快晴の焼岳 (中の湯バス停-北峰-上高地へ↓)

2021年08月06日(金) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,213m
• 下り: 1,027m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:10

5:10 中の湯バス停
5:52 6:04 中の湯温泉
6:13 新中の湯登山口
7:48 7:54 広場
9:10 9:15 南峰北峰の鞍部
9:24 10:05 焼岳北峰
11:09 中尾峠
11:25 11:45 焼岳小屋
11:48 新中尾峠
12:00 長ハシゴ
13:25 上高地焼岳登山口
13:25 西穂高岳登山口
13:44 田代橋
14:04 14:10 河童橋
14:20 上高地バスターミナル
14:20 ゴール地点

天候

快晴　私の登山史上、3本の指に入るぐらいの好天でした。
焼岳北峰でも半そで機能性アンダーと長Tシャツだけで40分滞在可能
この日松本市の気温　最高35.7　最低21.8

アクセス

利用交通機関：

バス

往復とも大阪から高速バス　(行き・夜行、帰り・昼行便)

コース状況／危険箇所等

よく整備されていますが、北峰下の下山路分岐から中尾登山道分岐まで、ザレザレの滑りやすい急坂なのでスリップにご注意。

写真

木曜日の夜に梅田(大阪)を出発

上高地手前の中の湯バス停で下車、登山口へ

R158を10分ほど戻り旧国道へ入る

旧道を40分ほど登って中の湯観光旅館へ

旅館の北隅から登山道スタート

つづら折れの旧国道(右)をショートカットする

登山口には「ここは現役の火山です」と注意多数!

登山道にありがちな廃車、ここのは車種不明だ

出だしから木段、石段の急登を登ってゆく

巨木のオブジェ、こうなってから何十年たつのだろう?

樹間から本峰(前山)がチラッと見えた

広場と呼ばれる休憩適地で、天気は何とかなりそうだ

広場から先も結構な登りが続く(大汗)

南峰(立入禁止)と北峰の鞍部をめざして登る

遠くに見える乗鞍岳の高さに近づいてきた!

伊吹山と同じで鞍部が見えてから遠い(息が続かない!)

鞍部で火山湖を見る、ここは魔女の瞳とか呼ばんのかな?

登山道すぐ脇からガスが噴出、本物の火山だ

切り立った溶岩のガケ下を北峰へむかう

平日登山だが金曜なので多数の方が北峰で休憩!

ヘロヘロで焼岳北峰到着、かつてない好天だ

何と穂高が全部見える、中央少し右が前穂高、やや左が奥穂

よーく見るとロープウェイが西穂高へ上がってゆく

遠くに薬師岳の姿、ここも行きたい山の一つだ

穂高を前に行動食三色だんごを投入(北アでもそれかいっ)

雲海のかなたに白山をのぞむ

好天にご満悦のオヤヂ、撮影ありがとうございました

上高地へ下山、まず焼岳小屋をめざす

ザレザレの滑りやすい道をゆっくり降りる

下山途中に槍ヶ岳、左肩に槍ヶ岳山荘がみえている

下界に上高地帝国ホテル(赤屋根)やバスセンタ(中央)が

箱庭のような景色の中を焼岳小屋へ向かう

花を眺めて進む、ちょうどアザミの最盛期

下りの癒しスポット光ごけ、背景の山は笠ヶ岳だ

森の中にポツンと焼岳小屋、昔からの山小屋スタイル

ここでカレーパン昼食、サポートはファミマおにぎりだ

小屋からしばらくは笹をかき分けて進む

下り核心部のスラブ、鎖を張ってない側が降りやすい

名物長ハシゴ、昨年までのひん曲がってた2段目は交換済

金剛山カヤンボ谷も仰天4連ハシゴ、他に各種ハシゴあり

滑りやすい鉄の桟道も安全対策されている

ふたつ目の木橋を渡れば上高地も近い

長かった登山道からようやく林道へ

快晴の上高地を河童橋にむけて進む

西穂独標(左小突起)からジャンまで全部見えって珍しい!!

明神と河童橋を眺めつつ、名ごり惜しいが行程終了

帰りのバスが平湯を通過、かつてない好天の山行だった

バスの車窓に大きな虹が! 夏の安全登山を祈願し帰阪した

感想

tsnet

ご覧いただきありがとうございます。

今回は夏期休暇を分割して取り、夜行高速バス利用で焼岳に行ってきました。下山は上高地へ降りて当日の大阪行き昼行便に乗る、夜行日帰りのパターンです。

今さらですが、私は焼岳を含む上高地や穂高周辺へ行き始めてから40年近くたつものの、じつは昨年が初めての焼岳登山でした。
今までは、穂高などへ行く途中にバスから見える山、という程度にしか思っていなかったのですが、初めて登ってみて、このエリアでは唯一の活火山ということで、火山性ガスが噴出する鳴動や勢い、またいおう臭など「活きている山」の迫力に圧倒されました。また眺望のすばらしさもあって、機会があればまた訪れたいと思っていたところです。

今回の山行は、台風10号が接近するほか、予想天気図をみると日本の周りに熱帯低気圧が4つもあって「眺望は絶望的な状況」でした(汗)
バスの予約が取れているのでとりあえず行ってみよう・・的に出発したのですが、現地は私の登山史上1、2を争うほどの晴れっぷりとなり(驚)今までに見たことがなかったほどの絶景のなか、夏山シーズン初の楽しい山行となりました。
もっとも、今回で晴れ運を使い果たしてしまった感もあるのですが(笑)今シーズンもこの勢いで、安全に楽しく山行を重ねていきたいと思います。

コメント

riepico

tsnetさん

こんばんは（^^）
２年前の夏全く同じ行程で、バスで中の湯〜焼岳〜上高地ルートを登ったことがあります。
高速バスで１人ポツーンと中の湯に降ろされたら、ひたすら車道を歩いて中の湯旅館へ。ここまでで１時間、登山口に立った時点で既に疲れていましたが
でも公共交通機関だからこそ、上高地へ縦走できるというメリットも大きいと思っています。
お天気最高で良かったですね

tsnet

おはようございます、お立ち寄りありがとうございます。

週末は鳥海山行き おつかれさまでした。関西からなかなか行きにくいエリアでも
サクサクいってしまうところ、さすが riepicoさんです!

焼岳行き、今回は天候に恵まれました。周辺で穂高方面の眺望が良いところというと福地山とか蝶ヶ岳とかありますが、アクセスが良くて手軽に登れ、晴れさえすれば鉄板コース、というのは焼岳が一番ではないでしょうか。

梅田からバスに乗れば、最初に降りるのが中の湯停留所というのは便利ですが、あの旧国道を小一時間、ポツンと一人歩いて登山口まで行くのはホント疲れますよね・・もう少し近ければ(笑)

でも、好天であれば疲れも吹っ飛び「来てよかった」と思います。
マイカーもいいですが、公共交通機関利用で帰りの梅田行バス乗り場があり、いろいろな観光施設もある上高地へ降りられるのも利点といえそうです。
また機会があれば「お手軽穂高展望台」の焼岳へ行ってみたいと思います。