白神山地 タカクラ沢の沢登りと言うか、スラブでボロボロの崖登り(笑)
- GPS
- 06:52
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 666m
- 下り
- 702m
コースタイム
07:29 鬼川辺沢に出て、そのままタカクラ沢へ
07:31 一つ目の堰堤
07:37 二つ目の堰堤
09:52 崖に取付き開始
12:24 登山道に詰め上がり
昼食・休憩
13:00 登山道で下山開始
13:45 ミズナラの巨木
14:13 登山口
14:13 駐車場 到着
天候 | 曇りのち一瞬小雨のちチラッと晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
津軽峠方面へ車で向かい沢の入口の道幅が広いところに駐車させてもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※ アクアグリーンビレッジANMONにトイレはあります。 ※ 登山口周辺にはコンビニなどはありませんので、弘前市内で買い物等は済ませてください。 ※ 今回のルートの登りは一般の登山道ではありませんので、興味本位で立ち入らない方が無難です。 ※ タカクラ沢の上部はボロボロともろいスラブの崖ですので、非常に落石に対する注意が必要です。 あまり大人数での山行は不向きかと思います。 ※ 下山後の温泉 滞在型温泉宿泊施設 グリーンパーク もりのいずみ かけ流しの温泉 「村いちの湯」 大人350円 シャンプー・ボディーソープ類の備付けはありません。 http://www.kumagera.net/facillties/mori.html |
写真
感想
当初、土日は仕事の予定でしたので、前々から行きたいと思っていた、
同人の方に出ていた森吉山の九階の滝方面の山行には参加できませんでした。
ところが仕事はなんとか土曜日で終わらせる事ができ、夜移動で森吉に行こうかとも思いましたが、
雨雲レーダーの予報を見ると、夜からドッヒャーっと雨が降るようでしたので、アッサリ却下(笑)
そこでどこに行こうか考えていたところ、先週とは逆のパターンでY君からのお誘いメールの着信あり。
何か考えはありますか?との問いかけでしたので、あれこれと案を返信したんですが全て却下(笑)
少人数ならではのタカクラ沢に行きたいとの事。
私はまだ未経験の沢でしたので、先週と同様に即決!
タカクラ沢は、同人メンバーがだいたい年に一回は行っている沢で、
写真を見る限りではツルンとしたスラブの沢と、ボロボロスラブの過激な崖登りの印象がある所でした。
今年に入ってY君が一回連れて行ってもらい、
その時に2〜3人でないと崖を登っている時の落石が危ないと言われたそうです。
だから今回二人で行く気になったそうですが、本当にこの二人で行けるのか少しの不安はありましたが、
最近成長著しいY君とですから、なんとかなるさ!のノリで出発しました。
しかし、その少しの不安と軽めのノリは、
次々と滝をクリアーして行くY君の姿を見ていると、安心に変わっていきました。
長身を活かし、ホールドを探り、厳しいと感じているそうですが、
ひょいひょいクリアーして行きます。
本当に成長著しい期待の星ですね!
でも、さすがの期待の星でも厳しい所はあるもんで(笑)
そこは倒木を使ってみたり、一か所だけですがハーケンを足場にしたりしたのも事実ですw
まー、こんな悪知恵と言うか、手抜き案はスルスルッと私が出しちゃうんですがね(^^ゞ
そんな感じで二人で知恵と技術を出し合って登っていったんですが、
今回初めてアンザイレンで二人交互にトップで登って行くスタカットを実践しました。
これは誰が言い出したわけでもなく、自然にその形になって登って行ったんですが、
とても効率的で緊張感と一旦休憩ができるので、いい方法だと思いました。
これをやるには、二人揃ってそれなりの技術を持ち合わせていないといけないと思うのですが、
なんとかそれなりに登りきる事ができたので、その自己満足も味わえた山行となりました。
まあ、あくまでも そ れ な り ですけどね (^^ゞ
今回も突然山行でしたが楽しい山行をすることができました。
成長著しいY君には、これからもドンドン技術を習得して行って欲しいと願うところですが、
あのさー、まずはヌンチャクを買おうよ。
ロープやハンマーを買って、めっちゃ効きそうなハーケンを入手しても、ヌンチャクが無ければダメじゃん(大笑い)
前回の登攀とルート比較してみると500m地点で既に別ルートに入ってましたね。
「前回と違いますよー」と分岐当初から言ってましたけど、やっぱりその通りでした。
総合として今回のルートの方が過激だったと思います。
本格的にザイルを使い始めた550m付近?あたりから休み処が全くなしw
しかも斜度とクラックの脆さ&落石の逃げ道の無さw
30mザイル(途中+20mロープ追加しても使ってますが)で5−6ピッチ?
くらいなのですが、時間は結構費やしました^^;
(決してビレイでモタモタしてたとかではないと思います。主観ですが)
かなり早いペースでスラブに取りついたのですが、そこをクリアするだけで+1時間でしたw しかも効率的にツーマンセルで動いてたのにねw
下山時に大スラブ眺望を見て
「こんなとこ登るのってホントバカっだね」と二人で大笑いしてましたw
とても充実の沢登り(??バリエーションルート)でした。
そしてスラブ登りの印象が強すぎて前半の滝登りの記憶がすっかり飛ぶのでした・・。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する