将棊頭山、木曽駒ヶ岳 桂小場から

2021年08月07日(土) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 22.4km
• 登り: 2,053m
• 下り: 2,041m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:13

4:52 桂小場
5:55 5:58 野田場
6:12 6:13 横山道分岐
6:25 6:25 白川分岐
6:45 6:57 大樽小屋
7:05 7:07 胸突八丁（信大コース分岐）
7:45 7:56 津嶋神社
8:18 8:18 胸突の頭
9:01 9:08 将棊頭山
9:24 9:28 遭難記念碑（聖職の碑）
9:41 9:42 黒沢分岐
10:18 10:22 馬ノ背分岐
10:32 10:37 木曽駒ヶ岳
10:41 10:44 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
10:52 10:53 馬ノ背分岐
11:20 11:21 濃ヶ池
11:33 11:33 濃ヶ池分岐
11:47 11:47 遭難記念碑（聖職の碑）
11:55 11:59 西駒山荘
12:00 12:00 水場
12:10 12:10 胸突の頭
12:18 12:19 津嶋神社
12:33 12:33 胸突八丁（信大コース分岐）
12:38 12:39 大樽小屋
12:48 12:48 白川分岐
12:57 12:57 横山道分岐
13:08 13:18 野田場
14:05 桂小場

天候

晴れ　気温14〜22℃　風速6m/s程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂小場の登山口は15台位駐車可能。その付近の路駐区間等は15台位か？
4:30で6台駐車していた。

コース状況／危険箇所等

危険箇所無し。全体的に素晴らしく整備されている。
・桂小場〜胸突ノ頭：樹林帯。とても整備されていて、斜度も緩く一定。水場は、ブドウの泉とその少し手前に1箇所、その他、ブドウの泉から1時間位先の野田場あたりに1箇所。
・胸突ノ頭〜将棊頭山：森林限界。道は良い。美しい稜線の景色や南アルプス、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山が見える。西駒山荘付近はコマクサがあります。
・将棊頭山〜木曽駒ヶ岳：一部の区間で刈り取られたハイマツの枝が出ているが、気を付けてよけていけば問題ない程度。一部の方はタイツに穴が開いたり足をぶつけたりしていたようです。中岳への分岐点を中岳方面へ20m程度進んだところで、ライチョウの親子発見。親1羽と雛3羽。復路ではさらに別の親子を確認。このあたりがライチョウの密度が高そう。驚かさないように注意してください。
・復路では、途中で濃ヶ池へコルからバリエーショーンで斜面と雨裂を利用して下っています。この区間、雨裂の脇の斜面はお花畑です。足場はザレ場で滑りますし、そこそこの斜度ですので、利用しないでください。
・西駒山荘は2年ぶりに7/10から営業していました。

その他周辺情報

小黒川PAのスマートインターチェンジへ向かう途中で産直市場グリーンファームがありますが、果物や野菜がものすごく安く、しかも種類が豊富で品質が良いです。産直市場の前には、かき氷や少し変わったフルーツドリンク、ピザなどを売っているキッチンカーがありますが、ここで買ったレモンとザクロのジュース300円がかなりおいしかったです。良心的な価格で、良い仕事をしていて好感が持てます。

写真

8/7 4:50

台風の影響で、南アルプス✖、白山も✖。
中央アルプス北部、さらに東側斜面からならば雨雲も稜線で引っ掛かり、届かない可能性が高いだろうということで桂小場から木曽駒ヶ岳までのコースとしました。このコースは、大樽避難小屋と有人の西駒山荘、頂上木曽小屋、駒ヶ岳頂上山荘もあり、将棊頭山の少し手前までは樹林帯のため、荒天時でも比較的安全なコースです。しかも家から2時間弱！！めちゃくちゃ恵まれています。駐車場は4:30で6台でした。

8/7 4:51

さあ、登りましょう。
実は、このコース、無雪期は初めてです。

8/7 5:09

ブドウの泉が最初の水場かと思っていたら、その少し手前にもの凄い水量の水場が！！

8/7 5:12

そしてこちらがブドウの泉。この標高でこの冷たさでおいしい水は本当に珍しいと思います。本当に良い水です。なんでも130年前から出ているとか。葡萄の蔓があったことが名前の由来だそうです。

8/7 5:14

フシグロセンノウ

8/7 5:36

道は素晴らしく良いです。素晴らしい整備です。しかも斜度が一定で緩い！！これほどの登山道を作るには、どれほどの方々のご尽力があったのだろう。本当に感謝感謝です。

8/7 5:41

8/7 5:59

そしてこれが最後の水場です。ブドウの泉から1時間位でしょうか。

8/7 6:12

8/7 6:30

8/7 6:39

8/7 6:45

大樽避難小屋

8/7 6:45

内部はこんな感じです。

8/7 8:23

茶臼山が恰好良いです。
今回は時間的に厳しいので登りません。

8/7 8:24

8/7 8:26

8/7 8:27

行者岩
この辺の標識はすべてケース付き！！

8/7 8:31

岩々を行きます

8/7 8:31

8/7 8:33

振りかえります

8/7 8:33

8/7 8:34

これから行く稜線

8/7 8:36

8/7 8:36

8/7 8:43

8/7 8:54

8/7 8:56

8/7 8:56

行く先

8/7 8:57

ヤクシソウ

8/7 9:02

将棊頭山山頂。

8/7 9:04

8/7 9:10

8/7 9:13

8/7 9:19

8/7 9:20

とり天？

8/7 9:22

今日はあの先の木曽駒ヶ岳まで行きたい！！
このトレイルを進んで。

8/7 9:23

しかし、ここでお嫁様（そう呼べと命令されている）、ダウン・・・。いつもの高山病か？。コースタイム1.5位になってるし。
もうダメ。引き返から、あんただけ行って戻ってきてとのこと。少し悩むが、別行動となりました。
さあ、少し飛ばして、すぐに合流しよう。

8/7 9:52

振りかえると美しい稜線が伸びていました

8/7 9:53

進み先のトレイルが美しい

8/7 10:01

すると・・・中岳との分岐点付近で、なんと！！

8/7 10:20

ライチョウの親子に遭遇！！本当にいる！！
中央アルプスにライチョウだ！！

8/7 10:20

そして、なんと雛も！！3羽もいました。
今回の目的の1つが達成されました。

8/7 10:20

お母さんがクークーと呼んでいますが

8/7 10:21

雛たちは元気いっぱいで餌を食べたり、走り回って言うことを聞いていないような感じでした。
そして、復路で同じ場所で、さらにもう1組の親子がいました。
なんとか、この中央アルプスで増えていってほしい。
切に、本当に切に願います。

8/7 10:23

タカネツメクサ

8/7 10:28

8/7 10:30

木曽駒ヶ岳山頂が近づいてきました。
山頂は人だかりでした。

8/7 10:33

山頂です。

8/7 10:34

8/7 10:35

頂上木曽小屋をのぞきます。
以前、この小屋にお世話になりましたが、この小屋の食堂からは夕陽が見えるんです。そして山頂もめちゃくちゃ近いので、山頂で夕陽もご来光も見えるんです。
朝食、夕食もお客の都合最優先で、「ごはんは、じっくり楽しんでからでいいから」と！！
本当におすすめです。

8/7 10:35

そして

8/7 10:39

ここからは駒ヶ岳頂上山荘へ

8/7 10:43

駒ヶ岳頂上山荘

8/7 10:43

テント、結構多いですが、今日は雷雨かも。台風近づいてますし、大丈夫なのかなあ

8/7 10:59

ヨツバシオガマ

8/7 11:13

濃ヶ池が見え、ちょっと寄ってみたくなった

8/7 11:13

ここを降りていこう！！

8/7 11:15

少し斜面を降りて

8/7 11:19

振りかえります

8/7 11:19

この指先の斜面と雨裂を降りてきました。
バリなので、お勧めしません。
結構な斜面とザレでしたので。

8/7 11:19

8/7 11:22

ミヤマリンドウ

8/7 11:22

久々に見ました。濃ヶ池

8/7 11:22

8/7 11:22

シナノオトギリ

8/7 11:26

8/7 11:27

8/7 11:28

少し急いでお嫁様（そう呼べと命令されている）に合流します。

8/7 11:48

すると往路では気付かなかった聖職の碑がありました。
手を合わせます。

8/7 11:57

西駒山荘と

8/7 11:58

石室。小屋から50mくらいのところに水量の多い水場があるそうです。

8/7 11:56

ここではコマクサがありました。
一度絶滅したものを移植して復活させているとのこと。
ライチョウと一緒ですね。こちらも頑張ってほしい。

8/7 11:59

8/7 12:08

馬返しあたりでお嫁様と合流できました。
良かった。思った以上に先に進んでいたので、少しビックリ。

8/7 13:50

ヤマジノホトトギス

8/7 13:54

なんと、これも、ケースあり。

8/7 14:07

お嫁様、まだ頭が痛いらしいが頑張ります。

8/7 14:07

駐車場は10台以上に増えてました。

8/7 14:08

！！あれれ？こちらのケースは何かが噛んでいて動きません。
ケース式なのは間違いありませんが。

8/7 14:48

小黒川PAへの通り道に産直市場グリーンファームがありましたので寄ってみると、野菜も果物も安くて種類が多く品質もよいものばかり！！
ここ、かなり素晴らしいです。

8/7 14:49

すると、ここで「ゴロゴロッ」と雷が！！
こりゃやばい雲だ！！

8/7 14:50

最後にここで

8/7 14:51

おいしいジュースを買いました

8/7 14:54

こっちもか！！やばそうだ。

8/7 14:54

中央も南アルプスも雲雲でした。
おしまい。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

防寒着（モンベルウィックロンジオサーマルロング） ウィックロンクール半袖 モンベルトレール短パン モンベルカーフガード アームガード モンベル防寒防風手袋 サロモントレランシューズ（スピードクロス５） ザック(グラナイトギアクラウン２の38Lを雨蓋 フレーム抜き800ｇ) 非常食（柿の種とクッキーパワーバランス） 水3L（内1Ｌはお嫁様分で１L消費） 地図（地形図） ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5を2個） 予備電池 GPS(ガーミンmap66sを2個) カメラ（TG-6） 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ ココヘリ ツェルト（juzaのＥＭシェルター） サングラス パン２個（1個はお嫁様分） おにぎり（お嫁様分） バナナ5本 シナノトレランポール115 アミノバイタルゼリー4個 レインウェア 総重量10.0ｋg