独標 意外と疲れる

2021年08月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 10.2km
• 登り: 679m
• 下り: 1,532m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:57

9:40 西穂高口
10:07 10:09 旧ボッカ道分岐
10:58 11:25 西穂山荘
11:41 11:41 西穂丸山
12:38 12:51 西穂独標
14:39 14:39 旧ボッカ道分岐
15:23 15:29 西穂高口
15:36 15:36 しらかば平駅
15:37 ゴール地点

新穂高第2ロープウエイしらかば平駅午前9時15分発に乗る。始発が8時15分。西穂高口駅の最終が16時45分。前泊を西穂高山荘にしないと西穂高岳へのピストンは無理だと思います。独標までならこれで余裕。

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

鍋平高原登山者用駐車場（1日300円）に停め、少し歩いて新穂高第2ロープウェイしらかば平駅から西穂高口へ。ここから西穂高、独標への登山が始まる。

コース状況／危険箇所等

独標まででしたが、登山道として整備され、道迷いはありません。

その他周辺情報

しらかば平駅前に神宝乃湯（かみたからのゆ）があり、車で少し平湯方面で行った道沿いにも登山者用温泉施設があります。が、いつものひらゆの森に行きました。今はコロナ禍で入場制限があり、玄関先で少し待ちました。お客さんは少な目でしたね。

写真

新穂高温泉に入る手前の国道475号線から一番見通しのよい場所で西穂高岳を捉えました。

一日目は新穂高温泉の手前にある中尾温泉、中尾高原ホテル風車に前泊。1泊朝食付で1万800円。ツインかつこの広さ。夕食は別途3500円の飛騨牛コース。凄く味付けがよかったです。口コミの評判も上々。コスパ最高。リピートしたい。スタッフはネパール人の方々です。山との共通性があるか。

続き。部屋付の風呂は温泉かけ流し。
難点は朝食が8時からです。ロープウエイの始発8時15分に間に合わず、9時15分発を利用しています。それでも、独標なら十分帰りのロープウエイ西穂高口駅の最終16時45分発には間に合います。

ホテル近くに焼岳の展望場所があります。温泉街は昔はペンションで賑わった感じですが、今は寂れています。

鍋平高原登山者用駐車場。国道475号線から新穂高温泉に入る直前に駐車場行の右折の標示があります。ここから2キロ以上先です。一番駅に近いところに停めました。本当ならもっと混雑しているのでしょうが。周辺には少し離れますが、多数の駐車場があります。

駅に向かうと途中に観光者用駐車場があります。料金が600円なんで、こちらに停めた方が駅に近いですね。

ロープウエイ西穂高口駅の4階は展望台。たまたま晴れて、西穂高岳が良く見えました。悪天気の予報で期待してなかったのでラッキーです。

圧巻の笠ヶ岳。目の前で見るのは初めてです。いつもは遠方から微かに眺めるだけでしたが、本当に笠の形をしています。展望台の売りはこちらにあるようです。写真屋さんもいてスマホで撮ってもらうサービスもあり。

勿論焼岳も。この日最高のビューはこれまで。

西穂高口から少し歩くと登山口に。標識に書いてあるように、ここからが本格的登山道です。西穂山荘へ行く道と考えていると誤りです。つまりそれなりに疲れる登山なんで。最初は下って、それから登っていきます。1時間半なんで汗も多くかきます。

木漏れ日の中を進む。山荘まで樹林帯。

高山植物のメッカ。はくさんふうろ

西穂高山荘に着き、どこから西穂高岳へ行く入り口があるのか探していたら見つけたニッコウキスゲ。

ようやく入り口を見つける。何のことはない、山荘への道は脇道で、山荘に寄らなければ、そのまま通り越してよかった。上の建物は東邦大学医学部西穂高診療所。

こんな感じの緩い登りを軽快に進みます。

直ぐに丸山。こんもりした山に標識。穏やかな縦走路。

幅広の大小の浮石の道。踏み跡を見てジグザグに進んが方が楽で安全ですね。

イワツメクサ。写っているトレッキングポールは帰りに1本折りました。カーボン製は弱いです。消耗品と割り切る。

次は木の階段。整備されてます。この上が独標と思っているとまだ先でした。偽頂上。

イワギキョウかチシマギキョウ。

登る手前が鎖場。3点支持で登ります。周辺はガスっています。何も見えず。周囲は10名程度。中年の男性2名はこれから西穂高へ行くとか。往復3時間程度かかり、帰りのロープウエイに乗れないのではないかと思いしたが、手を振って別れました。ここから先はいきなり絶壁を降下。

帰りの登山道。

同じ。相変わらずガスってます。

西穂高山荘　反対側がテラス。戻って有名なラーメン食べようとしたら、2時でおしまいと言われ、がっかり。10分遅れただけなのに。

西穂高口に戻った時GPSアプリを切り忘れ、しらかば平駅でオフ。そこで二階建ゴンドラを撮りました。新しいゴンドラです。少し密気味でした。

感想

makotomoto

穂高岳は、北穂高、前穂高、奥穂高と順次つぶしていったので、最後に残った西穂高岳まで登ろうか思案中。とらえず、独標までなら初級者コースとも言われているんで、下見に行くこととしました。この時期六甲山を予定するもコロナ禍で電車を利用しての大阪、神戸はまずいと、急遽先月も行った穂高岳に変更。
独標までは軽いと聞いてましたが、西穂高口から独標まで往復6時間、途中慣れないと危険個所も少しあり、あまり甘くは見れないと思いました。6歳の子供も来てたので驚きました。先月吊尾根から奥穂へ行ったときに比べたら楽な方でした。
独標でガスって西穂高岳が見えなかったのは残念です。3000m級の山なんで天候は激しく変わり天気予報があてにならないので、これだけは運としか言いようがありません。
独標の先を進むには高台みたいになっている独標を下ることになります。下を見たら恐ろしく感じましたが、よく見ると安全に降りられるように整備されてました。ユーチューブもいくつか見てますが、感想は人それぞれです。2、3名のグループで行けば大丈夫な気もします。いつもソロなんで個人ガイドを頼もうかとも考えてるのですが・・・
山登りだけではなく、観光でロープウエイだけでも乗って西穂高口駅展望台から笠、西穂高、焼岳を眺めるのも最高です。