薬師岳 黒部五郎岳 (折立より薬師峠を起点に二座ピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 2,785m
- 下り
- 2,784m
コースタイム
7:02 折立登山口
8:10 三角点
9:52 太郎小屋
10:14 薬師峠テント場(テント設営)
11:05 薬師岳にアタック開始
11:52 薬師岳山荘
12:31 薬師岳山頂(休憩)
12:49 下山開始
13:59 薬師峠テント場
1日目行動終了
【27日】
3:10 薬師峠テント場
4:56 北ノ俣岳
6:53 五郎の肩
7:03 黒部五郎岳(休憩)
7:32 下山開始
10:44 薬師峠テント場(テント回収)
11:45 折立に向け下山開始
14:08 折立登山口
天候 | 26日 晴れ 27日 早朝、雨その後、快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・林道ゲート(小見線)手前に7〜8台可能な駐車場あり。(無料、トイレ有り) ・折立登山口には70〜80台位駐車可能、少し離れたところに臨時駐車場有(無料、トイレ有り) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト ・折立登山口付近には見当たりませんでした。 太郎小屋に登山相談所と登山届提出場有ります。 コース状況 ・全体お通して良く整備された明瞭なルートで歩きやすく道迷いの少ないルートだと思います。 ・薬師岳 薬師峠より」先に沢の登りがあるので増水時にはスリップに注意が必要になると思います。 ・黒部五郎岳 アップダウンが続くロングルートです |
写真
感想
昨年、小さなアクシデントの為登頂を諦めた黒部五郎岳…悔しさを胸に再度挑戦するために行ってきました。
昨年は新穂高からアプローチしたのでどうせ行くなら違うルートでアプローチしたいと思い富山側の折立からにしました。
そして、せっかく折立まで行くので途中の薬師岳にも行く山行計画をたて実行すべく、前日PM10時30分に自宅を出発。
片道400K越えの道のりです。
AM3時30分に林道ゲートに到着。
ゲート脇の駐車場にはすでに3台ほど車中泊されている車が有りました。
ゲートオープン時刻はAM6時の為少し仮眠をとります。
5時30分過ぎには続々と車がやってきてゲートオープン前には15〜20台位ならんでいました。
ゲートオープンを通過すると30分位で折立駐車場に到着できます。
既に駐車場は満車状態、かろうじて空いているスペースに駐車することが出来ました。
少し離れたところに臨時駐車場が有ります…が、今回は、登山口に近い方に停められたのでラッキーでした。
すぐに準備をして登山開始。
登山者は多かったですが、tanukigoが思っていたほど多くなく以外に静かなスタートです。
良く踏まれた明瞭な登山道を辿ります。
登山口から三角点のあるところまでは木が張り出した急登となります。
この区間で一気に高度を稼ぐ感じです。
樹林帯の登りで展望もあまりないのでどんどん進み三角点に到着。
ここで一気に展望が開け、気持ちの良い登りへと変わっていきます。
太郎小屋までは石畳や木道が有り傾斜も先ほどよりは緩むので歩きやすく、眼下に有峰湖が広がり、目の前には本日目指すピークがそびえ立って景色を楽しみながら太郎小屋到着。
多くの人が休憩しているのを横目に本日の宿泊地(テント場)に向かいテント設営。
広くて、静かで、展望が良く文句の付けどころのない立地です。
tanukigoこんなところでテン泊できると思うと幸せを感じます。
テント設営後、空身になって本日の目的である薬師岳にアタック開始。
テント場より少し登ると岩ゴロの沢を登る登山道へとなりなす。
増水時は注意が必要かな…順調に高度を上げ薬師山荘到着。
ここから今度は、ガレた登山道になります。
変化に富んだコースで登りがいがあります。
山頂手前に避難小屋?があり、下から登ってくるとそこが山頂の様に見え到着したとき、山頂30分の看板を見るとテンションガタ落ち(泣)
でも、気を取り直して進み、薬師岳山頂に立ちました。
残念ながら山頂に立つ頃にはガスがあがり展望はあまりよく見えませんでした。
なので、明日に期待して、下山。
テン場に戻り、1日目行動終了。
2日目、朝?夜?どっちだろうと思う時間の午前2時起床。
軽く、食事を取り準備をし、今回の山行の本命でもある黒部五郎岳に向け登山開始。
出発し始めは天に月明かりがあったものの少し離れた天には雷光がありなんだか不安定な天候。
太郎小屋を過ぎる辺りから濃霧になり、北ノ俣岳手前では既に本降りの雨に変わりました。
まだ、真っ暗でガスと雨も降りコンディションは最低。心が折れて引き返そうかと頭の中をよぎります。
しかし、天気予報では本日の天気は晴れの予報。
それだけを信じて先の進みます。北ノ俣岳を過ぎ少し行った辺りからようやく明るくなり始め幸い雨も上がりました。
しかし、相変わらず濃霧です。
もうこの時点で、展望は諦めました…。
しかし、昨年の悔しさから五郎のピークを踏むと決意しどんどん進みます。
このルートはアップダウンが多くロングなので体力を思った以上に使います。
ガスで展望がきかず、ピークはまだかなぁと思って進んでいるといきなりガスがさり一気に展望が広がりました。
すると目の前に五郎がそびえ立ち、まさに神秘的なシチュエーションです。
こんなすごい演出があるのかと思うくらいです。
念願の山頂に立つ頃には今までの天候が嘘のように快晴に変わっていて360°の展望を満喫することが出来ました。
しばらく山頂の余韻に浸ってから下山開始。
長い長い道のりを今回の山行の余韻に浸りながら折立まで下山してきました。
今回の山行は素晴らしい行程、本当に良かったです。
また来たいなぁ〜♪
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