経て戸渡尾根に分岐。あとはひたすら急坂を下る。子連れでこちらからの登りは時間的にも難しいかもしれない。いや、自分一人でも2泊分の荷物を背負っては厳しいかも。新道分岐で小休憩し、徳ちゃん新道の急坂をまたひたすら下る、下る、下る。すれ違う人は皆息を切らして登っていく。凄いなぁ。ラストひと踏ん張りのところで既に15時ちかくなっており、軽食補給して最後の力を振り絞る。子供は急坂に足を取られ3度ほど転んだが、なんとか最後まで歩き切った。自身は既に兆しが現れている激しい筋肉痛の予感とともに3日間の行程を無事終えた。
一般的には1泊のコース、日帰りする強者もいるようだが、自身のレベルと子連れということもあり、無理のないゆとりの3日間コースをとったが、それで丁度良かった。我が家にとって充実の小屋2泊コースだった。子供の自信にもなったことと思う。
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