晩夏の赤岩尾根から鹿島槍ケ岳を歩いてきた



- GPS
- 55:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,055m
コースタイム
(二日目)民宿6:40−7:00大冷橋(おおつめたはし)登山口7:15−8:35西股出合−
10:45高千穂平(2,049m)11:00−11:35(大休止)
−12:10冷乗越(つめたのっこし)−13:15冷池山荘(つべたいけ)
(三日目)冷池山荘−布引山−鹿島槍ケ岳南峰−冷池山荘−爺ケ岳中峰−
種池山荘(大休止)−柏原新道−14:45扇沢出合ー
15:00扇沢バスステーション15:30−大糸線信濃大町駅−養老の滝で一杯
天候 | 一日目 晴れ 二日目 晴れ 午後からガス 夜中は雨 三日目 早朝は雨と風とガス 午前中 曇り晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岩尾根 問題なし 柏原新道 特に問題なし |
写真
感想
(二日目)
朝、民宿の女将さんに見送られ、ご主人に大冷橋(おおつめたはし)登山口まで車で送っていただいた。
宿のご主人の話では、この赤岩尾根から鹿島槍ケ岳を登る人は少ないそうです。
急登が続くのとアクセスが悪いので扇沢からのなだらかな柏原林道を登るルートが主流になっているとのこと。
まあ初日は冷池山荘に泊るだけの楽な計画なのでゆっくり行けば問題なし。
大冷橋登山口で登山届を提出し準備体操をして西股出合手前のトンネルまで林道を歩く。
朝方まで降っていた雨もあがり晴れてきた。しかし午後はガスと雨の予想。
高千穂平までゆっくり登り、昼食はさらに登り見晴らしの良い場所でとる。
途中で大規模な崩落の音が聞こえてきた。左手の2つぐらい向こうの筋のようだ。
その崩落はなかなか収まらず長く続いた。
冷乗越の標識が見えてきた。ここまでくれば冷池山荘はもう少し。
かなり早く到着したので部屋へ荷物を置いた後、ビールを買って談話室で雑談。
かなりの人が大声で山談義をしている。5時には夕食の声がかかり早めの食事。
食事後は部屋で楽しい雑談。8時15分には消灯。早っ!
(三日目)
昨夜遅くから振り出した雨と濃いガスが早朝の気温をかなり下げていた。
携帯の温度計は3℃を指している。雨具とスパッツの完全防備で出発。
布引山手前で猛烈な風でガスと雲が流れていく。
ブロッケン現象が発生!
西洋ではあまり良い現象ではないと考えられていましたが、まあ日本では吉兆と考えます。
雨はやんできたが風は冷たく雨具を脱がずにちょうど良い。
布引山山頂を経由して鹿島槍ケ岳南峰に到着。
雨は上がり、雲も切れ太陽が顔をだしてくると気温もぐっと上昇し暖かくなった。
頂上付近はガスっているが、西には剱岳、立山がきれいに見える。
北は鹿島槍北峰と雪渓、五竜岳へと続く稜線、さらに白馬岳が見える。
久しぶりの3,000m級からの眺望、雲がはるか下に見え山々の稜線と目の高さがほぼ一緒。
気持ちいいな!
しばし360度の眺望を満喫した後はもときた道を下り爺ケ岳を目指す。
爺ケ岳は三つの頂からなる山でした。北は登り禁止、南を主に皆さん登ってました。
が、中峰が一番高いのか?中峰を登りました。
あとは種池山荘でラーメン(@800)で大休止し、扇沢へ柏原新道を下ります。
あっと言うまの3日間だったけど北アルプス入門コースとして、
雰囲気を十分楽しめる山行、人気があるのも頷ける鹿島槍ケ岳でした。
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