午前6時、二口キャンプ場下の駐車場。
釣り師や先行者の車があるかと思いましたが一番乗りでした。
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8/7 6:28
午前6時、二口キャンプ場下の駐車場。
釣り師や先行者の車があるかと思いましたが一番乗りでした。
駐車場の脇から二口峡谷遊歩道へ。
左手の赤い橋が架かっている川が大行沢です。
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8/7 6:29
駐車場の脇から二口峡谷遊歩道へ。
左手の赤い橋が架かっている川が大行沢です。
入渓までのアプローチは1分と素晴らしいロケーション。
赤茶けた粘土っぽい岩質で、噂どおり良く滑ります。
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8/7 6:32
入渓までのアプローチは1分と素晴らしいロケーション。
赤茶けた粘土っぽい岩質で、噂どおり良く滑ります。
すぐに苔むした両岸が迫ってきます。
流れは穏やかで水も冷たくないのでプレッシャーはありません。
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8/7 6:36
すぐに苔むした両岸が迫ってきます。
流れは穏やかで水も冷たくないのでプレッシャーはありません。
へつり天国(地獄?)のスタートです。
うっすらとマタギステップがついているものの、ぎりぎりの傾斜に加えてあまりフリクションの効かない岩質、落ちてもさほど冷たくない淵と、緊張感と安心感のバランスがとれていて楽しい。
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8/7 6:39
へつり天国(地獄?)のスタートです。
うっすらとマタギステップがついているものの、ぎりぎりの傾斜に加えてあまりフリクションの効かない岩質、落ちてもさほど冷たくない淵と、緊張感と安心感のバランスがとれていて楽しい。
「全く水に浸かってはいけない」という条件なら厳しいと思いますが、泳ぎ可ならどんどんイケます。
取り付きに手足がなくちょっと苦労する場面も。
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8/7 6:53
「全く水に浸かってはいけない」という条件なら厳しいと思いますが、泳ぎ可ならどんどんイケます。
取り付きに手足がなくちょっと苦労する場面も。
ヘつるも水線突破も自由。思いのままに。
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8/7 7:06
ヘつるも水線突破も自由。思いのままに。
ここの滝はやや難しめ。
左岸のバンド状のヌメる手足を慎重に選んでヘつっていき、水流の右側を縦に上がりました。
後続はお助けひもで泳いで取り付き、直登しました。
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8/7 7:10
ここの滝はやや難しめ。
左岸のバンド状のヌメる手足を慎重に選んでヘつっていき、水流の右側を縦に上がりました。
後続はお助けひもで泳いで取り付き、直登しました。
一時間ほどでゴルジュ帯を抜け、青い小屋のあるところへ。
登山道が近くを走っているのが感じられます。
ゴルジュ省略の場合はここから入るのかな。
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8/7 7:24
一時間ほどでゴルジュ帯を抜け、青い小屋のあるところへ。
登山道が近くを走っているのが感じられます。
ゴルジュ省略の場合はここから入るのかな。
しばらくは開けた渓相が続きます。
とにかくヌメるので油断ならぬ・・・
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8/7 7:31
しばらくは開けた渓相が続きます。
とにかくヌメるので油断ならぬ・・・
こういうところは癒されます。
曇りで日が降りてこないのが残念。
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8/7 7:44
こういうところは癒されます。
曇りで日が降りてこないのが残念。
見事な断崖の奥に駒留の滝。
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8/7 7:54
見事な断崖の奥に駒留の滝。
「登るとしたら水流左から?」
今回はあまり下調べをしてきていないので滝の攻略法はほぼ行き当たりばったりです。
こうやって弱点を探すのも沢登りの楽しさ。
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8/7 7:56
「登るとしたら水流左から?」
今回はあまり下調べをしてきていないので滝の攻略法はほぼ行き当たりばったりです。
こうやって弱点を探すのも沢登りの楽しさ。
とはいえ、時間もかかりそうなのと左岸に明瞭な巻き道があることから、検討時間1分で巻きます。
踏み跡は明瞭で簡単に巻けました。
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8/7 7:58
とはいえ、時間もかかりそうなのと左岸に明瞭な巻き道があることから、検討時間1分で巻きます。
踏み跡は明瞭で簡単に巻けました。
まるで古代遺跡のような石壁。
巨石のゴーロ帯が続きます。
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8/7 8:03
まるで古代遺跡のような石壁。
巨石のゴーロ帯が続きます。
ゴーロの飽きてきた頃に梯子滝の二俣。下山時に京伴沢という名前の沢だと判明。
とりあえず滝つぼを目指します。
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8/7 9:01
ゴーロの飽きてきた頃に梯子滝の二俣。下山時に京伴沢という名前の沢だと判明。
とりあえず滝つぼを目指します。
簾状のきれいな滝でした。この滝はヌメりがなく、案外快適そうでした。登らないけど。
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8/7 9:05
簾状のきれいな滝でした。この滝はヌメりがなく、案外快適そうでした。登らないけど。
大行沢に戻ってしばらくしたところで幅広の滝。
ここは左手の斜上バンド沿いに登ります。
スタンス多めで難しくはないものの、ヌメりがキツくてちょっと怖い。
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8/7 9:33
大行沢に戻ってしばらくしたところで幅広の滝。
ここは左手の斜上バンド沿いに登ります。
スタンス多めで難しくはないものの、ヌメりがキツくてちょっと怖い。
二段目の滝は右手の黒光りしたところを登りました。
特にヌメりがキツくて、ちょっとでも外傾したホールドは踏めない持てない・・・
今回の遡行で一番怖かった滝です。残置ハーケンが2枚ありました。
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8/7 9:43
二段目の滝は右手の黒光りしたところを登りました。
特にヌメりがキツくて、ちょっとでも外傾したホールドは踏めない持てない・・・
今回の遡行で一番怖かった滝です。残置ハーケンが2枚ありました。
難所を超えてさらに30分ほどゴーロをこなすと段々と穏やかになってきます。
いい加減天国が待ち遠しいメンバー。そろそろか、そろそろか、と期待が高まる。
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8/7 10:13
難所を超えてさらに30分ほどゴーロをこなすと段々と穏やかになってきます。
いい加減天国が待ち遠しいメンバー。そろそろか、そろそろか、と期待が高まる。
恐怖の滝から1時間弱でようやくそれらしきナメ地帯に。
霧雨のような雨が降ったり止んだりのあいにくの天気ですが、この緑と茶色の景色はやはり良いものです。
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8/7 10:48
恐怖の滝から1時間弱でようやくそれらしきナメ地帯に。
霧雨のような雨が降ったり止んだりのあいにくの天気ですが、この緑と茶色の景色はやはり良いものです。
優しさ溢れるナメ滝。
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8/7 10:57
優しさ溢れるナメ滝。
30分ほどで堰堤上の滝がかかる三俣に到着。ここが登山道の徒渉地点です。
複雑に沢が入り込んでいて、カケス沢の同定に手間取る手間取る。
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8/7 11:00
30分ほどで堰堤上の滝がかかる三俣に到着。ここが登山道の徒渉地点です。
複雑に沢が入り込んでいて、カケス沢の同定に手間取る手間取る。
登山道にあがったところに北石橋("きたしゃっきょう"と読むらしい)の看板が。
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8/7 11:08
登山道にあがったところに北石橋("きたしゃっきょう"と読むらしい)の看板が。
登山道の左側を並走する廊下のような沢がカケス沢のようです。
ここはまるで舗装道路、登山道含め全行程中一番歩きやすい区間。
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8/7 11:12
登山道の左側を並走する廊下のような沢がカケス沢のようです。
ここはまるで舗装道路、登山道含め全行程中一番歩きやすい区間。
カケス沢分岐まで来て行程のほとんどが終わったと安心していたら、ここからが本番だと後から知ることに。次々と現れる小滝、登りやすいものばかりではありません。
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8/7 11:17
カケス沢分岐まで来て行程のほとんどが終わったと安心していたら、ここからが本番だと後から知ることに。次々と現れる小滝、登りやすいものばかりではありません。
こんな樋状の滝も。とにかくヌメりがいやらしい。
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8/7 11:20
こんな樋状の滝も。とにかくヌメりがいやらしい。
ここは左岸巻きもしくはルンゼから直登。ここから落口へのトラバースが微妙でした。
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8/7 11:25
ここは左岸巻きもしくはルンゼから直登。ここから落口へのトラバースが微妙でした。
これでもかと現れる小滝。
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8/7 11:41
これでもかと現れる小滝。
この小さな釜の滝は釜の中に足がないのでショルダーで上げました。ラストはやむなく力ずくで引き上げ。意外と時間がかかりました。
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8/7 11:54
この小さな釜の滝は釜の中に足がないのでショルダーで上げました。ラストはやむなく力ずくで引き上げ。意外と時間がかかりました。
この先も数えきれないくらいの滝また滝。ヌメる壁を突っ張り続けて突っ張り筋がプルプルします。
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8/7 11:58
この先も数えきれないくらいの滝また滝。ヌメる壁を突っ張り続けて突っ張り筋がプルプルします。
ここは左岸巻き。この後の2段の滝は右岸からまとめて巻きか左岸直登で行きました。巻きもトラバースが草付きで結構厳しそうでした。
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8/7 12:10
ここは左岸巻き。この後の2段の滝は右岸からまとめて巻きか左岸直登で行きました。巻きもトラバースが草付きで結構厳しそうでした。
厳しい巻きが続いたので、左岸が緩くなったこのあたりで登山道にエスケープするメンバーと二手に分かれます。
この先は特に難しい滝はありませんでした。
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8/7 12:18
厳しい巻きが続いたので、左岸が緩くなったこのあたりで登山道にエスケープするメンバーと二手に分かれます。
この先は特に難しい滝はありませんでした。
登り始めて6時間、北石橋に出ました。
自然が作り出した不思議な造形、思わず歓声が上がります。
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8/7 12:33
登り始めて6時間、北石橋に出ました。
自然が作り出した不思議な造形、思わず歓声が上がります。
登山道に上がった残りのメンバーをしばらく待つも、「沢に降りて登り返すのが嫌」ということで二人だけの到達記念写真。
大量のアブブヨにたかられじっとしていられません。
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8/7 13:00
登山道に上がった残りのメンバーをしばらく待つも、「沢に降りて登り返すのが嫌」ということで二人だけの到達記念写真。
大量のアブブヨにたかられじっとしていられません。
ここから登山道へは藪化しつつある踏み跡を一気に上がります。たまに混ざっているアザミが痛い。
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8/7 13:02
ここから登山道へは藪化しつつある踏み跡を一気に上がります。たまに混ざっているアザミが痛い。
登山道で待っていたメンバーと合流し下山開始。東北らしいブナの純林を歩いて行きます。
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8/7 13:15
登山道で待っていたメンバーと合流し下山開始。東北らしいブナの純林を歩いて行きます。
大行沢の分岐まで戻ると、2名のPTが上がってくるところでした。
この日会ったのはこのPTのみ。釣り師や一般登山者の姿もなく静かな沢でした。
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8/7 13:32
大行沢の分岐まで戻ると、2名のPTが上がってくるところでした。
この日会ったのはこのPTのみ。釣り師や一般登山者の姿もなく静かな沢でした。
一般登山道ですが、一部ロープの急登もあります。
沢側は崖になっているところも多く、危険な部類だと思いました。
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8/7 13:48
一般登山道ですが、一部ロープの急登もあります。
沢側は崖になっているところも多く、危険な部類だと思いました。
看板によれば北石橋から本小屋まで6.4km。地味に長くかなり飽きます。
崩壊した橋を過ぎると、右手に道路が見えてきます。
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8/7 14:41
看板によれば北石橋から本小屋まで6.4km。地味に長くかなり飽きます。
崩壊した橋を過ぎると、右手に道路が見えてきます。
道路が見えてから合流するまでは、駐車場を少し行き過ぎるのがもどかしい。もしかしたらショートカットがあったのかもしれません。
登山口から車道を2,3分歩いて駐車場に戻りました。
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8/7 15:01
道路が見えてから合流するまでは、駐車場を少し行き過ぎるのがもどかしい。もしかしたらショートカットがあったのかもしれません。
登山口から車道を2,3分歩いて駐車場に戻りました。
コース概念図。
「北石橋を見て、小東岳、大東岳を踏んで一周してくるルートもあるなぁ」なんて甘い考えでした。
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8/7 15:03
コース概念図。
「北石橋を見て、小東岳、大東岳を踏んで一周してくるルートもあるなぁ」なんて甘い考えでした。
帰り際、名称秋保大滝を見学。あれだけ滝を登ってまだ滝を見に行く滝狂い。
見事な大滝でした。
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8/7 15:55
帰り際、名称秋保大滝を見学。あれだけ滝を登ってまだ滝を見に行く滝狂い。
見事な大滝でした。
下山風呂は秋保温泉の市太郎の湯、下山飯は仙台南IC近くの心温食堂へ。
味量ともに満足でした。
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8/7 18:16
下山風呂は秋保温泉の市太郎の湯、下山飯は仙台南IC近くの心温食堂へ。
味量ともに満足でした。
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