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Yamareco

記録ID: 3428890
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

オーボラ林道から鎌尾根へ

2005年10月24日(月) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 三重県 滋賀県
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GPS
--:--
距離
9.7km
登り
905m
下り
907m

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
0:50
合計
8:30
9:10
80
オーボラ橋
10:30
10
林道終点
10:40
70
ニゴリ谷出合
11:50
0
11:50
9:10
170
鎌ヶ岳
12:00
12:50
30
岳峠
13:20
30
防火線P
13:50
40
大洞ノ頭
14:30
30
林道出合
15:00
オーボラ橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2005年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2005年10月24日 09:28撮影 by  A5403CA, KDDI-CA
10/24 9:28
2005年10月24日 10:15撮影 by  A5403CA, KDDI-CA
10/24 10:15
2005年10月24日 11:52撮影 by  A5403CA, KDDI-CA
10/24 11:52
2005年10月24日 13:22撮影 by  A5403CA, KDDI-CA
10/24 13:22
撮影機器:

感想

鎌ヶ岳の山頂からニゴリ谷を見下ろしていると、鎌ヶ岳近くまで林道が延伸している光景が眺められる。国土地理院のネットでみられる地形図では、少し前までは、スカイラインのオーボラ谷出合から上部でオーポラ谷を渡るあたりで、林道の表示は止まっていましたが、いつからか、林道の表示は点線ながらもロクロ谷に接合するまでになっていた。むむ、これは林道の延伸工事がされたのか?と興味のあるところであったので、今日はオーボラ林道を終点まで歩き、ニゴリ谷を登り鎌尾根から白滝尾根を降下して大洞ノ頭からオーボラ谷源頭経由でオーボラ林道に戻る周回コースを歩くことにした。

野洲川ダムは相変わらず減水していて湖底近くの風景がよく見えているので、ひょっとして昔の家屋とか見えないかと気をつけながら車のガラス越しに見てみるものの、立木がパラパラとあるのみ。ダムは改修工事中であり、この減水も工事によるものなのかもしれない。大河原橋分岐を通過し、スカイラインから分かれてガードレール付きの橋が野洲川をまたいでいる分岐、これがオーボラ谷林道。
橋の名前には大坊ヶ谷うんぬんと記されていたので、現地名は大坊ヶ谷なのかもしれないが、大洞ノ頭を源に流れる谷なんだし、ここは大洞谷すなわちオーボラ谷だろうと自分なりにも解釈してみる。
そういうこともあってここでは、ガードレールの橋をオーボラ橋と呼ぶことにします。

前置きが長くなりましたが、前置きにリキが入ってしまい中身が淡泊になるのがイカンです。

9時にオーボラ橋横の空き地に車を置いて出発。昨日までのしぐれも収まって、青い空もチラッとのぞくまでに回復し、もう雨の心配はない。舗装された林道を順調に上っていくが、右へ1つ谷を分けて回り込んだところで早くも林道は陥没していて車は万事休す。オーボロ林道だ。

その先の林道痕には立派な雑木が道跡のど真ん中にニョキニョキ生えてる所があったりと、相当ほったらかしだと思います。とても、新規に延伸工事がされたとも思えません。なんで、国土地理院のネット上の地形図が最近書き換えられたのかよくわからない。
草木ボウボウに落石がゴロゴロで不快な林道探索ですが、まあ、雨乞岳が普段みれない真南からでーんと眺められたのは貴重だと思います。

そして、林道終盤に近づいて、カーブを曲がり突然、鎌が正面に見えて報われた気持ちになった。

林道終了地点に到達すると、右上の山腹に続く白い杭が見えたので、ひょっとして上部へ登れるかもしれません。
ここからロクロ谷の沢音は近く、すぐ下を流れているロクロ谷へ林を適当に1分降りると、ロクロ谷に降り立てる。降りしなに、二人連れが上流に向けて進まれるのとニアミスするが、気がつかなかったようだ。降り立った地点に目立たないが紫のヒモがあった。少し下流へ歩きニゴリ谷出合からニゴリ谷を詰めて行く。今日は、結構下部から上ってきたせいで、岳峠直下の詰めででバテてしまい、右からの最後の滝から岳峠まで3度も休憩してしまった。
鎌ヶ岳頂上に儀式のように登って、先ほどまで居たオーボロ林道を俯瞰して、岳峠へすぐに降りて飯。

飯は毎度のマルタイラーメンとマグナムドライ。12時45分、鎌尾根に向け発。鎌尾根ってこんなに熊ザサ多かったかと思いながら、基本的には高度を落としていく。ひょっとして、早い紅葉の風景が見られないかと少し期待していたけど、まだまだ早かったよう。衝立岩を滋賀県側から巻くことは学習済みで、防火線ピークと私的に称している白滝尾根の頭に着くと、丁寧な行き止まりの白木表示が今日はセットされていた。

その白滝尾根を下りはじめて直下の広い台地上の良い雰囲気の地点は、北寄りに歩くのが肝要で、下って下ってオーボロいやオーボラの頭(P916)着。雑木に覆われて展望が効かないので、地図をみてP801へ続く尾根を降りる。なんとなく踏み痕があり、紫のヒモもある。少し下って尾根の分岐では穴いっぱいの枯れ木がある方の左側尾根へ入って下る。
微妙に踏み痕も残り紫のヒモも点々と巻かれているので従って下っていくが、どうも尾根より西に降っているようである。ガレの右に沿って下る所あたりから藪が立て込んできてわからんようになり、右手の山腹へ尾根芯方向の藪にかろうじてあった踏み跡が突っ込んだ所で完全藪まみれにて終了、下方への急なルンゼ状の斜面を木々に頼っての木下りで注意深く降りて、オーボラ谷へ降り立った。下流にすぐ砂防ダムがあって右岸から越えた地点で紫のヒモと再会、ここまでどう続いていたのだろう?もう一つ下流に砂防ダムを同じく右岸から越えるところでスリップして右手掌を地面で突いてしまい石片で裂傷を負ってしまった。2日前に素手で山行していて左手を同じように裂傷していたので、今日は用心して軍手をはめていたにもかかわらずである。今後は、もっとしっかりした手袋を用意しないとイカンと思ったのでした。
オーボロ林道にはすぐに出合い下っていくと林道崩壊場所でヘルメットを被った人とすれ違う。その方の話では、1か月前までは崩壊してなかったとのこと、崩壊が進行中のオーボロ林道ですが、鎌尾根への変わったアプローチ道としては有益だと思います。

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