大真名子山〜小真名子山〜寒沢宿跡〜太郎山〜山王帽子山 しつこい藪をこぎ古の宿跡へ

2021年07月24日(土) [日帰り]

• GPS: 10:38
• 距離: 22.1km
• 登り: 1,962m
• 下り: 1,973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:52
• 休憩: 0:45
• 合計: 10:37

4:56 梵字飯場跡（新駐車場）
5:30 5:30 太郎山・志津分岐
5:59 5:59 志津乗越
7:24 7:30 大真名子山
7:53 7:53 鷹の巣
8:25 8:47 小真名子山
10:36 10:38 寒沢宿跡
12:08 12:08 お花畑
12:20 12:22 太郎山
12:39 12:39 小太郎山
13:34 13:39 山王帽子山
14:04 14:04 山王帽子山登山口
14:44 14:51 光徳駐車場
14:52 14:53 光徳温泉バス停
15:33 梵字飯場跡（新駐車場）

天候

8時頃までは晴れ、その後 急速に雲が増える

アクセス

利用交通機関：

自家用車

梵字飯場跡の駐車スペースを利用しました。

コース状況／危険箇所等

・小真名子山の山頂から寒沢宿跡 （バリエーションルートともいえないような）
古の修験道がこのあたりにあったのではないかとも言われているようですが、そんなことを感じる場面はありませんでした。踏み跡はなく、GPSで現在位置を確認しながら下るのがやっとの状況でした。一部谷地形を歩く部分もありますが、明瞭な尾根を歩くわけでもなく、地図とコンパスによるルーファイは困難を極めると思います。藪は山頂から標高差で50メートル程下（適当です）まで続くシャクナゲが一番大変でしたが、その後も常に何かを払いながら進んでいた感じです。足元も腐った木や岩と藪のミックスなど気が抜けません。単純標高差で約450メートル下るのに2時間10分程かかったことになります（途中10分の休憩を含む）。
・寒沢宿から太郎山への登山道に合流するまで バリエーションルート
踏み跡はありますが、倒木や水が流れた跡などで不明瞭になっている部分が多いです。一番頼りになるのは木に付けられた赤の印です。

写真

7/24 5:28

早朝はほぼ快晴でした。

7/24 5:58

志津乗越から見た男体山。

7/24 6:07

登り始めるとすぐに石碑があり

7/24 6:08

隣に八海山大頭羅神王像もあります。

7/24 6:49

ハクサンシャクナゲ

7/24 6:55

三笠山刀利天像です。

7/24 6:56

三笠山刀利天像が祀られている岩の上は好展望地です。正面は日光白根山。

7/24 7:00

雰囲気のよい登山道。

7/24 7:07

男体山が大きい。

7/24 7:08

皇海山をズーム。

7/24 7:11

登ってきた尾根が見えます。

7/24 7:11

高度感のある眺めです。

7/24 7:14

【大真名子山】大真名子社

7/24 7:15

【大真名子山】御嶽山座王大権現

7/24 7:16

【大真名子山】これから向かう小真名子山です。

7/24 7:16

【大真名子山】既に女峰山はガスに包まれ始めていました。

7/24 7:17

【大真名子山】たぶん、午後に登ることになる太郎山。

7/24 7:17

【大真名子山】日光白根山をズーム。

7/24 7:32

大真名子山を振り返る。

7/24 7:54

鷹の巣からの眺め（大真名子山方面）。

7/24 8:21

小真名子山の山頂が近づき、大真名子山がしっかり見られるようになりました。

7/24 8:24

【小真名子山】祠があります。

7/24 8:25

【小真名子山】

7/24 8:26

【小真名子山】反射板の先から下り始め、寒沢宿跡を目指します。

7/24 8:26

【小真名子山】雲の動きがダイナミックでした。

7/24 8:41

下り始めてすぐにシャクナゲの藪と悪戦苦闘。

7/24 9:10

唯一比較的快適に下れた谷筋。

7/24 9:13

太郎山が雲にまかれる。

7/24 10:19

どこを歩いているのか分からなくなりそうな森です。

7/24 10:21

触るとスポンジのようにふかふかです。

7/24 10:37

【寒沢宿跡】突然緑がきれいな明るい広場に出ました。

7/24 10:38

【寒沢宿跡】金剛堂と不動明王立像

7/24 10:38

【寒沢宿跡】

7/24 11:58

太郎山への登り途中から見た大真名子山です。

7/24 12:08

太郎山の花畑に到着。

7/24 12:09

花があまり咲いていない花畑ですが、ハナニガナがありました。

7/24 12:11

こんな場所あったかな、記憶にない。。

7/24 12:21

【太郎山】右後ろに見えるのは小真名子山です。

7/24 12:40

【小太郎山】ガスの山頂でした。

7/24 12:42

ピンクがきれいなハクサンフウロ。

7/24 13:35

【山王帽子山】

7/24 13:39

【山王帽子山】中禅寺湖が見えます。

7/24 14:08

山王峠からは湯元光徳線歩道を歩きましたがとても快適です。

7/24 14:10

こんな眺めも得られる、正面は三岳。

7/24 14:10

男体山の雲が取れましたが、一時的でしょうね。

7/24 14:38

湯元光徳線歩道は最後まで快適でした。

7/24 14:55

日光アストリアホテルの脇の道をたどって、梵字飯場跡の駐車スペースに戻ります。

7/24 14:58

道は少し笹が被さっています。（後半、林道に接続するまでの数百メートルは軌跡のないところを歩いています）

7/24 15:06

ヤマオダマキが咲いていました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-PL8 ボディ オリンパス

装備

備考

・飲み物は2.5リットル持ち2.0リットル消費。
・大真名子山で調理パンを1つ、小真名子山から寒沢宿へ下る途中でランチパックを1つ、山王帽子山で菓子パンを1つ。

感想

youtaro

大真名子山・小真名子山の歩き方、なかなかよい計画が出来ず登らないままでした。そんな時に小真名子山から太郎山の鞍部（寒沢宿跡がある）へ歩いている記録があり、このパターンを利用するときれいな周回になることから、一気に大真名子山・小真名子山の優先度が上がりました。前回に引き続き午前中勝負の天気予報の中ですが、奥日光へ向かいます。

午前中勝負なことは分かっていましたが、7時過ぎに到着した大真名子山から眺める女峰山は既にガスに包まれはじめていました（早すぎ！）。こんな天気なので青空の中で展望が楽しめたのは小真名子山の山頂に到着した8時半頃までです。そして、青空とは関係のない藪の中へ。。小真名子山の山頂から踏み跡もない北面に足を踏み入れると、そこはシャクナゲの激藪で途方に暮れることも何度か。シャクナゲ地帯をなんとか通過しても木の密度が高いため、快適に下れる部分はありません。岩に腐った倒木が重なった状態がしばらく続く所もトラップ地帯のようで時間がかかります。そんな苦労の末にたどり着いた寒沢宿跡は緑が印象的な小広い空間でした。下りですが達成感もかんじるひととき、いいものです。太郎山は2度目でしたが、後半の岩場の急登はなかなか厳しい、しかし一昨日歩いているからか足は元気です。山王帽子山から光徳まで、途中の山王峠からは湯元光徳線を絡めての下りはとても快適でした。

最近暑さに弱くなったようで、夏は標高が高いところからスタート出来るお山にしたいと思っていますが、次はどうしようかな。

コメント

shigetoshi

吾妻山の直後に奥日光ですか😱

youtaroさん、こんばんは。
中１日で福島と栃木の名山を日帰りで踏破ですか😯
なんとも羨ましい😃

ここは30年以上前に行きましたが、
とても良いところだったのを懐かしく思い出しました。石楠花の激藪と言えば、小川山に一緒に行ったときのことを思い出しました。
吾妻山も大好きな山ですが、もう10年近く行ってません。

こちらは緊急事態宣言下で、
都外へは大手を振っては行きにくい状況で、
悶々としています😫☹️
近場には行ってますが、暑いし、それも
不要不急なので、レコアップしにくく、
張合いもありません😢
コロナ感染拡大は東京だけではないのですがね😠

youtaro

shigetoshiさん、こんばんは。

緊急事態宣言中は県内限定にしていましたが、解除された
4月以降は比較的自由にお山へでかけています。事故などあると
別ですが、単独で早朝から歩く限り、人と合うのもまれなので
そこは都合よく判断して。。

小川山はもう7年前になりますね、とても懐かしいです
シャクナゲの藪は何度か経験していますが、小真名子山の
山頂直下の藪は、下るのをやめようかなと思うほどでした。
一昨年 吾妻連峰を歩いたときもshigetoshiさんから思い出深い
山域のコメントをいただきましたが、ほんとにいいお山ですよね。
今回はまだ体力に不安があり、かつ天気予報も午後はダメな感じだった
ため、セミロングな計画にしましたが、浄土平側から一切経山へ
登れるようになったのですから、いつか最初の計画通り（一昨年は
浄土平から一切経山へは登山禁止で理想的な計画にならなかった）
に縦走したいものです。

やはり中一日で山を歩くと足の調子がよいです。次の週末も
晴れればお山へと考えていますので、ご容赦を