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記録ID: 342688
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

御嶽山 今年の宿題完了 継子岳

2013年09月09日(月) [日帰り]
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graveltrek その他1人
GPS
--:--
距離
10.9km
登り
1,253m
下り
1,254m

コースタイム

07:30 濁河登山口
10:12 飛騨頂上(五の池小屋)
11:07 継子岳頂上
12:00 四の池の滝口
12:54 三の池 神社
13:35 五の池小屋
15:43 濁河登山口
天候 登山開始時の登山口から見た山頂方面は晴れていた、しかしガスが上がってきて森林限界以上はガスで展望なし
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道41号飛騨小坂より濁河温泉方面へ
スズラン高原への分岐からは、幅員狭くカーブだらけの山道が30km近く続きます。
コース状況/
危険箇所等
整備された登山道で道標も多くあります
戻るのが面倒という理由で、三の池の祠から五の池小屋まで斜面を直登しましたが、三の池分岐まで戻って通常の登山道を利用した方が便利な気がしました。
07:30
登山口脇のトイレです
整備されたトイレですが、異物投入のイタズラで多大な維持費がかかっているそうです。
07:30
登山口脇のトイレです
整備されたトイレですが、異物投入のイタズラで多大な維持費がかかっているそうです。
07:30
登山口脇の水場
谷水と断り書きがあります、下山時に靴の泥を洗うのに都合の良い設備ですね
07:30
登山口脇の水場
谷水と断り書きがあります、下山時に靴の泥を洗うのに都合の良い設備ですね
09:14
黙々と登って、なかなか良いタイムです
09:14
黙々と登って、なかなか良いタイムです
ナナカマドの実は真っ赤に成っています
ナナカマドの実は真っ赤に成っています
10:12
飛騨頂上の五の池小屋到着
2時間45分程の行程でしたが、前回よりも45分近く短縮しました
10:12
飛騨頂上の五の池小屋到着
2時間45分程の行程でしたが、前回よりも45分近く短縮しました
イワカガミの葉は色付き始めています
1
イワカガミの葉は色付き始めています
飛騨頂上から継子岳にへの登山道
岩の洞門がありました
連れが通れたので、全ての登山者が通れる筈です
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飛騨頂上から継子岳にへの登山道
岩の洞門がありました
連れが通れたので、全ての登山者が通れる筈です
たかまがはら
チングルマ
継子岳の頂上近くの荒々しい岩場
継子岳の頂上近くの荒々しい岩場
針の山
アングルが悪くて迫力が無くてスイマセン
人為的に片岩が立てられていました
針の山
アングルが悪くて迫力が無くてスイマセン
人為的に片岩が立てられていました
11:07
継子岳頂上
北からガスが上がって来て、視界は無く残念でした
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11:07
継子岳頂上
北からガスが上がって来て、視界は無く残念でした
色付き始めているコマクサの株
色付き始めているコマクサの株
中には花の残っているコマクサも有る
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中には花の残っているコマクサも有る
四ノ池滝口近くから継子岳二峰を振り返る
四ノ池滝口近くから継子岳二峰を振り返る
四ノ池は湿原にも見える
四ノ池は湿原にも見える
12:00
四の池滝口の脇で昼ご飯
今日はドリップタイプのコーヒー
12:00
四の池滝口の脇で昼ご飯
今日はドリップタイプのコーヒー
湯を沸かして
パンをかじります
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パンをかじります
連れはバナナもかじりました
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連れはバナナもかじりました
12:33
四の池と三の池の間に有る尾根の分岐
12:33
四の池と三の池の間に有る尾根の分岐
三の池脇の分岐
三の池脇の龍神さま
三の池脇の龍神さま
13:34
五の池に戻って・・
皮肉なことにこの頃に成ってガスが切れました背後の山は摩利支天乗越
1
13:34
五の池に戻って・・
皮肉なことにこの頃に成ってガスが切れました背後の山は摩利支天乗越
13:36
下山開始
五の池小屋西側から継子岳を望む
13:36
下山開始
五の池小屋西側から継子岳を望む
登山口駐車場
平日は車が少なくてガラガラ
ここから一番近い旅館の立ち寄り湯に入って帰ります
登山口駐車場
平日は車が少なくてガラガラ
ここから一番近い旅館の立ち寄り湯に入って帰ります

感想

今年4回目の御嶽山。
前回まで御嶽山山行で、時間が無くて唯一登れなかった継子岳が、宿題をやり残した様な気になっていた。
今回やっと継子岳に登頂出来、今年の宿題が無事に完了した気分。

8月半ばの北アルプス山行 ↓ 以降天気に恵まれず、3週間以上山に行けなかった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325046.html
連れに至っては、8月初めの燕岳以来の2800m越えになる。

2人とも天気の悪い日にはスポーツジムに通って体力維持には気を使ってはいたが、実際の山歩きとはやはり別物だ。

7時30分、靴ひもを締めて登山口から飛騨頂上を目指して登りはじめる。
なんだか久しぶりで、私も連れも少し緊張気味だ。
登山口でちょうど一緒になったご夫婦がいらっしゃったが、自分たちのペースを見失わないように、少し言葉を交わしただけで、すぐに自分のペースで小さな歩幅でゆっくりゆっくり歩みを始めた。

急がずに心拍数も必要以上に上げないように歩いたら、自他共に認める汗かきのHandMが、汗もそんなにかかずに済んだ。
楽に登れる分、休憩も必要なくて、コースタイムよりも予想外に時間が短縮できた。
前回連れと登った時は、同じコースで3時間30分ほどかかったが、今回は随分楽に登れて、しかも3時間を切ってる。
飛騨頂上まで登って、500mlのペットボトルは、3分の1程飲んだだけ。
しかし、のどが渇いた気がしないし、実際渇きがない様だ。

五の池小屋で缶ビールを飲みながら、行動食のナッツをつまむ、決して御つまみに持って歩いている訳ではない。
早く到着出来た分、時間に余裕があるので、ゆっくり過ごした。
そのころ登山口で御一緒したご夫婦が到着された様子、HandM夫婦も山行を始めたころはあんな風だった。
御主人は尋常では無いほどの汗をかいておられた様子で、それもHandMとおんなじと思った。
なんて書いたら生意気なのは承知だけど、10か月ほどの山行で、随分体力が付いたと自負しておこう、まだまだ初心者を抜けられないのが寂しい。

飛騨頂上まで後30分程という頃、這い松の背が一段と低くなった頃から、北斜面沿いにガスが上がりはじめていた。
そのガスは飛騨頂上に着く頃にはすっかり空を覆い尽くしてしまった。
五の池小屋の小屋番の青年は、ガスはすぐに飛びますよと言ったが、結局下山するまでスッキリする事は無かった、残念である。

継子岳の針の山は期待外れの小ささで、少しがっかりしたが、継子岳から継子岳第2峰までの花畑は驚くほどのコマクサの大群落で圧巻だった、ただし花の時期はすでに終わり、随分遅れて咲いた個体が見られる位だ。
継子岳第2峰から四の池までの下りも、岩場とザレ場で楽しめた、結構な標高差があるので余計に楽しい。

後で分かった事だけど、あの針の山は継子岳から五の池小屋へ向かう方向で見ると、随分と見栄えがする様だ。

四の池から東斜面に落ちる滝口は、霧に包まれて居る事もあってとても幻想的だった。
霧の中から聞こえる水の落下する音は、この時期でさえ水量が十分に有る事を教えてくれているようだ。
ここのところの雨が、その源になってるのは間違いない。

滝口の脇で轟音を聞きながら簡単に昼食。
コーヒーをいれて、後はパンを食べるだけ、本当に簡単だ。

四の池と三の池を隔てている尾根に一旦登り返し、分岐を左へ行くと三の池を右手に見ながら、徐々に標高を下げながら南に向かい、三の池の祠のある場所に出る。
そこは開田高原からの登山道と黒沢口からの登山道が交わり、さらに二の池への道、五の池小屋への道、四の池への道とが重なりあうから非常に道標が多い、頭の中に地図が思い浮かばないと、迷うことになるだろう。
しかも、三の池避難小屋が分岐の真ん中に居座っている。

三の池の分岐から、三の池の祠までは目の前だが、祠から一旦分岐まで戻らないと、五の池小屋方面の登山道には行けない。
その少し戻るのが面倒で、祠から真上に見える五の池小屋目指して、ザレ場の斜面を登り始めた。

踏み跡は少しあるだけで、ほぼ踏んでない砂礫はすぐに崩れて足を滑らせる。
結構時間をかけて登り切った頃には、連れの顔には疲労の色が出ていた。

五の池小屋で休憩しながら下山の時間を予想してみる。
現在時刻が午後1時30分なので、2時間30分後の午後4時に下山完了と予測したが。

いつもよりゆっくりペースで、無理のない様にと歩いたら、やはり汗をかくことなく歩ける。
おかげで休憩の必要なく歩き続けて、2時間30分を切る時間で登山口に到着出来た。
とは言え、しっかり膝は痛くなりました。

濁河温泉の湯元館で日帰り温泉に入り、ゆっくり帰宅。
今日も楽しい山行が出来ました。

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