鷲羽岳・黒部五郎岳(飛越新道(北ノ俣岳登山口)から黒部川最深部へ 黒部五郎小屋テン泊)


- GPS
- 60:55
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 3,774m
- 下り
- 3,755m
コースタイム
- 山行
- 14:00
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 14:29
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:31
天候 | 晴れ・午後は曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道8号などー国道41号ー国道471号ーヤマザキYショップ 上宝店をすぎて 北ノ俣岳登山口の案内で左折ー飛越高原天の夕顔の道ー有峰湖方面ー飛越トンネル登山口駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<北ノ俣岳登山口> 仮設トイレあり 登山ポストあり |
その他周辺情報 | 黒部五郎小屋http://www.sugorokugoya.com/kurobe/shokai/kurobe_shokai.html |
写真
感想
【黒部川源流部の日本百名山2座に登ってきました】
東京オリンピック連休を利用し、黒部五郎小屋テン泊(2泊3日)で北アルプスの黒部川源流部の黒部五郎岳、鷲羽岳へ登って来ました!
本当は水晶岳も登る計画でしたが、歩きに歩いた・・・体力の無さに断念しました💦
この3日間、午前は良い天気ですが、午後の2時〜3時前後に雨(雷雨)⚡️
しかし、概ね天気は良く、黒部川源流域の山々の絶景、お花を存分に楽しむことができました!
1日目:飛越・神岡新道(北ノ俣岳登山口)→北ノ俣岳→黒部五郎岳の肩→カール→黒部五郎小屋(テン泊)
2日目:黒部五郎小屋→鷲羽岳→黒部五郎小屋(テン泊)
3日目:黒部五郎小屋→黒部五郎岳→北ノ俣岳→飛越・神岡新道(北ノ俣岳登山口)
■1日目【飛越・神岡新道→北ノ俣岳→黒部五郎岳の肩→カール→黒部五郎小屋】
ぬかるんだ飛越・神岡新道に苦戦しながら北ノ俣岳までで、かなり体力を消費
さらに、赤木岳、中俣乗越などのアップダウンを繰り返し、ラスボスの黒部五郎岳の急登で撃沈💦
途中、雷雨にもなり心も折れ、黒部五郎の肩から黒部五郎小屋の赤い屋根の遠さを見て、暗くなっての到着を決心…
途中、当日折立からの小屋泊、同じくテン泊の2組の方とはどんどん引き離されていくし、焦りましたが小屋に電話すると、「遅くなっても良いのでゆっくりと気をつけて来てください」とのこと😮💨
結局、黒部五郎小屋に到着したのは19:50頃になってしまい、そこからテントを張り、もう周辺は寝静まった様子のなか、テントの中でコソコソと食事し寝落ち😀 爆睡
■2日目【黒部五郎小屋→鷲羽岳→黒部五郎小屋】
前日、足が痛くなくまりましたが、寝て起きると意外と大丈夫
ということで、最低でも鷲羽岳までは行き、調子を見て水晶岳という計画でスタート!
前日追い越された、小屋泊の方とばったり小屋前で再開し、途中までご一緒することに🤗
天気は快晴で周辺の名だたる山々が丸見え!遠くの白山、鷲羽岳の頂上からは鷲羽池越しの槍ヶ岳、穂高、黒部川源流の谷と雲ノ平…見所が多過ぎ✨✨✨
目指す水晶岳方面からも多くの登山者が次々と登ってきます・・・皆さん健脚だな〜🦶
黒部五郎小屋に戻ることを考えると、自分たちの足では無理〜テントでまったりもしたいし、水晶岳は次回のお楽しみにしました(次は雲ノ平に泊まりたい!)
テントに入りしばらくで雨☔️ 1時間ぐらいは降ったかな、早く帰ってきて良かった👍
雨が上がり、小屋周辺の一面のコバイケイソウの上に虹🌈
山でこんな綺麗な虹を見たのは初めてで何度も写真を撮ってしまいました📷
■3日目【黒部五郎小屋→黒部五郎岳→北ノ俣岳→飛越・神岡新道】
最終日は、初日に肩までしか登っていなかった黒部五郎岳に登頂し、快晴のお天気でこれまた絶景!遠くの立山、劔、白馬三山まで見渡せました!
山頂では、初日の神岡新道の木道過ぎで追い越された方(沢たびで登って、沢下り等、とんでもないコースで説明も困難😁)と再開し、またお話することができました
「北ノ俣岳への稜線 ここ登りたくないもん!ここの沢を下る」と言って笑って下山されていきました
確かに・・・赤木岳、北ノ俣岳への登り返しは辛かった💦
しかも、ここから神岡新道→飛越新道を下山しなきゃいけない
北ノ俣岳避難小屋手前でまた雨が降ってきて、水場で補給&食事をするため分岐から避難小屋(現在は使用禁止)へ
避難小屋横でテントでビバークされている…なるほど
私たちは翌日用事があるため下山しなければいけないのだ
結局、登山口まで30分の休憩ポイントまで誰にも会わず、2人で忍耐の下山
主に下りですが、ぬかるみが多い上に途中アップダウンもあり、最後はヘトヘトになりました😂
オリンピックの4連休、台風🌪が近づいていて天気予報もコロコロ変わります。家でのんびりするか山にこもるか悩みながら、北アルプスのテン泊予約状況をみていました。
たまたま見ていたら、黒部五郎小屋の予約ができた。これは、山に行けという事と理解し、前日に決定。
登山口を、折立にするか飛越にするか悩んだが、noriが早く帰宅できないとの事で、交通規制がない飛越を選択。
急に決まった山旅のため準備に時間がかかります。毎度の事だが、喧嘩しながらなんとか出発。
登山口に着くと、半袖パジャマできたため寒い。パッキングした寝袋をだすのもめんどくさいため、車に敷いてあるラバーシートで仮眠。ま、それなりに寝れた。
【1日目】
登山初日は、寝不足と重い荷物と暑さと飛越からのぬかるみ道で、バテました。テント場には、16時到着と小屋に連絡してあったが、大幅に遅延しそう。雨🌧にもあい。雷💥もなり、もう真っ暗になり、歩く元気がなく黒部カールでビバークしょうかと小屋に連絡相談した所、体力があるなら遅くなってもいいので、おこし下さいと言われ、なんとか到着。小屋の灯り💡が見えた時には半泣き。
テントに入り、お腹が減っているのだが、眠くて眠くて目があかない。少し食べたらいつの間にかねてました。いつもなら、がっつくのだが、、、。
【2日目】
よ〜く寝た。
起きてトイレまで歩くと、意外と歩けそう。
下山する体力を温存するため、どこも行かずに停滞日にしょうと思ったが、やはり勿体ない。
計画では、鷲羽と水晶に行こうとしていた。ま、鷲羽まで行って、時間と体力と天気で考えようと思った。
鷲羽を登り、今回は水晶諦めた。計画を断念するのは初めてだが、諦める事も大切と思った。
テント🏕に帰宅して、すぐ雨が降ったので、諦めてよかったと思った。
【最終日】
1日目に、登ってない黒部五郎岳を目指し頑張る。1日目は黒部カールと途中から真っ暗だったので、少し新鮮。しかし、登りは辛いな。
北ノ俣岳からの、下は長かった。しつこいくらい。ブヨ?も多く、顔と耳に数カ所刺されて、腫れあがった。
【まとめ】
初めての2泊3日のテント泊をしたが、お風呂に入れない事や、自分に体力がない事がよくわかった。そして、北アルプスにいる人は、みんな山が好きで体力もあって元気と思った。私より明らかに年配の方も、元気と思った。
いつになるかわからないが、水晶に行く時には、2泊3日か3泊4日でテント泊ではなく小屋泊🏠にしたいと思った。
帰宅してすぐは、電気のありがたみが感じられた。冷蔵庫、お風呂など。
ほか、家族とペット🐈の存在も。
コメント
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天気に恵まれ何よりです。
さて、負けてられませんな〜〜〜〜〜
久しぶりの北アルプス、やっぱりいいですね〜
1泊省略できるんですが、キツいです💦
メジャーと違うルートで登るのも良いかもしれません
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