山行記録: 苗場山

記録ID: 3398076

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無雪期ピークハント／縦走

谷川・武尊

苗場山

1999年08月12日(木) [日帰り]

新潟県長野県

nabekuni その他1人

GPS: --:--
距離: 13.3km
登り: 1,224m
下り: 1,218m

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コースタイム

日帰り

山行: 5:50
休憩: 1:40
合計: 7:30

6:45

20分

祓川登山口駐車場

7:05

30分

和田小屋登山口

7:35

7:40

25分

六合目

8:05

8:15

40分

下ノ芝

8:55

9:05

15分

上ノ芝

9:20

15分

神楽ヶ峰

9:35

9:45

45分

雷清水

10:30

11:05

40分

苗場山

11:45

11:50

15分

雷清水

12:05

15分

神楽ヶ峰

12:20

35分

上ノ芝

12:55

13:10

15分

下ノ芝

13:25

25分

六合目

13:50

14:00

15分

和田小屋登山口

14:15

祓川登山口駐車場

天候	曇りのち雨
アクセス	利用交通機関：自家用車かぐらスキー場に駐車アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	危険箇所なし
その他周辺情報	草津温泉・大滝の湯

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感想

nabekuni

8月12日　晴れのち豪雨のち曇り
　君津1450-2000越後湯沢2100-2210かぐらみつまたスキー場

　午前中食料を買い、すっかり山行の準備完了。でも功刀さんは午後になりそうとのこと。
　1400頃功刀さんから連絡があり、やっと仕事が終わったとのこと。荷物を積み込み、ガソリンを満タンにして出発。
　功刀さん宅で功刀さんと荷物を載せて出発。アクアライン経由で関越を目指す。アクアラインは相変わらずガラガラだったが、首都高の料金所で4km渋滞があった。でも渋滞はこれだけで、あとは順調に走行出来た。
　君津を出る時は快晴だったが、関越に乗る頃曇って来て、埼玉では土砂降りになってしまった。予報では曇りだったが、熱帯低気圧が近づいており、大気が不安定で雨が降りやすい天気がしばらく続くとのこと。がっかりだ。
　谷川岳PAで谷川岳の地下水を10㍑補給した。関越トンネルを抜けたら、天気が良くなっていることを祈ったが、やはり雨だった。
　湯沢ICで高速を降りるころには雨は止んでいた。越後湯沢駅前の福寿庵というソバ屋で山菜ソバの夕食を食べ、共同浴場「山の湯」で温泉につかった。ここは2100まで開いている。
　山の湯を後にし、国道17号線のコンビニで明日の朝食を調達し、かぐらスキー場へ向かう。
　17号線を東京方面に走り、芝原トンネルを過ぎて、矢木沢トンネルの手前を右折してかぐらスキー場へ向かう。分岐点には「苗場山登山口」の標識があるので迷わないが、夜なので標識を見逃さないように気を付ける必要がある。
　林道の最後2～3kmは急な未舗装の山道で、暗闇のなかガードレールの無い池に落ちそうになったが、 2210地図にあった町営第2駐車場に到着。先客の車は5～6台ほど。地図には100台置けるとあったが、 20～30台のようだ。
　天気が良ければテントを張ろうと思ったが、雨が降っているので、ビールと水割りを飲んでそのまま車の中で仮眠。今夜は大流星群の出現する日なのだが残念だ。
　　　　　　　君　津　　　　1450
　　　　　　　越後湯沢駅(着)2000 ＞ 250km
　　　　　　　山の湯(発)　　2100 ＞食事と温泉
　　　　　　　かぐらスキー場　2210 ＞ 37km
　
8月13日　曇りのち雨
　かぐらスキー場0645(20)0705和田小屋0705(30)0735 6合目0740(25)0805下ノ芝0815(40)0855上ノ芝0905(15)0920神楽ヶ峰0920(15)0935雷清水0945(45)1030苗場山頂1105(40)1145雷清水1150(15)1205神楽ヶ峰1205(15)1220上ノ芝1220(35)1255下ノ芝1310(15)1325 6合目1325(25)1350和田小屋1400(15)1415かぐらスキー場(計5:50)

　あまり良く眠れず、何度も目を覚ましたが雨は降っていなかった。
　0530起床。夕べ湯沢のコンビニで買ったおにぎりとコーヒーの朝食をとり、出発の準備をしていると次々に車やタクシーが上がってくる。ここより上まで行く車もあった。
　0645駐車場を出発。登ってみると道路は和田小屋まで続いており、タクシーが何台も我々を追い越して行く。地図では町営駐車場までとなっているが、実際は和田小屋まで行けるのだ。20分掛かって和田小屋に到着。でもちょうど良いウォーミングアップと思って納得しよう。
　和田小屋のあるゴンドラリフトの山頂駅周辺には車が20台ほど置けるスペースがあり、マイカーが10台位置いてあった。さっきタクシーで上がってきた30人ほどのパーティーが準備体操をしていた。
　和田小屋前のゲレンデを少し登って斜めに横切ると、本格的な山道になった。樹林帯の湿っぽい道をひたすら登る。
　ずっと曇り空だったが、下ノ芝あたりから青空が広がって来た。
　最後のリフトの終点の少し上が中ノ芝で、この辺から樹林が切れ、開けて涼しい風が吹いている。気温はずっと20℃前後、気持ちの良い空気だ。
　上ノ芝あたりでまた雲ってしまった。神楽ヶ峰からは一気に100mくらい下っている。
　神楽ヶ峰の先の水場はチョロチョロだが、冷たくて美味しい水だった。水場の少し先が最低鞍部になっており、しばらくお花畑が続いていて目を楽しませてくれる。その先はかなりの急登になっており、登りきると湿原のある山頂部に出た。山頂は広い湿原で池塘もある。ビールで乾杯していると雨が降って来たので、山頂の山小屋・遊仙閣に入ろうとしたが、すぐに止んでしまった。苗場山の三角点は小屋の裏手にあった。これで百名山46座目をGET！
　下山の途中、上ノ芝でオコジョを見た。大変人なつこく、逃げるどころか近づいて来た。エサをねだっているようだ。プレーリードッグのように立ち上がるなど、しぐさがとてもかわいい。
　生きているのを見たのは初めてだった。ペットにしたいくらいだ。オコジョに会えただけでも今回来た甲斐があった。
　途中右膝が痛くなったが、どうにか下山した。車に辿り着き、靴を脱いで写真を撮ったところでついに雨が降ってきた。山行中降られなくてラッキーだった。
　湯沢ICから関越に乗り沼田ICで降りて、今夜のキャンプ用の食料を調達。市内のスーパーSATYでバーベキューの材料を買った。そういえば去年功刀さんと光岳に行った時も飯田市内のSATYだった。何かの因縁だろうか？
　沼田市街から国道145号線(ロマンチック街道というらしいが、どこが・・・・という感じ)を草津に向かう。途中雨が降ったり止んだり、土砂降りになったりで、今夜のキャンプが不安になる。
　草津高原オートキャンプ場は草津温泉街の2kmほど手前にあった。着いた時は雨が降っていたので、少し待って小降りになってから設営した。ここは道路の両側にキャンプサイトがあり、車はサイトの前の道路に縦列駐車する方式で、サイトの広さは5m×6mほどでまずまずだが、駐車が少し狭い感じがしたが水はけが良くなかなか良いサイトだ。お盆休みなので場内はたくさんのキャンパーで賑わっていた。
　設営が終わったら、取りあえず風呂である。キャンプ場にはキャンパー専用の温泉があった。流石に温泉地である。でもせっかく草津に来たのだから、温泉街に行ってみたいので、受付で紹介された「大滝の湯」に出かけた。ここは草津でも最大級の温泉で、大勢の客で賑わっていた。
　山登りの後の温泉は最高である。
　温泉からテントに帰り、外でバーベキューをしようと準備を始めたら雨が降り出した。急いで道具をテント内に撤収したら、やがて大雨になってしまった。当分止みそうもないので仕方なくテント内で食べる事にした。2バーナーやテーブル、椅子は使えないので、山用のガスバーナーとフライパンでのバーベキューになった。オートキャンプ気分から山岳キャンプ気分に早変わりだが、元々山屋なのでどうという事は無い。テント内で火を使うと真冬でもTシャツ一枚なのに、今は真夏。いくら高原とはいえ、テント内は猛烈に暑いので裸で食べたが、非常に旨かった。今度、真冬のキャンプでもやってみようか。でもテントに焼き肉の臭いが付いてしまいそうだ。食事の片づけをして2200過ぎに就寝。外は曇り。
　　　　　　　かぐらスキー場　1430　
　　　　　　　沼田SATY(発)　1615 ＞129km
　　　　　　　草津高原AC場　1740　