花の道後山〜久々の仲間とまったりさんぽ〜

2021年08月10日(火) [日帰り]

• GPS: 03:41
• 距離: 5.3km
• 登り: 274m
• 下り: 278m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:49
• 合計: 3:39

8:44 月見ヶ丘登山口
9:48 9:56 岩樋山
10:31 10:31 道後山
10:46 11:25 道後山（三角点）
11:30 11:31 道後山
12:22 12:23 月見ヶ丘登山口
12:23 ゴール地点

標高差も距離もあまり大きくない。手軽に登って気持ちのよい展望，夏の花々を楽しむことができます(^^)。

天候

曇り，時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山陽道〜岡山道〜中国道東城I．C．で下りて国道314号を通って現地へ。最後のアプローチは幅員が狭い。台風一過，月見ヶ丘駐車場までの道は木の葉や枝が多数落下。落ちた枝で車の底をズルズル擦りながらアプローチする。こんなときは車高の高い車がいいなあ。(T_T)

コース状況／危険箇所等

平日につき月見ヶ丘登山口の駐車場に先行車1台。登山道はよく整備されていて歩きやすい。来ていた友達も平行移動基調のコースに太鼓判。
大池や多里大山（持丸山）には回っていないのでどうなっているかは分かりません。💦

その他周辺情報

月見ヶ丘駐車場奥のキャンプ場。標高1000mは涼しそう。

写真

台風のため四国剣山一ノ森計画は中止。久々の旧友カルテットで広島の道後山へ。台風一過，空気が入れ替わり本当に涼しい朝になった。山はまだ雲の中。
月見ヶ丘の駐車場の標高は1070m。車でアプローチできる駐車場としては，中国地方随一か。気温は20℃ほどで超快適です。30℃に慣れていると寒いくらい。

しっとり（渓流？になった）登山口から出発。雨上がりの森は爽やか(^^)。

おっ！フシグロセンノウだ。後にも先にもこの花だけでした。「フシグロちゃん，見たいときにないんだよね。」友達もさっそく盛り上がってました。

登山口の主役はノブキのつぼみ。これからですな。

下の方にはツリフネソウ。黄色ばかり見ていたのでこの色は今年初。

友達撮影。「これなんなん？」「アキチョウジで〜す。」この辺りの花なら，県外の方よりは少しは分かります。(^^;)

ハエドクソウがちらちら。

ウツボグサもまだまだがんばっている。

「これは？」「たぶんキイチゴ。」

岩樋山の手前。空が開けた場所辺りからママコナ。剣山に行かなくてもここでも見ることができた。

ゆっくり，まったり登山。道後山への道中は雨がぱらついた。猫山もガスの中だった。歩き始めてからは全く降られず。
北西方向は中国山地の山なみが続く。「ええとこじゃなあ。」

山頂の草原にはイヨフウロがいっぱい。なかなか花が豊かな山。

「幸せを呼ぶ青いハチ」くんが道後山にもいました！ルリチュウレンジか。（運を使い果たしたか．．．。）

ノギク系。いっぱいあってよう分かりません。(T_T)

タテハの仲間，ヒオドシチョウ。羽根を広げるととても目立つオレンジ色。羽根を立てると木の皮と同じ地味な色で対照的。

おっ！猫山も姿を現しました。青空も見え始めた。

まったりと歩いて，本日の最高点，岩樋山1271m。360度の眺望に楽々上がれる。日が差すとぱっと明るくなるが暑くもなる。今日の太陽の加減はちょうどいい。

友達，マツムシソウを見つけた。今季初。道後山一帯にこれから咲き乱れます。(^^)

雫を纏ったツリガネニンジンが風に揺れる。しばらく風景を楽しみ次の道後山へいったん下る。

なだらかで歩きやすい道。「これならしんどくないわ〜。」友達も喜ぶ。

歩いて来た岩樋山を振り返る。山の端に雲を纏った比婆山系も見え始めた。

真っ青ではないが青空も。笹原がいいね。

アザミにはミツバチ多数。ザックの原色，アメちゃんパッケージの黄色などにも花と間違えて寄ってきます。

なだらかな丘（道後山の本峰）を越えて進む。道後山の高点は手前のこちら1271mのピーク。三角点と山頂標があるところは向こう側の1268mの丘。

道後山の三角点ピークです。恒例のポーズは何にする？なんやかんや言った割には，道後山の「胴！」。フツーになった．．．。写真撮っていただきありがとうございました。

ランチタイムにしましょう。コンビニおむすびでも山の上で食べるとウマウマ。飛んできたアゲハもウマウマ。

ワレモコウもそこら中にあります。いい感じ♪。

ヤマハハコとミツバチ。こっちもウマウマ。

どこのピークも360度の眺望。道後山系のたおやかな稜線と西方向の山々。

北側には多里大山。今日は行かないヨ。

東方向の山なみ。大山は雲の中に隠遁中。花見山，大佐山，三国山となじみのある備北の山々も見渡すことができた。

荒戸山。中国道の車窓からも分かる特徴的な形。鯉が窪の湿原にもおじゃましたい。

友達のザックにやってきたイチモンジチョウ。

こっちは羽根を閉じたときの方が派手です。チョウにもいろんなパターンがある。

すがすがしい高原の空気をしばし楽しみ下りる。巻き道を通る。比婆山方面，だいぶ見通せるようになった。

ミヤマシシウドを眺め。

元気よく咲いたゲンノショウコを愛で。

草むらのマムシくんに睨まれながら(T_T)。

あっという間に月見ヶ丘に戻る。まだまだ涼しい道後山。

エゾゼミの声が響く森。友達持参のハンモックをひっかけてかわりばんこにゆらゆら。大人2人乗っても大丈夫。耐荷重150kgなので4人は保証しません。

感想

satopan7

友達からのリクエスト，「平行移動」，「花がある」，「涼しい」。そんな都合のいいところがこの辺にあるかいなあ．．．。あった！道後山ならいいかも。ということで流れてしまった剣山計画のリベンジプランで道後山へ。
台風が過ぎた今朝の岡山は一気に涼しくなった。てんくら予想では道後山周辺の天気はあまりよろしくないようだ。まあ，猛烈に悪くはならないだろうと考えて4人で出発。駐車場までの最後のアプローチ，車道に落ちた枝をどかしながら月見ヶ丘まで上がった。
標高1070mの月見ヶ丘駐車場は一段と涼しい。この高さまで自動車で来ることができるのは，中国地方では数少ないところ。おかげで山頂までガツガツ登らなくてよい。上り返すような場所もあまりないから汗をかかない。快適な山のさんぽを楽しむことができるコースだ。
今日も，たおやかで動植物がいっぱいの豊かな自然が待ってくれていた。平日なのでハイカーもうんと少ない。しかし来ている皆さんとてもよい表情で歩いている姿が印象的だった。夏のすがすがしい花の三百名山をゆっくりと満喫した。

コメント

cfj24210

花、平行移動、涼など、ある訳ないだろ。わがまま言うな😡！を叶えて、みんな満足顔、なんて。
しかも写真メンバー、1人を除いて、外した時は😱😱怖い
さらに360度の展望と嵐の後の青空。
言わせてもらいます。
貴方は山プロフェッショナルG1です。

大雨のお盆の3連休。日光光徳の、もちろん誰一人いないミズナラの森のオープン別荘(東屋)で、おでんしてます。

satopan7

せっかくの機会なのでいろんなリクエストの集合部が道後山に重なったんですよ。眺望も動植物もいい。訪問者にもやさしい。いい山です。
お盆の連休，一部をのぞいてみなさんいじいじしているようです。大雨はどうにもならず，大きな被害のないことを祈るばかりです。そしてコロナも。
日光光徳のすてきな東屋は静かですか。楽しんでください。